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秘境ムスタンの近藤さん

先日松本市音楽文化ホール(ハーモニーホール)へ天満敦子さんの「無伴奏バイオリン」公演へ出かけた。飾らない重量感ある演奏でした。
このホールは松本市あがたの森公園と同じく、大きなヒマラヤ杉の立ち並ぶ美しい公園の中にあります

今日は天満敦子さんでなくヒ・マ・ラ・ヤつながりで・・・・

14日の新聞紙上で近藤亨さんの名前を見つけた。

  すっかり忘れていたが懐かしい
ヒマラヤの奥地ムスタンで果樹園や酪農場を開墾し学校や病院も建設しているご老人です。
86歳の今でもムスタンに暮らし、稲作に成功したと伝える。

近藤さんとは1997年ネパール・カトマンズとポカラの空港で2回逢いました。
真っ白な長い髭をたくわえた近藤さんから頂いた名刺のメモを読み返すと
「76歳、古武士の風格。ポカラからヘリで、馬で4日のムスタン」と書いてある。
逢った時ふらふら旅をしていると言うと、いっしょに来ないかい?と声を掛けられ、ちょっと心動いたけど遠慮した。

引っ張りだした思い出写真から

ポカラからフェディまでの道路から撮影。左の三角がマチャプチャレ、右はアンナプルナ峰。
あの頃からこんな景色が好きやったんやな~

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悲しみ


うっすらと雪をかぶせた赤松の木々。今朝7時の外気温0℃ 最高気温5℃と予報されている


ステキな山男が亡くなられて、松本の葬祭ホールでお通夜と葬儀が営まれました。
「仕事を終えたらゆっくり旅や山やスキーを楽しみたい」と言っておられました。なのにその直前に・・・
愛犬の散歩にカウボーイハットを被り、それがよく似合うお洒落な方でした
ファンの一人として悲しい

松本のお通夜の風習に良くも悪くも印象が残った
お通夜は自宅で営むのが普通でわれわれ新信州人には自宅外でも違和感はない。
1時間のお通夜を松本日光 放光寺のお坊さまは、実にいいお声で分かりやすい言葉で進行された。
ただご親類では納棺の儀には抵抗があったようです。ご遺体をふとんからお棺に移し衣裳を整え花を添え、最後のお別れをする。
ここまではOK。全て出来上がったお棺を前に読経して”はい終わりました”よりどれだけ気持ちがいいだろう。一歩一歩仏様になる道へお送りする心境ではないかな?と私は思いました。
ここからがちょっときつい。
最期お棺に蓋をする時、遺族や親族が大きな石で釘打ちをするのだ。最後のひと打ちまで・・・・・・
慣習と歴史にはそれなりに意味はあるのだろうと考えることにする

翌日のお葬儀はご友人や会社の方がたで賑やかでした。昨夜と同じお坊さまは、お葬儀でも分かりやすい言葉で葬送の儀を進められました。
友人二人と会社の方一人のお別れの言葉は、とても心のこもった無念を語りかけておられました。葬儀社の職員も淡々と一人で進行する。
都会での私の経験では葬儀社の人が、頼みもしないのに”ご心痛のご遺族に代わって”などとオーバーに挨拶をしていたこともあった。経歴や信念をまるで家族のようにマイクにむかって話す場面もあったっけ。いやだなぁと感じたこともありました。

山男の庭にあるヤマボウシ。今朝の雪で葉の落ちた白い枝ぶりが一幅の絵のようだ
たまに缶ビール片手にやってきて我が家の庭先で会話したり、愛犬が綱を放して行方が知れなかったときは「旅に出たのかな?まもなく帰って来るでしょう」とノンビリしたもの。
お互いに今年花が咲かなかったヤマボウシを見て「天候のせいかな?来年はきっと咲きますよ」と話したのが

  つい昨日のような・・・

結婚式より葬式のほうが多くなるだろうセレモニー会社の思惑に惑わされないぞ。
私の願いは密葬。すでに現役を退き社会活動もせず、安曇野をほっつき歩いているだけの人生の最期はひっそりと・・・・が理想だ
私の父も妹も60歳前に亡くなった
ご冥福を祈ります

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森の学校


身長25センチでも一丁前の松の子。冬を越して春にはもっと逞しくなって目覚めるだろう


「森の保育園」でも「森の学校」でもいい
今森林が見直されているという。ブナ林を歩いたからだけど、関連記事がやたら目につくようになった。

里山を歩いていつも思うのだが、子供の姿は滅多に見ない。殆どが中高年である。
林や森や里山を整備し、間伐した材木でガードレール、危ない池の囲いなどを作る。
間伐後の余裕の大きな木で木登りをしようよ。ってのはどうだい!
山の麓の公園で木材を使った大きな遊具をみかけるが、子供が嬉々として遊ぶ姿は少ないような気がする。単純にロープを木から結下げただけのロープのぼりや木登りのほうが冒険心をくすぐられるんじゃないかなぁ、と昔を思い出しつつ・・・・

実は映画「スタンド バイ ミー」のような小屋を作れる大きな木のある敷地を探したが、見つけられなくて、せめてと林の中に住んでいる
このごろツリーハウスが流行っているそうです。だれでもどこででも簡単にとはゆかないけど。
左:シャロム・ヒュッテの森の保育園ではブランコほか用具はそこらの木を使っています
右:こんな立派でなくてもいいから小さいツリーハウスがほしいなぁ

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サスペンスと映像美の神様

有明山にも初冠雪をみた日——-晩秋の安曇野

24日と25日の開局50周年記念テレビドラマ「点と線」を観た
時代考証やセットの苦労やキャストが立派すぎることからして力(リキ)を感じる。名だたる俳優人が抑えた脇役に徹していた。
海岸の水際シーンにかじりかけの赤いリンゴがぷかぷか揺れる映像は、前進しては後退する捜査の難儀な様を表現していて好きな場面だった。
あのシチュエーション技法だけでなく、随所に主演のビートたけしさんの監督としての目があるなと想像したがどうだろう?
ひたすら座ったままで長時間観たのはホント久しぶりだ
そして、時代を経てもちっとも変わらぬ社会構造・・・・にうんざりでもある。

おまけ
①1日目分は録画で、2日目はリアルタイムで同日で鑑賞した。録画はコマーシャルを抜くことができるので疲れない。見ごたえのある作品を提供してもらったスポンサー各社には申し訳ない。何故疲れるか?コマーシャルタイムになると勝手にボリュームが上がるから。
②私の旅行術と同じかな。ピンポイントで収集しておいた気になる点(地)を、随分後でも線にして旅行することが多い
いずれにしてもわが画像に美のかけらもない

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続・そば 螢

先日小谷まで行ったそば屋さん 螢(螢が正しい)
新そばの時節到来に、11日(日)には休業に入る残念を聞いてみた
やはり
■雪が早いから

店名「螢」の由来は?
■過疎化が進むこの村に、灯りをともしたい・・・
くぅ~

来年も再来年もきっと訪ねようと思う

おまけ
この店からさらに5~6分車で上がると「小谷温泉露天風呂」がある。
ブナやナラ林のなかの野趣溢れる温泉です

高めの湯温だがのぼせない。料金はお気にめすまま、箱に投入するだけ。維持管理に当てられる
男性用女性用があり、脱衣棚はしっかりしており(湯船の目前)トイレは新しい

  露天より野天風呂
岩の淵に茶褐色のラインがあり鉄分の多い湯だ

おまけのおまけ1
露天風呂におばあさんと孫がいた。白馬から来ていると言う。
白馬の”今は昔”の凋落は目に余る。ペンションやホテルが押し寄せてきて、昔から細々と営業していた民宿がつぶれてしまった。スキー客が減ったこともあるが、大手はさっさと撤退してしまった・・・と嘆いておられました。

おまけのおまけ2
後客の奥方が「どこかのホテルでそばを食べて帰る」と言う。
「それなら下の看板を見て、気に入ったら是非寄ってみたら!」とおせっかい広報ばばあ
店に2番客としてやってきた。待ち時間にイライラもせず「美味しかった、教えてくれてありがとう」と名古屋へ向かい坂道を降りていった

おまけのおまけ3
山道の小谷温泉露天風呂と、そば 螢の間に小谷温泉熱泉荘があり、ここも良い湯だそうです。温泉で炊いた黄色いご飯「湯めし」が名物だそうな(ここは未体験)
長野道豊科インターチェンジから穂高~大町~白馬~小谷と、たぶん1.5~2時間くらいで行けるでしょう。

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落花生の収穫

初冠雪の翌日10月21日は朝焼けのプレゼント。


午前6時15分カメラ抱えて小走り1分の地点へ。

油断するとわずかの時間で消える


朝焼けショーの後は山梨県北杜市在住の知人宅へ、落花生の収穫体験に出かけた
写真左:ピクニック気分でお弁当持参。
古代米入りおにぎり、玉子焼き、漬物3種、朝採りきのこほか味噌汁の具
写真右:いつもすいてる長野自動車道から小淵沢まで。正面は八ガ岳連峰

昼食後、収穫作業が始まる
写真左:引っこ抜く前にとんぼ撮影
写真右:畝から抜いた落花生の集積

写真左:泥を落とし、ご機嫌の落花生を摘む。中には未完成豆もある
写真右:すぐそばを流れる綺麗な疎水で洗浄

写真左:採れたての殻を剥くと、実の薄皮は淡いピンク色だった
写真右:3時頃陽が傾き始め、本日の収穫は3年目にして大量とのこと
広げた新聞紙に並べ、不良品を取り除きながら乾燥させる
烏に狙われるので夕方から屋内で保管だそうです

今朝から我が家でも編み蓋つきザルで乾燥開始。
しかし乾燥後はどうするのか?

  また宿題が増えた

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そば雑炊

今朝は一段と冷え、朝一番暖房いれました。とほほです

初めて食体験した「そば雑炊」
蕎麦どころ信州ならではのメニューだ。が探せばあるのかもしれないけど他店では見かけない。

穂高駅前ひつじ屋の水曜蕎麦屋さん「ふじもり」
汁椀よりやや大ぶりの器に、蕎麦の実と野菜たっぷり鶏肉少々のだし味(ふじもりでは基本的には肉・卵・牛乳を使わない)です。
いけますねぇ。
店主は”ざるそば+そば雑炊”をねらっているようです。
そばも勿論おいしいですよ。
そば雑炊が定番メニューになるのかどうか心配だ

蕎麦の実は、一般にスーパーや道の駅では入手できない。のが悔しい!
商品名「田んぼの宝石」古代末広米とレンゲ米と乾燥貝柱で試してみたけど、風味が違いました。
次回は古代米を増やしてみようかな?そばとは違うが新しい風味を発見できるかも

そば雑炊に「これをどうぞ」と八味とうがらしがやってきた
材料は七つだから七味とうがらしでいいのに、素材と製法のこだわり心意気が一味加わるから—八味とうがらし—だと勝手に解釈している
生産者は諏訪市の岩波金太郎さん
その他ハチミツ・炭焼き・地ビールも、そのこだわり様はハンパじゃありません。
味はやはりう~~~~~~んと唸る
七味とうがらしは「八幡屋礒五郎」で大満足だったんだけどなぁ

でもってネット注文すると翌日到着しました

  
クラシックな竹の入れ物も手作りらしい。センはどうしたか?って
心配しないで、筒の中にありました

おまけ
当ブログで実験営業についてふじもりさん紹介しました。
食器のセンス良さもひと味プラスです

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さわやかな親子 その2


夏のお客さんを迎えるターフは2家族でも対応可。狭い庭には大きすぎた感

表題の親子の話は数日前の思い出話

いやはや爽やかな親子に遭遇。だから人は動いてみるもんです
上天気の暑い日、大糸線でコトコト北上。信濃大町から混み合ってきたので車両を移動した座席での出来事。

そこには耳におびただしいピアス、吸い込まれそうな大きな目、透ける様な白い肌を持つ青年がいた。その傍らに5~6歳くらいの男児も座っていました。
男児の膝上の飼育ケースから話は始まった。するとその青年はそっと男児と席を入れ替わる。話し言葉から京都の香りがしたので聞くと、やはり京都からの旅先であり、なんと親子だった

観察眼鋭い男児といくつかの会話の後「何処へ行くの?」と問うと「京都へ帰るの」と男児。
???????????北陸周りで京都までか、粋な旅だことと思ったが、ひょっとして・・・・。
そのひょっとでした。松本経由、名古屋から新幹線のチケットを持っていました。
反対方向の電車ですよ~。単線だからなぁ。結局木崎湖北寄りのまん前「海ノ口駅」で下車してもらったが、コトコト走る電車でよかったよ。
その先の駅で交差したので、まもなく松本行きに乗車したことだろう。
降りる直前の男児の言葉
「あばさんに逢えてよかった!さよなら」

彼は反対方向と知るや首をうなだれ、消え入るような声で「どうしよう・・・」
若い父親はノンビリしたもので、下車後ベンチに座る男児と「海の口」駅銘板の写真を撮っていた

あれは普通のビジネスマン家庭の親子とは思えない。ひょっとしたら歌舞伎役者か俳優さんだったかも・・・・・

木崎湖も青木湖も水面はターフの屋根と同じくらい美しいグリーンでした

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地震報道

被災地の皆様にお見舞い申し上げます

多くの方がたから安否のご連絡を頂きありがとうございました。
せっかく楽しんでいる信州で被害にあったんじゃ、さぞかし慌てているだろう・・・と
3年前の新潟中越地震から能登地震、そしてまた新潟中越沖地震。
日本海側に集中している。
賑やかだった東南海地震の予告は、今どうなっているのだろうか?

そりゃテレビも新聞も大見出しは「新潟・長野 震度6強」とくれば、わぁぁぁ~~~となります。
だから電話や携帯電話がかかりにくくなるんです。
本当に連絡が必要な方がたに席を空けておきましょうよ。
正確には「新潟県中越地域・長野県北部 震度6強」です。長野県は南北に長~い県です。
おっと友人・親戚はどうかいな?と。詳しく調べると離れているな、とりあえずもう少し詳しい事情がわかるまで待ってみよう、となります。

地元紙市民タイムスによれば「松本で震度4 戦後初」の大見出し。
測候所では震度4以上を観測したのは昭和19年の東南海地震以来63年ぶりだそうだ。
穂高支所で震度3だったそうで、我が家では電灯の笠が少し揺れ、10秒ほどでおさまりました。
わが棟梁は先の新潟地震の時、早速新潟まで行き(たぶん応援だったと思う)、耐震についての勉強をしてきました。まだ建築前でしたが「おらの建てる家は大丈夫だで。100年はもつで」と瓦屋根構造を引っ込めませんでした——-私は信じています——

阪神淡路大震災以降、対応が少し早くなり被災者の数字もやや小さくなってきました。
民放の報道を見ていると、深刻そうな声や必死な形相で現地報告を放映する。コマーシャルタイムにはばかげたキンキンCFが鳴り響く。あれこそ何とかしてくれぃ!
被災者の気持ちを逆なでしていないか?

19日に追記

昨日偶然居合わせた松川道の駅で、高瀬川堤防を糸魚川方面に走ってゆく自衛隊のトラック4台を見送りました。
若い隊員たちが道の駅でランチを済ませ、物資や機材を運ん行ったようです。松本には駐屯地があります。その存在はともかく、災害時の自衛隊の活躍はなくてはならないものとなりました。


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意地悪推理

白い花が好きです。雑草といえども凛として—-シロツメクサ

子供の頃、幸せの四ッ葉クローバを探したっけ。でも山野草ティアラを被った記憶はない
色黒の顔には似合わないことを、子供心に感じていたのだと思う


さて意地悪ばあさん
その1  400万円の使いかた
先日から役所の男子トイレに置かれた1万円札と手紙は、誰が何のために?と喧しい。
私の意地悪推理は
『何時何処へいくら設置したかメモを残している。報道を見ながらチェックし、最終的に●●市役所と▲▲役場は届け出ておらん!ケシカラン、誰か着服しとるぞ。責任者出て来い』なぁんて公務員の姿勢を糾す。
きっと巡礼だろうとは思うけど・・・・
後は知~らない

その2  大リーグ、中国のプロ野球選手に触手
育つかな?日本人より安く獲得したものの、途中解雇選手も多くなるんじゃない?
だってかなりあぶない農薬を使った野菜や防腐剤で食品加工しているもん。
輸出用はそれなりに検査しているというけど、昨今の事情からして・・・・
国内流通用はどうでしょう。メンタル面は強いと察せられるけど、体が持つかどうか?
今後のスポーツニュースに注目!

以上、誰も本気にしないブログ記事にも生意気ながら
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