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新屋(あらや)公民館

安曇野市の穂高有明にある公民館。たまたま通りかかって おぉ! 
もちろん日を改めて探索にいった
正面玄関


戦後間もない頃の建築のようで、社交ダンス教室などにも使っていたそうだ。
開いた脇戸口から数人のそろばん教室の生徒が見えた。先生が「中を見ますか?」と声をかけてくれたので、当然見学させていただいた

写真左:舞台と年輪を刻んだ古時計
写真右:窓から青空が・・・・古い木造建築独特の窓枠

正面玄関の看板と外灯。おやっ左上に見覚えのある電灯笠

写真左:拡大して眺めると
写真中右:私の部屋の電灯笠はインド製のブリキ植木鉢カバーと大工さん愛用の投光器

壊されずできるだけ長生きしてほしいもんです
この講堂で29日映画会が催されるが、椅子かな?座布団かな?

余談1
この公民館が登場するTVドラマ作品『あの日の僕をさがして』 『電池が切れるまで』(すぐそばにある道祖神も)がありました

余談2
来年2月3日『碌山の恋』(大町出身のテレビマンユニオン合津直枝さん脚本・演出)がTBS系・全国ネットで放映される。
残念ながら新屋公民館は出蕃なし

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松本の飴屋さん

今日は朝から快晴、久しぶりにしっかり掃除をしよう・・・と思いながらパソコンの前に座る

旅ってほどはないが、松本へ出る時は1時間に1本の電車で30分コトコトゆられて行く
滋賀からのお客人は、インド、トルコ、タイの若い旅仲間。
安曇野のとろろ飯、個性的なクラフトショップを案内した最終日の24日は、
松本へ送りながら中町を散策しようと小雨の中を出かけた

そうだ中町だけでなく『島勇と和来』へも行こう
両店で個性的な”和紙と手ぬぐい”が揃う続き店舗である
駅からの道すがら飴屋さんの古い建物を発見『山屋御飴所』と看板がある


安曇野の優良米や宮古島の黒糖などの原料を使い、工程のほとんどを手作業で仕上げる職人技の飴は種類が少ないが個性的。
落花生の風味のある『板飴』、麦芽で糖化されたお米の『白玉飴』ミルク味の『堂々飴』はオブラートにくるまれた懐かしい包装の飴。水あめのような『堂々引ネキ飴』など

引ネキ飴は寒い季節限定でその日が初日だった。面白い名前は、水あめと黒糖を混ぜて引っ張り伸ばして板にするところかららしい
進物用の化粧箱入りもある 
本業は別にあり、伝統的な製法を受け継ぐためやめられないので細々とつづけていますとのことでした。でもって日祝日は休業です。
0263-32-4848

せっかく出かけた”和来”では商品がもぬけのから。25日からのイベントに出張中でした。手ぬぐいやベビー用のよだれ掛けやちっこいゆかた(ひょっとして季節限定かも)など品質・デザインとも出産祝いにも喜ばれますよ

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新しい文化魂誕生

今朝6時の外気温12℃ まずまずの気温だった。本格的なウルシの紅葉始まる

大阪時代はよく映画館に通っていたが、最近は足が遠のいている。安曇野にどっぷり浸かってしまったからかもしれない
今春『映画出前します』の作家で映画監督さんが穂高へこられたと聞き早速ネット購入し、読みました(文庫本はそろそろしんどい)

なんとすばらしい企画と仕事なんだろうと映画好きにはたまりません
映画鑑賞の機会がすくないお年寄りに自宅や施設へ上映の出前をしますというボランティア活動からの出発でした

安曇野スタイルのイベントの一環として映画出前されます
『素晴らしき哉、人生!』
私は当日10月29日は所用で大阪にいますが、盛会であってほしい
会場となる新屋(あらや)公民館正面。元学校だそうです

味のある建物で隠れスパイスのきいた名画を観る。贅沢ではありませんか

おまけ1
私がお墓に持ってゆきたい映画は『カサブランカ』遺言書にもしたためてあります(笑)
おまけ2
映画好きにはたまらない映画礼賛『ニュー・シネマ・パラダイス』シチリアへ旅だちました
おまけ3
ラストシーンが好きな映画『第三の男』『デンジャラス・マインド』どちらも後姿で終わります

書いているうちに友人からこんなCDが届きました
さだまさし『人生の贈り物』 こんな歌詞がわかる歳になりましたね。と
映画の内容とは直接関係ありませんが、建物と映画出前と歌詞がだぶり
並んで一緒に映画を見る機会も、ひょっとしたら人生の贈り物かも・・・・


 もしももう一度だけ若さを くれると言われても
 私はそっと断るだろう
 若き日のときめきや迷いをもう一度
 くりかえすなんてそれはもう 望むものではない

 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
 友が居れば ほかに望むものはない
 (以上抜粋) 

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のどかな日曜ポタリング

安曇野ポタリング主催「仁科三湖」に参加しました、が青木湖一周でした。
中綱湖駐車場に集合のため車に自転車を積んで向かう。自宅から約40分で到着するも、どうも場所が違っているようだ。主催者に電話確認して移動。やれやれ・・・
さあ出発!12名の行進だ

赤ちゃんを背中に背負った夫婦の参加にびっくりしました。ハイキングでは見かけるが、サイクリングとは。
東京から安曇野に旅行に来て1日をポタリングに、となったそうだ
この経験は大きくなって思い出さなくても、脳のどこかに保存されることだろう

湖面に釣り糸を垂れる暢気な父さんたち

紅葉にはまだ早いが、緑の湖面の美しさといったら


お気に入りブログの画像構図を拝借しました
実をいうと、自転車は左利きなのでスタンドの立て外しが面倒なため立てかけてあるだけ

変速ギアなしの登り坂はきついぞう! でも湖畔の茅葺にほっとする風景も

ほんのり秋色

       木立が開けた湖の遥か遠くに、雪をかぶった北アルプスの頭が見えました

がんばった
ご褒美です。といってもわずか1.5時間ののんびりポタリングでした
みんなでゆったり山の緑を眺めながら昼食をし、自然について語り、一人で自転車を積んで来た道を帰りました

美しい写真ではありませんが、今日はワイド画像にしてみました
おやすみなさい ZZZZzzzzzz

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田舎のモーツァルト音楽祭

 【その後画像をご提供いただきましたので、更新記事となります】

碌山美術館隣の穂高東中学校の音楽祭に、一般客として行ってきました
5月26日紹介の「田舎のモーツァルト」のおさらいである。
立派な建物もさることながら、行き届いた前庭、講堂の大きさ、運動場の大きさに改めてびっくり
平成11年から続く東中学校独自の「音楽祭」で、尾崎喜八氏の”孜々として”の精神が生徒に受け継がれてゆくよう企画されているという。
会場には娘さんが招待されていた

 プログラム

二部構成で、第一部は生徒の発表(個人・クラス合唱・全校合唱)
全校生徒による合唱: 混声四部合唱『大地讃頌』(トホホ漢字が難しすぎる)

第二部は豊科出身の作曲家飯沼信義先生の講演とプロによるモーツァルト作曲「ピアノと木管の五重奏曲」の演奏だった

飯沼氏は安曇野や松本の小中高校など多くの校歌の作曲を手がけています
■音を発する要素には
 叩く、こする、吸って吹くがあり、特に吸って吹くというのはきわめて人間的な楽器である
■今回の演奏曲は小品ではなく、第1楽章から第3楽章まで約25分くらいの作品。孜々としての精神で聴いてもらいたい。でも眠くなったらいびきや寝言は遠慮して
などと、生徒をリラックスさせていました。
大人でもマーチのように元気な曲ならまだしも、よほど好きでないとクラシックは眠くなります。しかしザワザワせず、静かに(後ろ座席の数人は居眠りしていましたが)聴いていました
写真左:クラリネット・ピアノ・オーボエ・ホルン・ファゴットの「五重奏曲」
写真右:グループリーダーによる難しいファゴットの紹介
     「ファゴット吹いてる人、演奏会終わったらなんでもいいから質問して!」と呼びかける

ほかにモーツァルトの生きた時代の日本では・・・とかモーツァルトと尾崎喜八氏の共通点などの講話、木管楽器の紹介とソロ演奏など約3時間の音楽祭でした。
孫の出演が終わって帰る人もいましたが、地域の元気なご老人達も生徒の後ろ席で、最後まで静かに聴いていました。

昭和38年当時の尾崎喜八氏の穂高訪問の顛末や、安曇野風景、もし卒業生のなかで音楽や文学の道を志した人があればその後の人生など『田舎のモーツァルト』の題名で、どなたか映画を制作してくれませんか?
『田舎のモーツァルト』  やっぱり響きのよい忘れられないフレーズです

余談1
残念ながら画像は撮影失敗と電池切れでアップできませんでした
(13日の金曜日・・・は関係ありません)
どなたからか入手できればぜひ雰囲気を披露したいと思います
○この音楽祭の運営委員でもあるあずみ野コンサートホールの館長さんから画像をご提供頂きました

余談2
講堂の最後尾で鑑賞していました。隣に若いおかあさんといた坊やが声を出さずに聴いたり寝転んだり、飽きたら静かに外に出たりと、マナーgoodの親子に感心しました

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道祖神のニューフェイス

あるようでない陶製の道祖神
写真左:正面 高さ8センチ 幅6センチ 奥行きチ4センチ
写真右:後姿もなかなかです(女性にやや膨らみをもたせるなんて・・・)

そのほか1点ものばかりです

奥のシンプル・デザインもいい味。女性の表情が愉快で観光客の人気者になりそう

十五夜お月さんのうさぎシリーズも可愛く並んでいました
モチロン食器や花器もありますから覗いてみてください
やきもの工房 灯 穂高有明 電話:0263-83-5683
   ↑
安曇野の美術館や工房・ギャラリーを紹介しているユニークな安曇野スタイルから借用しました
11月2~5日開催「安曇野スタイル2006」ページ情報もお見逃がしなく。
秋の安曇野観光を予定している方は必見ですぞ

おまけ
わが友人はこのイベント目指して”安曇野来訪”を心待ちしている
玄関に収まったニュー道祖神は、骨董糸車の上でお客人を迎えることになり・・・適所?

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森の恵み

嬉しいじゃありませんか!放置すれば枯れるだけの林や森の中のきのこや果実を美味しく頂く
昨日に続き今朝もきのこ採り人が自宅前を通過する。竹かごやポリ袋をさげて林の中を歩き回っています
私達はまだ未熟なので、彼女らの採集品を覗き種類を聞き食べ方を教わり、かつ撮影させてもらうのみ
写真左:あみたけのかさ表
写真右:あみたけのかさ裏の網が特徴

うどんや味噌汁に入れると美味しいよ。茹でてやや茶紫(レバー様)になればOKですって
(我が家が建つ前の)この敷地には、いっぱいあったんよ。それは申し訳ないっす

写真左:7月から待っていたナツハゼの実が黒くなったので、それっ!
写真中:30分くらいでほれっこのとおり、500グラムありました(酸味やや強し)
写真右:今朝6時から砂糖400㌘とで潰しながら煮詰める(電気は深夜料金採用で7時までが安い、トホホ)

余談
①花はヨメナとアキノキリンソウ、どちらも林から失敬
②パンはいつもの「こっふぇる梅太郎」
 こちらはエコ「オリジナルマイバッグ」新登場。来店ごと持参すると10回で50円引きですよ
写真左:一番目のバッグですって。底に記念のNo.1とサインをおねだり。やっぱりミーハーだなぁ
写真右:MY BAG STAMPカード。デザインも若い!頑張ってね

手提げの部分がもう少し厚手だと嬉しいかも・・・(経験則では握ってるうちにぐちゃぐちゃになりやすい)

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実りの秋

24日朝6時の外気温10℃ ブルッブルッ
しかし9時頃にはもう暑くなってきたので、秋を探しに散歩にでる
写真左:刈り取りの終わった田んぼと有明山
写真右:栗の実が顔を出しているイガ

おぉ栗の木からイガが道端に落下している。これは頂戴しても構わんだろうと拾う。
数えてみると30数個ありました。蒸してみましたが、味は淡白。気長に皮をむいておやつにしよう


最近小学校の運動会は9月中旬なので、定番の栗やみかんの思い出は作りにくい

実りは続く
写真左:直径17センチのアムスメロンは道の駅(穂高の農家から)で、1,000円。洋ナシ、葡萄、幸水なし
     初めて収穫の自家栽培米ナストホホの1個
写真右:数日前に拾ったどんぐりと栗。熊出没はどんぐり不作のためだという。宅配便で送りたいよ

   ピンボケは愛嬌。再現は不可

まだ続く
南信州箕輪町は赤ソバが有名で、テレビでもたびたび紹介されています。安曇野近辺にはないのかと思っていたら
写真左:池田町立美術館近くで発見の小規模畑
写真右:赤ソバの花

赤ソバは中国(ヒマラヤとも)のダッタンソバの系統だそうで、高嶺ルピーとして種も販売されています
簡単、早いでベランダ栽培でも十分鑑賞できるとか。赤ソバの種買いたい方に参考まで

余談
散歩中に防災用スピーカーから「お知らせします、今朝○○で熊出没の報告がありました。気をつけてください」と聞こえてきました。ドンマイ、鈴を合奏しながら散歩してるもんね

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安曇野の景観

17日夕方の安曇野風景

写真左:そろそろ天気とにらめっこしながら、稲の刈り取りが始まっている
写真右:家族4人の作業現場では昔ながらの「はぜかけ」をしていた

聞くと農協へ出すのは刈り入れ後すぐ、軽トラで乾燥室へ直行する
はぜかけはまた何日間か田んぼで乾燥させて、自宅分と契約者のために自宅保管するという.
安曇野は米どころだ。こうして繰り返されておいしいお米が作り続けられる
畑では蕎麦の花が満開で、収穫を待つばかり

上の2枚の写真から見えるように、安曇野の景観は安曇平に広がる田畑とお屋敷をかこむ屋敷林の美しさである。
初夏の水田しかり。くっきり稜線を見せる冬の山々、春秋の風に揺れる花。
ここへ来てから1年の間にも屋敷林が減ってきていること、田んぼの真ん中に「○○ニュータウン分譲地」の宅地開発事業が増えていることが気になっていた
いろんな色の屋根や壁、植木を丸坊主にする宅地開発が心配だった
ちょこちょこブランドはいっぱいあるが、こっれ!という決定打がない安曇野市、プロ野球球団もJ1サッカーチームもない長野県では、景観と農産物による観光を大切にするしかないだろうと思う
おっと松本市は頑張ってるかいな

安曇野市ではやっと重い腰をあげ、自然環境保護と農政、将来の土地利用、規制統一(合併前のばらばら行政)等を全世帯約35,000軒にアンケート実施するそうです。
外来人種が本気で書いてもいいのかなぁ?

とりあえずのぼやき余談
1.山麓線(観光道路)沿いにある観光農園の幟。いらないなぁ
2.山麓線沿いの一等地に有料老人ホーム(?)建設が予定されているという噂。
  近くに林がいっぱいあるよ
3.北アルプス山麓に大型国立(人工)公園はふたつもいらんよ!自然の山麓でいいじゃん
  (長野県新知事が国会議員時代に関わっていたという噂はホント?だったら言わんこっちゃない)
4.穂高駅前のレンタサイクル・ショップのしつこい+いかつい勧誘おじさんと、歩道に並べた自転車
  いらない!安曇野に似合わない

どれも景観をそこねていると思う
おっと忘れていた、本格的な音楽ホールがない
多目的ホールとやらがあちこちにあり、やたら半端な図書館と生涯学習センターが目立つ。合併後遺症だな
箱物増設より今ある建物をよりよく拡充する知恵がほしい