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井月さんのお墓

過日駒ヶ根市へ行った折、井上井月のお墓を探しお参りしてきた。
井上井月は、長岡藩出身の俳人だが、伊那谷に30年漂流しながら生きて没した。
俳人の世界では芭蕉、一茶、山頭火の流れの中で、井月は一茶と山頭火の間を生きた人です。

昨年春、映画『ほかいびと 伊那の井月(せいげつ)』を見た時、伊那谷というところへ行きたいと思った。

登り坂下り坂

美しい

迷い迷い・・・この近くで道を聞くと30代くらいの男性が表まで出てきて、嬉しそうに道案内をしてくださった。

ありました

終焉の地

「降るとまで人には見せて花曇り」

大らかな田園の中に眠っていました。

参考サイト
井上井月顕彰会ホームページの中に
井月の墓の地図があります。

かんてんぱぱガーデン内にも一基句碑がありました。

「銭取らぬ水からくりや心太」(心太は”ところてん”とも)

80年にわたる井上井月顕彰会の功績は大きい。

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田部井さんの魅力


14日の朝焼け—-リビングの窓から。最近朝焼けがやけに綺麗です

6日、18時から開催の「田部井淳子さんトークと『怖いもの知らずの女たち 』コンサートin 駒ヶ根」
へ向かった。

毎回大入り満員という噂と、前売券ではなく当日先着順とのことで、早く出発。
当然1番で、暇人やなぁ~と感心しながら待つ。2番のご夫婦と談笑しながら楽しく過ごす。

田部井さんは癌については多くを語らず、ただ1点、
退院後10日目には山にいました・・・・今日・今ここにいることですべてを語っていた。

とにかく話術に引き込まれます。

「それでもわたしは山に登る」
近著ですから、ここにその生き方を知ることができるでしょう。
図書館で予約しました。

すっかり有名になった『怖れを知らぬ女たち』は、恥知らずの女たちと謙遜しておられましたが、
なかなか大したものです。
(「怖いもの知らずの女たち」 著者:吉永みち子 文庫版発売)

有意義な人生を送る人は、その努力も半端じゃないことを証明するコンサートでした。
舞台に立つ衣裳の三大鉄則は、開ける 透ける 光る・・・何のことかわかりますね?
田部井さんも”開ける”は小さかったですが、2度の舞台衣装に拍手喝さい。
夜の懇親会にはほかのメンバー4人は舞台衣装のままでしたが・・・田部井さんはもうパンツ姿でした。

予想より男性の観客も多かったです。
山愛好家が多いこともあるが、彼女の生き方に共感を持つ人が多いのだと思う。

入場料600円なり。
『東北の高校生を富士山に連れてゆく』と発足した富士登山資金に、寄付されました。

うつむく高校生が下山道では元気いっぱい! 「しんどかったけど来てよかった」と田部井さんの報告。
2013年7月2回目実施

明日に向かって生きる勇気に、2014年もささやかな支援をよろしく。

■【郵便振替口座】
 口座番号 00170-9-418320
 加入者名 東北の高校生の富士登山事務局

■お問い合わせ
 東北の高校生の富士登山事務局
 (株式会社山と溪谷社・日本山岳遺産基金内)
 TEL03-6744-1900 FAX03-6744-1928

余談
20時からの懇親会は、地元の農家のお母さんたちの手料理で盛り上がる

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こめはなや

こっふぇる梅太郎のハルハナ堂からの帰り道、三州街道(153号線)沿いの「こめはなや」さんにてランチ。

由緒ありそうな小野宿にあり、付近には本棟造りのお屋敷が並んでいます。

ちょっと奥まった入口

雑穀米や玄米を使った定食やカレー

もちろんカフェメニューもあります。
店頭には各地から取り寄せた自然食品やお茶などもあり。

ハルハナ堂の天然酵母パンを、土曜日限定で販売されています。
種類は多くはないようですが、お近くの方には便利。

食事を終えて店を出、敷地内におられた年配女性とひなたぼっこしながら、しばし立ち話。
オーナーのお婆さんでした。

穂高までさほど遠くには感じられず、のどかな一日でした。

紹介サイトを拝借
「こめはなや」

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こっふぇる梅さんお元気でした

南へ行く時は、伊那谷・箕輪町の「天然酵母 ぱん焼屋 ハルハナ堂」さん
かねがね立ち寄りたいと狙っていた。

12月7日ついに実現。まずはアクセス(上が北=松本方面)

153号線「沢上北」信号を西入る

道なりにカーブし、ガソリンスタンド「ENEOS」を過ぎて南下し(この道路は大型農道)

間もなく見える西北角「イホクリサイクルショップ」を西入る

この角にこの看板

2~3分ほど直進して北側(右側)・・・懐かしい立看板

お店の正面
鉄柱は、建築中に掘り起こした土の中から出たものを再利用。いい味出してる

ここが駐車場。

店内は穂高時代より小ぶりですが棚には、変わらない美味しいパンがどっさり載っかって。
土曜日の午前中なので親子連れなど混んでいました。

バルコニーにテーブル席があり、季節には山を眺めながらパンをかじれそう

左右に中央と南アルプスがど~んと居並び、のどかな田園地帯です。
店の前には畑があり念願の野菜作りも・・・お幸せそうです。

バタールとイチジクぱんとクリームぱんを買って帰りました。
穂高時代からの私の定番です。
相変わらず、ふわふわモチモチ酵母パン。

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豆腐マヨネーズ

穂高のお豆腐処 たもと屋さんで、もめんやきぬのお豆腐、厚揚げや豆乳を不定期で購入している。

午前中の店頭で出来立てホヤホヤを頂いてくる。
ここ半年くらい前から、きぬ豆腐でマヨネーズを手作りしている。

主に朝のサラダ用に1回ずつ作るので分量も作り方も適当・・・なので滑らかさには欠ける。
①豆腐の水分をとりボールに入れ、ゴムべらやスプーンの腹で摺り混ぜる(こし器ならなお良い)
②①に塩+こしょう+酢+好みでからしを加えて混ぜる(リンゴ酢やポン酢ならコクが出るように思う)
③オリーブオイルを少しずつ加えながらかき混ぜる
※豆乳がある時は少量入れることもある。

密閉容器で冷蔵庫保存なら4~5日は大丈夫。
スーパーマーケットのきぬ豆腐は柔らかめなので、おぼろ豆腐のほうが合いました。
出来れば昔ながらのお豆腐屋さんを見つけてください。

お豆腐処 たもと屋
電話:080-1234-1028(とうふや)
定休:日曜日
※豆乳は前日までに予約のこと

追記
青江覚峰著 「お寺ごはん」を参考に。
レシピサイトにも多数あるので参考にして、より滑らかなマヨネーズをどうぞ。

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やはり・・・

ここ数日続く朝焼けの雲

部屋中に吹き付ける消臭除菌剤。
発売当時から私は「ヤバイんじゃないの」派だった。
購入も使用もしたことない人間がとやかく言うのは憚れるが、直感としてあった。

有名人が面白おかしくCMで踊っているが、彼らはそれを愛用しているのだろうか?
疑問をもたないのだろうか?
小さな子供のいる家庭で、不安をもたないのだろうか?

やはりというか、ようやくというかその安全性に疑問の声があがった。

本の紹介  (新聞紙面から)
「体を壊す13の医薬品・生活用品・化粧品」幻冬舎新書 819円 2013/11/29刊

目次紹介には
お風呂の入浴剤、健康のために飲むサプリメント、美肌のためにコラーゲンサプリを飲む、
美白化粧品を使う、シャンプーで髪を洗うetc・・・・

著者は化学物質を研究し、取材を重ねている科学ジャーナリストだそうです。

早くはシックハウス症候群、食物アレルギーなど話題にあがっていた。
我が家は深刻な事態はなかったので、今まで使わないことでうち捨てていたが、
しかし、最近浴室の排水口のネットに残る毛髪が気になっていた。老化のせいだろうか?

そこで
洗髪のシャンプーとリンスを使用をやめてみた。もう2ケ月近くになる。
洗顔石鹸、昔からある無香料のごく普通の石鹸です。
洗顔も洗髪も同じ石鹸にし、リンス代わりはバージンオイル少々を、乾燥した頭皮と髪に薄く塗り、マッサージするのみに変更。

スキンバイブルバージンオイル

バージンオイルは随分前(おそらく10年前だろう)に購入してあったもので心配したが、
現在も販売されており2ケ月後の現在も肌に異常はない。
敏感肌の人やアレルギー体質の人に合うかどうかは分からない。
私はグローブのような肌だから比較検証の対象にはならん。

浴室排水口の抜け毛は減少傾向にある。
やれやれ期待出来そう

そうだ思い出した!
そう若くない頃40代前半?の一時期3年半、仲間とテニスを楽しんでいた。
日焼け対策もせぬまま夏も遊んでいた。
その結果、年を下ってシミが出来た。
その時に摺りこんでいたのが、このバージンオイルだった。今?
消えて久しい。

余談
写真のオイルは150ml 定価3000円だが、当時は化粧品店で2400円だった。今ならネット販売で1000円以下の格安である。
パッケージはないから消費期限は分からないし、この格安価格販売もどんなもんかなぁ?

早速ピオニー株式会社(容器に印刷の発売元)に問い合わせる。
・食品と違い特に消費期限は問題ないが、3年以内に使って・・・と記載はしている。
・直接販売でなくドラッグストアに卸しており、さらにネット通販されていること。
・現在でもこれから冬に向かって生産がふえる。
など説明があった。

効果があり異常もないので、冬の手足荒れにも利用しこのまま続行に決定!
本はamazonの中古価格になるのを待つ、、、、ケチやなぁ。

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坂のうえ

「坂の上の雲」が評判だったころに開業された手打ちうどん「坂のうえ」

この暖簾が好き

知人から仕入れた情報をもとに、アクセスを調べていざ出発。

    (Mapの上が北)

坂の上だとは予想したが、私にとっては急坂だった。
振り返れば

ここで急カーブ

ほい到着

左の道が昔からの生活道路。つまりおかみさんの子供の頃の通学道路だった。

店内には座卓とテーブル席がある。高齢者の方には嬉しい配慮だ。

襖にメニューの張り紙。天井にもメニューがペタ! 一昔前の家庭料理のお店のようだ。

鍋焼きうどんをオーダー
天ぷらが土鍋の蓋から顔を出すほどのボリューム!
なのに画像なし・・・

ガラスの向こうの縁側の日だまりが嬉しい。

ユニークな陶器の鉢。これは市販品でないと直感。
やはり娘さん作でした。

讃岐へ修行に行き夢をかなえたおかみさん。笑顔も素敵でした。
勿論シコシコ美味しかったですよ。
こんなに山の中でも美味しければお客は来ます。

余談
急坂で怖かったのは明科の山手にある「せっぷん道祖神」を探しに行った時以来でした。
ひぇ~2006年2月だったんだ!
2006年っていえば移住の翌年じゃん!
これを怖いもの知らずっていうんだね。
思い出深い事件?だったので桜塚のせっぷん道祖神をプレイバック。

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映画におそばに

標題と関係ないけど、見つけたお店の玄関マスコット

時折伺う映画館、塩尻東座

穂高からジムニーで1.5時間ほどかかる。
やっとまともに到着できるようになった。
地図派は不便である。がNAVI見ながらの運転はもっと危険である。

オーナーが厳選した映画を、名画座ばりに公開してくれる。
平日の観客は、1回あたりたいてい3~6人ほど。日曜日はきっと多いのだろうと思うが・・・・

今回のお題は「カルテット」
ダスティン・ホフマンの初監督作品でした。
一般公開が4月だったから、よくぞここまで引っ張ってくれて・・・と感謝しつつ劇場を出た。

展開よりも、オペラやクラシックなど音楽の素晴らしさと柔らかいロックの味付けもあり楽しかった。
映画は娯楽、楽しくなければね。

帰り道、朝日村に引っ越しされた「朝日そば ふじもり」さんへもやっと立ち寄れた。
久しぶりに、しかも当日最後の客として、おしゃべりばかりしていました。
十割そばと蕎麦の実ぞうすいを平らげて、遅いランチを。
お店の紹介は次回に。

余談1
さて朝日村に入ってから途中で道を聞いた畑にて。
周りには人っ子一人なしで作業中もうしわけなかったけど、耕作ブルで畑を耕している男性に声をかけた。

用事がすんで畑に転がるキャベツが目に入り、まさに今潰されようとしている現場だった。
ふたつ頂いてきました。
「こっちのまだ土に残っている方がいいせ」と引き抜いてくださり、やさしいー。
ありがとうございました。

余談2
ふじもりさんの玄関を開けた直後「あら~Oさん!」と帰りかけの女性客。
まんず久しぶりの豊科の知人が、若い男性と並んで立っているではないか!
ありゃ、やばい現場だったかと案ずれば、息子さんとのこと。
近々二人でカフェを開くそうで、その準備だとか。
開店通知をくださるそうだ。朝日村より豊科は近いので、迷わず行けそう。

余談3
今年はベルディ生誕200周年記念ということで、
9月公開で「椿姫ができるまで」という映画もあったらしい。どうも出遅れ感は否めない。

”ぴあ映画生活”から拝借すると
『フランスが誇る世界最高峰のオペラ歌手ナタリー・デセイが、演出家ジャン=フランソワ・シヴァディエと共にエクサン・プロヴァンス音楽祭のために製作した『椿姫』の裏側を捉えたドキュメンタリー。これまで幾度となく上演されてきた名作が、ふたりの類まれな感性のせめぎ合いで新たに生まれ変わっていく様を捉えたオペラファン必見の1作だ。』
だと。

長野市内のシネマポイントという映画館で12月21日~1月3日まで上映予定があるらしい。
生オペラは手が出ないが、映画なら鑑賞の価値ありでしょうな。

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初霜の朝

冷え込んだ朝、菜園の見回りに畑へ向かう道すがら
面白い現象に出くわした

実生の松の身長は20センチくらい。
松枯れ病のために伐採を迫られている赤松だが、幼子は美しい。

あれ、クモの巣が風に震えている。

手抜き感は否めないなぁ。

おみごと!

霜がまとわりついて、まるで凧糸で編んでいるよう。

「クモの巣」と呼ぶのは一般的だけど、古くから「クモの網」(くものい)とも呼んでいたらしい。

今日は濃霧の朝

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ちょっとえへんな話

変な話とちゃうよ。
すでに時間が経過し、時効扱いのエヘン話。

9月のスイストレッキングの写真展が10月開催された。
記念になるから応募しては?と勢いお誘いに乗り、画像5点をメールで送った。

その後、2点が入選(つまり飾ってあげる)の通知があり、入賞は勿論あり得ない。
42㎝×61㎝のパネルに仕上がり、めでたく松本の井上デパートの8階会場に、
枯れ木も賑わいのごとく飾っていただいた。

並いる大作の最後、出口付近にひっそりと2枚がたたずむ。

自宅に連絡があり、私の写真がご希望の方がおられるとのこと。
その後山の会の理事長さんがプリントして送って下さった。

私の過去ブログに掲載済みだから蛇足のようだけど・・・・
その1

「鉄道好きな孫にプレゼント」ということだったそうです。

信号と列車のライトの△が安定感があって私の好きな構図でした。

その2

早朝の散歩道から・・・遠くに映るマッターホルン。
「入院中のご主人の病室に届けたい」とのことでした。
スイス旅行を計画しておられたのでしょうか?

いえ、素人が何をとお笑いでしょうが、素直に嬉しかったです。

またとない幸せのお裾分け。