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神宮寺の襖絵


遠来のお客人を案内した、松本市浅間温泉にある神宮寺、

元は真言宗で今は臨済宗の寺院。山号は医王山。筑摩神社の神宮寺。
神宮寺(じんぐうじ)とは、神仏習合思想に基づき、神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂。


と硬い話は置いて

どど~んと紹介
本堂に入ると大きな部屋が3つに仕切られている
奥から「地獄絵」

その横には地獄出会う生き物たち?

松本地方から見えるアルプス赤絵?

可愛いお顔の涅槃像と飛天

「十六羅漢之図 一九八八年十二月末日 謹寫」 寫(しゃ)の文字は正確かどうか?

羅漢さんはいつだか会ったことがあるなぁ、このおじさんおばさん・・・というお顔

道祖神もあり

この襖絵は「原爆の図」で有名な丸木位里さん俊さん夫妻の合作で、
神宮寺の改築に際し描かれたそうだ
ご住職はともかく、檀家のみなさんの勇気ある決断・・・と感じ入った

ご夫婦のお寺での合作は広島の淨国寺本堂に壁画があります。

参考:
新まつもと物語

アクセス
やまびこ道路から浅間温泉に入る。かなり細い道になるので要注意です

※本堂で作品展などの催事がある時は襖絵は見られません。
事前確認したほうがいいでしょう
FAX:0263-46-3919
ホームページはリニューアル中

付録:
庭の石像。この顔大好き。作者は分からなかったが、ここで個展をされた方の作品だと思う

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インド思い出:仏式結婚式


初めて経験した珍しい仏式の結婚式

仏教徒が国民の数パーセントという国にあっては、やはり見聞きすることは珍しい。
カーストに嫌気をさした民衆のなかには、仏教に転向する傾向は僅少ではあるがあります。

午後に新郎のお宅へ招待され、お食事会

スリランカのお坊さんがお経をあげることになっているので、当方のご住職は来賓席、私は末席に。

中央のお坊さんが取り仕切り役

夕刻から改めてホテルで結婚式があるという

15年前位だったか宿泊したサールナートのホテル「ツーリストバンガロー」
中庭で朝食が食べられるホテルだった

そのホテルの庭園で仏式結婚式があり、ご住職の縁で招待され珍しい経験ができた。
以前泊まったベナレス郊外の「HOTEL DO PARIS」(映画「深い河」のスタッフが滞在したホテルだった)
ここでどえらい規模の結婚式に遭遇し、ごちそう攻めだった。勿論飛び込みそしてフリー

それに比べると仏教徒のそれは質素だ

まずは博物館前の広場で、盛上げ隊の演奏が続く

羨ましいな~という感じ

バナナの皮で作った皿にサモサをのっけて、食べ放題

行進は遺跡公園を過ぎホテルにやっと到着

まだまだ始まらない。

まだ始まらない

やっと新郎新婦が席につく

そしてセレモニーが始まった
スリランカの僧侶が長~い挨拶をするも、さっぱり分からないが座って聞く。

待ちくたびれたころ記念撮影

最後は館内でささやかなお食事を頂いて帰路についた

すべてが”インディアン タイム”
いつ始まるのか分からないというのは不思議だ。
招待客はじっと談笑しながら待っている

住職の教訓
「待って待ってお腹が空いたところで頂くと、なんでも美味しい。感謝も深い」

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インド思い出:ベナレス4


安全安心のゲストハウスへ案内してくれたのは、ここのオーナーだった

サールナートへ戻る日の午前中に訪問

インド人ヨガの先生はMr.VIKAS
約束の合流場所から彼はバイクで、我々はリクシャーで追いかける。途中はぐれたが道を聞きながら数分後に再会。

OSHO MEDITATION YOGA CENTER
細い路地にその建物はある

同行の一善君はダンスが趣味であり、小学生を教えているそうだ

そのためか体が柔らかくVIKAS先生のスタイルをまねて実践

自宅に教室を開設しており、師匠の名前がOSHO

帰宅後ネットで見ると・・・
http://www.osho.com/main.cfm?Area=Magazine&Sub1Menu=OshoIntro&Sub2Menu=WhoAmI&Language=Japanese

禅やhaikuなどの文字が見える。日本にも教室があるから、つまりフランチャイズってところか。
西洋人や日本人の生徒の写真もあったから、ベナレスで修行している外国人がいるのだろう。
我々みたいな飛び込み組も・・・

ヨガや瞑想については全くわからない

サールナートに戻るためのリクシャーを手配してくれたので、観光客プライスより安く100Rs200円で住職のお寺へ。

途中長~い列車を発見。
昔カルカッタからサールナートへ行った時やベナレスからダージリンへ向かった夜行列車を思い出した

あんな自由な一人旅はもうできないかもしれないな
数年内に、今年積み残したラダックへ行けるといいのだが、さてどうだろう?

ベナレスは今はヴァラナシと表記、カルカッタはコルカタ。
デリー空港はえらく立派になっていた。国内線ターミナルが国際線に併設されるようだが、”インドタイム”のこといつ完成するかわからないそうだ。
ゆくゆくはヴァラナシ空港も建て替えになるだろう。

忘れ難しベナレス

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インド思い出:べナレス3


聖なるガンジス河に祈りをささげる光のイベント

満月のその夜盛大に行われた

河のそばにしつらえられた祭壇

光に浮かぶ寺院?

その日はガンジス河近くのゲストハウスに滞在していた。
旅行中の中日なので、事前の計画ではちょっとリッチなホテルでゆっくりしたかった。
ところが、サールナート滞在先のご住職が心配した配慮は、教え子を通じたガート近くの安全ゲストハウスだった

韓国人マダムと超マッチョのインド人夫が経営する「BABA GUEST HOUSE」

なんとも庶民的な・・・

しかし食事は韓国料理が食べられて美味しかった。
ジュースもチャイもラッシー(乳酸菌ドリンク)も濃度が高くまったりしていた。
なかでも一押しは「ホット・レモン・ジンジャー・ハニージュース」

しかししかし

長期滞在者が多いためか下着の洗濯物が平然と・・・。これにはまいった!

日本の若者滞在者が多かったはずだ。こういうことだったのだ

ガートでしつこい若者が「ばば?」「ばば!」というから
「あんたにばば呼ばわりされる筋合いはないもんね!」

しまった、BABAホテルに泊まっているのか?と聞いていたのだった
でもまともにつきあっていると、どうせ「いくらだい?いいホテル教えるよ」とバックマージン稼ごうとするんだから・・・

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インド思い出:ベナレス2


ご来光ボートの船上からガートを見る

観光客の目などいっこうに意に介することなく・・・
旅の連れがインド初めてなので、久しぶりに明け方のボートを調達することにした

午前5時半、ホテルを出てガートに降りると、客引き青年が「一人100Rs」だという。

日本人観光客プライスなら50RSと踏んで駆け引きをする。
ボートの船頭に聞くと50Rsでよいというので即決した。多分30Rsが妥当だったのだろう

因みに50Rsは一人1時間100円なり
喧嘩してまで交渉する額ではないが、ピンはねされるなら労働青年のチップにしてあげたいよ

雲がとけ太陽が顔をだす

沐浴し祈りをささげる人々

初めて死体をみた。たぶん重しをつけてガンガに沈めたのが浮いてきたのだろう

初めてインドに行った時、世話になった「久美子の家」は今も健在だという。日本人の若者がたむろしていたゲストハウスだ。

インド初めての連れは、狭い路地を自由に散策して愉しんだのはよかったが、英語を話さないから
日本語ぺらぺらインド青年を「インド人の友達が出来た」と私に紹介する。
あぶないあぶない!
絶好のカモだ

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インド思い出:ベナレス1


ガンガの夜明け

ベナレスの治安はかなり良くなったと聞く
散乱していたゴミはいずこへ

民衆の服装が全体にレベルアップしているのが印象的。
経済発展は下層民衆の生活を底揚げしているのも現実なのである

しかしあふれかえっていた浮浪者は、どこへ運ばれたのだろう?

変わらないのはしつこい日本語ぺらぺらの「ともだち&自称ガイド」の若者たち

しかししかし、ガンガ(ガンジス河)は変わらずゆるゆると流れる

夕方のガートにて

本を読みながらのもの売りは珍しい

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See you!


先日穂高駅の近くで美しい夕焼けを発見!
美しい色を表現しようと追いかけていたら、
あっという間に色が落ちてしまった

しばらく大好きな安曇野を留守にします。

11月には再開いたしますので、ご記憶頂ければまた覗いてくださいな

そうだ携帯投稿というのがあるのですが、えらくパケット代がかかるというので
まぁのんびり過ごそうと思います。

コメントのお返事ができません。あしからず

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みすゞ飴


道の駅で販売されている唐辛子は硬い茎についたもの
紐に通してよし、焼き物に無造作に挿してよし

信州でよく見かけるお土産品に「みすゞ飴」がある
スタンダードは300グラム入りで400円ほど

時々おやつに頂いている。山へ持参することもある。
果物の味が生きている1級品のゼリー菓子だと思っていた。

先日ホームページを開けてみると、これがなかなかの企業。
信州の食品企業として伊那食品の「かんてんぱぱ」をいつも礼賛しているので
おおまだあったか!と

あの味はやはりほんまもんの果汁を、明治時代末からこだわり続けているそうだ
信州特産のぶどう・あんず・うめ・もも・りんご・三宝柑+寒天を水飴に加えて製造するから
あえて飴と名付けているのだろう 

上田駅前にある工場と店舗の建物がまた素晴らしいようだ。しなの鉄道は好きで何度か乗車しているが、
列車からは見たことがない。
一度会社訪問したいくらいだ

米屋さんから飴屋さんへの100年企業には、頑張ってほしい
飯島商店

写真で見る登録有形文化財の建物

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馬場崎研二さんのタンカ展

松本市浅間温泉にある神宮寺本堂で個展をされていた
11月14日(木)までなので…残念ながら今日が最終日
経歴や作品ははこちらで鑑賞してください。美しいサイトです


※2020年6月29日ホームページへのリンク誤りのため訂正しました

https://kenjibabasaki.ninja-x.jp/

 

先日雨の中、鑑賞に出かけた。40数点に及ぶチベットタンカ展。

「いままでの個展会場とちがい、広い本堂は素晴らしい」と本人の弁
本堂に入って正面

力作ぞろいだが、購入には至らない至れない。やはり高価なのだ

9日は南インド古典舞踏による奉納舞いが1時間ばかりあり、滝田ゆうわさんと池田未央さんの舞踏を鑑賞した。

指と目の動きで心を表現し、足首で鳴らす鈴の音でリズムをとっている

本堂の廊下から。今年は安曇野でヒガンバナがすくなっかたように思う

作品もさることながら、絵がかかる後ろの襖絵にいたく感動。
あとでお坊様にお聞きしたところ
丸木位里さんと妻俊さんとの共同制作とか。
「企画展などの行事がない時はたくさん見られますから、是非来てください」
嬉しい。機会を見つけて・・・・

帰宅後もっと作品はないかとネットを探したらここにあった
1988年「涅槃図」
全88枚というから圧巻だろう

もうひとつ
作務衣(さむえ)の記事もあり。
寺内で活動されているフェアトレード事業の紹介記事がある
「特定非営利活動法人 アクセス21」

馬場崎さんのおかげで嬉しい発見があり、愉しみが増えた
感謝

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消費者教育


11日午前中明科駅から少々北へ東栄町交差点を山側(東)に入り、
細道を高度を上げて、「天平の森」から安曇平と北アルプスを眺めた

千葉からのお客人は、いたく感動し至福の時間を共有した

先日遭遇した微笑ましい光景

穂高神社の向かい側に車を止め、いつものこっふぇる梅太郎さんへ
100円ショップの「セリア」前にて可愛い集団見っけ

幼稚園児が並んでしゃがみ、先生の話に手を挙げて反応している

「今日は100円でひとつ欲しいものを買います」 
「は~い」
「欲しいもののほかは取ってはいけません」 
「は~い」
「お店の品物をこわしたり、割ってはいけないから気をつけましょう」 
「ガラスだ」
「は~い」

などなど注意事事項がいくつか伝達される

こんな可愛いしぐさを忘れず、大きくなってどんなに困ったことがあっても
万引きなんぞに手を汚さないように、おばさんは祈るばかりです。

あれ?右端で説明を聞かず、別の先生に質問しているようだ
一組に一人はいます・・・・こういう光景
お兄さんかお姉さんがいて「そんなんわかってらぁ~」