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さわやかな親子 その2


夏のお客さんを迎えるターフは2家族でも対応可。狭い庭には大きすぎた感

表題の親子の話は数日前の思い出話

いやはや爽やかな親子に遭遇。だから人は動いてみるもんです
上天気の暑い日、大糸線でコトコト北上。信濃大町から混み合ってきたので車両を移動した座席での出来事。

そこには耳におびただしいピアス、吸い込まれそうな大きな目、透ける様な白い肌を持つ青年がいた。その傍らに5~6歳くらいの男児も座っていました。
男児の膝上の飼育ケースから話は始まった。するとその青年はそっと男児と席を入れ替わる。話し言葉から京都の香りがしたので聞くと、やはり京都からの旅先であり、なんと親子だった

観察眼鋭い男児といくつかの会話の後「何処へ行くの?」と問うと「京都へ帰るの」と男児。
???????????北陸周りで京都までか、粋な旅だことと思ったが、ひょっとして・・・・。
そのひょっとでした。松本経由、名古屋から新幹線のチケットを持っていました。
反対方向の電車ですよ~。単線だからなぁ。結局木崎湖北寄りのまん前「海ノ口駅」で下車してもらったが、コトコト走る電車でよかったよ。
その先の駅で交差したので、まもなく松本行きに乗車したことだろう。
降りる直前の男児の言葉
「あばさんに逢えてよかった!さよなら」

彼は反対方向と知るや首をうなだれ、消え入るような声で「どうしよう・・・」
若い父親はノンビリしたもので、下車後ベンチに座る男児と「海の口」駅銘板の写真を撮っていた

あれは普通のビジネスマン家庭の親子とは思えない。ひょっとしたら歌舞伎役者か俳優さんだったかも・・・・・

木崎湖も青木湖も水面はターフの屋根と同じくらい美しいグリーンでした

2 thoughts on “さわやかな親子 その2

  1. Unknown
    優しい目から始まる楽しい会話。これが旅の一番いいところですよね。後々、○○の街はいい所だと思うのは風景よりもそこで出会った人の笑顔がいつまでも心に残ることが多い。

  2. ほんと!
    そうですよね。だから大きくても小さくても旅はやめられません。
    私にとっても、京都のボンの感受性豊かな顔つきと、別れの言葉は生涯忘れないと思う。
    この夏も数組の人が安曇野を訪れました。初めて逢う人もいます。楽しい時間をお土産にして欲しいと願います。

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