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う・う・浦里炎上

情けない。
2回も見学に行った小学校
いずれの時も感動したっけ
みんなが大事にしている学校だから、どうぞ長く保存活用されることを祈っていた

なんてこった!
NHKニュースから

2006年の記録だから、移住1年ちょいで訪れている。
浦里小学校を紹介した記事

数年後2回目に訪れた時、近くにおられた女性から「この学校に通わせたくて引っ越してくる家庭もある」と聞いた。
わかるなぁ~

火災現場を見て涙ぐむおじいさん(卒業生)、おかあさん(卒業生)、泣く生徒たち。
かける言葉につまる・・・

上田市は映画のロケ地を積極的に提供している。
長野県ではおそらく先駆的存在だろう
上田フィルムコミッション

上田城の近くに協会事務所があるから、落ち着いたら訪ねてみたい。

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院内笑い話

畑のルバーブ。遅すぎた収穫後に、新しい茎がニョキニョキ。
新鮮なやわらかい葉が揺れている。これはいつ収穫するのだろう?

介助中でも充分笑えます。

その1
入院当初「左大腿骨骨折」と診断説明があり、手術説明書にサインした。
控えが届いた時に気づいたのは、『右大腿骨骨折』
「恐れ入りますが、母は左大腿骨ですが・・・」

その2 
救急搬送されて間もなく、朝病室を訪ねるとテレビ台の上に大判包帯が数メートル乱雑に、
まるでへビーのように置かれていました。
心が壊れてゆくような兆候があった翌朝のこと。

看護師さんから、ベッドから降りていたと告げられた。
そのヘビひもは、柵を周囲4ケ所に設置したので結びつけたものと説明があったが、
20センチちかくある溝にはめ込んだ柵を抜くかなぁ? 結ぶ必要があるんかいな?と不思議だった。
後から届いた同意書には「身体拘束が必要な理由欄」にチェックがありました。

ふ~ん。
しかし骨折で痛い痛いと入院したが、夜中の不安と恐ろしさにいわゆる火事場の馬鹿力かと納得。
もちろん母は知る由もなし。

その3
最近では手術後の機能訓練が早く始まるそうだ。
抜糸も早いそうだが、体力の消耗が激しいのだと思い数日間、連絡を待っていた。
やがて説明があり1回目の抜糸は半分が済んだ。
「2~3日後に残りの半分、また数日後に残りを済ませて完了」と説明があったが、しばらく音沙汰なし。

問い合わせをした翌日の朝、すでに残り半分の抜糸が完了していた。
初めから半分ずつ済ませておけば簡単だったのにね。

その4
9月5日のカンファレンスに参加する約束で帰宅していたが、行きちがいで「なし」となっている事がわかり、またまたがっくり。
「8月26日に終りましたよ!」

病院は忙しい。看護師さんたちが入れ替わり立ちかわり交代する。
院内縦横の連絡がわるいのか? 私の判断力が不足なのか?

安定期に入りリハビリ訓連に励む母を残し、8月後半の半月を帰宅していた。
この先も一人暮らしを宿望する母には、必要な空白期間である。

その5
不安だった頃は「明日も来てね」と懇願していたが、
今では「元気!元気だよ」と電話があるたびに、私のほうが元気がなくなってくる感じ。
母よ!我々はすでに老老介護の領域に入っていることを認識せよ。

私自身の懸案事項に目途がつき、まもなく大阪へ戻り、いよいよ退院後の生活準備を始めるのだ。

笑ってばかりいられない

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緑陰の枝豆

自宅滞在中にあれこれ雑事を片付ける。

夏野菜の定番、とまと・なす・ズッキーニ・万願寺とうがらし・・・まだまだ元気だ。
きゅうりは、昨日終了とした。

さてさて大きく育った枝豆

毎年同じ種で育てているが、今年は様子が違う育ち方に戸惑いながらも、収穫。
やや黄色がっかたものも混じるが、葉も大きな茎もカットし細い枝を残し自宅へ持ち帰る。

そして、緑陰でさらに小枝をつけた状態で、保管箱へポイポイ。

都会のキッチンでは持て余すサイズなので、10センチくらいの枝をつけ新聞紙にくるみ
親戚とご近所へ。
サヤ切りはどこの家庭でも子どもの仕事らしい。

二日目も同じ要領で、同じくらいの収穫。
これらも嫁入り先へ旅立っていった。

お届け先では「早速ビール!」

味は悪くない。
塩をふくんだ冷えた豆は、次から次へと口へポイ!

とまらない。

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ルバーブ健闘

8月23日の5時、自宅から撮影の朝焼け

今年の暑さにめげず、えらいことになっていたのは8月6日

初めての栽培だが、アドバイスも頂き立派に成長しました。
ところが収穫時期5~6月はまだ早いと躊躇しているうちに、
チャンスをのがし、気がつけば8月。

皮が硬く、ふきのように剥いてみたが水分が少なく繊維はかなり硬い。
数本でジャムを作ったが、自宅用ならなんとか・・・
超薄輪切りで煮つめたが、口にやや繊維が残る。なめらかにならない。

ルバーブ君ごめんなさい。
パンに塗り、ヨーグルトに混ぜてたくさんいただきました。

移住後まもなくnagiさんで購入のお気に入り小鉢。
この器に木のスプーンを添えて愉しむ。

忘れられないジャムになった。

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福祉タクシーの存在

ある暑い夕方の雲

入院中の母は、結局気分転換となる外出を2回経験した。
耳鼻科と眼科です。

耳鼻科は、補聴器を有効に使えるように耳垢の除去に。
入院前、長年お世話になっているお店から勧められた矢先の転倒。
主治医や看護師さんの話を正確に聞き取るためにも、耳鼻科へ行かせたかった。

初体験ばかりで、まず手順は
外出許可書と車いすの貸出書(?)を頂き、福祉タクシーの手配をする。
ネット検索で病院から比較的近い「ひまわり」さんに電話をする。

行き先医院を告げ、日時の予約が可能かを確認する。
次に耳鼻咽喉科に電話で母の現状を話し、車椅子で登院することの了承を頂く。

さて病院のパジャマでは可哀そうなので、好きそうな服を揃え、涼しげな木綿の帽子をのっけて、いざ出発。

私たちは車椅子のことを高級乗用車と呼んでいる。

当日、若いドライバーさん~その名のとおり明るく優しい~男性が地下駐車場にお迎え。
ミニバンの後ろから車椅子ごと母を運び入れます。

慣れない私の車椅子操作をサポートしてくださり、無事診察を終えた頃、再び医院まで迎えに来ていただき、病院へ帰った。

枚方の福祉タクシー「ひまわり」さん。どうもありがとうございました。
電話:072-850-2233 
 

さてその10日後、眼科へ。
これは大変だった。病院玄関でナースセンターから携帯に入電。
病室を覗くと左目が充血し、目じりの周りが赤紫色に内出血している。

どこでぶつけたのか分からないと言う。
老人は感覚が鈍くなるので、怪我などの発見が遅れると、なにかで読んだことがあった。
こういうことなんだーと納得。

さて困ったのが眼科探し。お盆の真っ最中で近所の個人医院は軒並みお休み。
打撲なら時間がたてば消えたのだろうが、老人だと周りから心配される。

看護師さんはネット検索で病院探しを、私は先日の福祉タクシー「ひまわり」さんに相談・・・と同時進行。
幸い病院は確保できたが、ひまわりさんは別の予約で手配できず。
さあ困った。この日に限ってお役立ちのタブレットを持参せず。なんてこった!

結局、ひまわりさんにお知り合いを紹介していただき、眼科へ。
実は当日優さんには別件予約があったようだが、融通していただいた。

急なことで、たまたま保管してあった自身のパジャマに、私の長そでジャケットを着せて
いざ出発。

枚方市の低地で冠水するほどの雷雨の翌朝だった。

お迎えに来ていただいたのは福祉タクシー「優」さん。
背広にネクタイの温和な紳士に、母は「社長さんですか?」とまずはクリーンヒット。

長い待ち時間も母の話し相手になってくださり、殺風景な空間に母の顔は明るかった。
こうして無事終了。
視力検査やら、眼底検査には問題なく、結局ぶつけたらしいが特に薬など必要なし!

福祉タクシー優さんは母の自宅と同じエリアの方で、喫茶店も経営しておられることが後で判明。
早速お店に出かけお礼を述べた。

というのは送迎と待ち時間の午前中を拘束していたのですが、請求は送迎タクシー代のみでした。

「私も楽しい時間を過ごしました。最後にお母さんから『いい出会いをありがとうございました』と握手され、さすがに茶道を嗜む方と感心しました」
と、うれしい言葉を頂戴しました。

本来はたぶん拘束した待ち時間などは料金の請求があるのだと思います。
母はふたつのクリーンヒットで気を良くし、今日も元気にリハビリ訓練を受けていることだろう。

枚方の福祉タクシー「優」さん。どうもありがとうございました。
電話:近隣なら 0120-995-997 以外なら070-6928-3456
ホームページ

退院後も福祉タクシーさんや、ヘルパーさんのお世話になりながら生きてゆくんだね。

余談
その後原因が判明
寝た状態で本を読みながら居眠りし、どすんと落としたのだろう。
たまに眼鏡をかけたまま眠っている現場を見たことがあったのを思いだしたから・・・

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高校野球

夏の甲子園高校野球大会が、連日のオリンピックに湧く隙間を縫って始まった。

入院中の母は、例年なら相撲中継と高校野球を熱心にテレビ観戦していた。

大相撲の星取表に続いて、高校野球のデジタルトーナメント表を見つけた。

サイトを開くと、勝敗が赤ラインで示され、一目瞭然。

ラインがない時のプリントを、病室に届けよう。
テレビでリアルタイムに観戦したり、ニュースを見て愉しむかな?

味気ない入院生活にちょっと花を咲かせる。

娘の留守中に電話をかけてこないのは、大好きなリハビリの先生のおかげで
いよいよ佳境に入ったのかもしれない。
ひょっとして念願の「2本の脚で歩く!」を達成したのか?

遠くの娘より 近くの理学療法士・・・・・

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留守を守る野菜たち

たかが家庭菜園、されど家庭菜園

家族のおかげで、定番夏野菜は順調に育った。

さらに懸案のトマト。
苗が伸び始めたころ1本の頭を切ってしまったのが、脇芽から成長してこーんなトマトになっていました。

背が伸び葉が繁茂しすぎて、実がなるかと心配した枝豆は

初体験の吊り下げカボチャは

初栽培のルバーブも、肥料を施したっけ?

初栽培のショウガのその後を見落としている

ハーブ畑と称して植えたものが、バジル以外何だったか分からないが、可愛い花が咲いている。
ごめんよ、落ち着いたら名前みつけるから・・・・

酷暑の中で耐えて耐えて成長し実をつける野菜の強さに、美味しく頂き嫁がせて感謝され
なんと幸せなことか!

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おジャガにも感謝

あららもう立秋!が過ぎた
穂高は急に涼しい風がそよぎ始め、夕方には”カナカナカナ”と日暮らしが鳴き、
明け方は虫の音に目覚める。

安曇野の山・青空・雲・木々・草花・空気・水・野菜をゆっくり味わう。

今年の夏野菜は留守家族が管理してくれて、無駄にせずにすんだのは感謝です。
ジャガイモ2種 大白(男爵系?)とキタアカリ

先日送られてきた、庭での乾燥写真。
マメな管理者で、総計250個ほどあったそうな。

1回目の収穫

2回目の収穫

雑草に埋もれた畝でよくぞここまで。
いいえ、結果的に自然に近い作り方が良かったのかもしれない。

酷暑に耐えたおジャガさん、ありがとうね。

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自然葬

白馬にある曹洞宗貞麟寺

今新しい葬送の考え方が広まってきているという。
高齢者の増加、残る家族に負担をかけたくないとか、一人暮らしの方、墓石の中でなく里山などで樹木の元で土に還る・・・・と事情は様々。
社会事情と自然環境保護、深刻な墓地不足などが相乗し、ちょっとしたブームになっているそうだ。

特に都市部での要望が多く、宗派国籍を問わず、生前契約も出来るなどフレシキブルな対応にも人気の要因があるようだ。

長野県内の動きは鈍いそうだ。

6月上旬縁あって白馬の貞麟寺さんへ、草引きお手伝いにゆきました。
およそ2時間、気持ちの良い汗をかいた。境内で持参のお弁当をひろげ、格別の美味しさだった。

辞する時、こちらで実施されている樹木葬について2.3質問してみた。
社会見学みたい・・・
料金設定は一人単位だが、家族、友人同士でもOK。愛人さんとでもいいのかな?(余計なお世話だ)
料金とは管理費であり、墓石があるわけではないしお骨は土に還るので、樹木の管理が主になる。
だから信州の冬に耐える木であること。
契約時に好きな樹木を持参し、植樹も出来る。あまり大きな木は手に余るけど・・・・
また樹木調達のお世話もしていただけるそうだが、お代金は別途です。

なるほど

私なら・・・と樹種を考える
お気に入りの「イロハモミジ七変化」がいい。

病院へ通う道すがら見つけた「イロハモミジ七変化」

追記
イロハモミジだと思っていたが、オオモミジの仲間かもしれない。

実家のお墓は東京にあり、母はすでに永代供養の手続きを済ませている。
父の分骨は高野山。5月に二人でお参りに行ったので、母はふっきれたのだろうか?
樹木葬の話に、白馬に分骨がいいという。熊のことは頭をよぎらないようだ。
入院中の89歳の親とこんな話題はどうかと思うけど・・・。骨折だから問題はなかろう。
私も分骨は白馬がいいな。家族が信州へ遊びに来た時、寄ってくれるもんね。

たぶん

信州に骨を埋める・・・・・

余談
宇宙葬というのがあるそうだ。特殊な風船に遺灰をいれ宇宙に向けてとばす。
理由はよくわからないが、風船は破裂してなくなるそうで環境に配慮されているという。
しかし、ほんとに飛ばしたのか大空に舞ったのか、確認の方法がないと思うのだけれど・・・・
若い女性に人気だそうな。

ちょっと危ない話ではある

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介護保険


あれこれ調べたり、電話番号をさがす、メール送受信などしっかり仕事をしてくれるタブレット。

介護保険は仕組みも運用も複雑です。
ひとり暮らしや身内が遠方などの場合、どのように折り合いをつけておられるのでしよう。

さらに、これだけ多くの高齢者を守り続ける施策は、いつまで可能でしょう。
破綻する日がくるのではないか?ありがたいが心苦しい。

母との話し合いを続けているが、年齢から判断するに
大阪での居宅介護は難しいだろう。
施設は多種用意されているが、本人の健康状態や境遇により選択するが、公共の施設は満員らしい。

では・・・と、地元の老人ホームだと通う私の体が持たない。すでに朗々じゃなかった、老老介護の入口である。
本人も、あちらこちら転々とするのは嫌だという。そりゃぁそうだろう。

じゃぁ安曇野へ行こう・・・と今のところ落ち着いている。が決定ではない。
何時豹変するか分からない。
なにせ数年前来宅の折、電柱の張り紙に「熊出没注意!」を見たのがいまだに刷り込まれているのである。
家から遠くがいい、でも松本でなく安曇野がいい。注文が多いのだ。

ここで問題なのは、仮に長野県で介護保険を利用しつつ民間のホームに入居する場合の
手順というか進め方である。

介護保険を利用するには、まずケアプランの作成が必要。
ケアプランとは、介護度に応じた利用できる介護内容と本人の必要範囲をすりあわせるのである。
この必要介護料金の本人負担が1割なのだ。
たとえば介護度で20万円分の給付だとすると、自己負担は2万円。しかし何にいくら必要か?は時間単位で計算されるので、素人には計算できない。
(因みのその適用額を超えた利用分は自己負担となる)

このプランと主治医の診断書を添え、しかるべきホームに提出する。
その施設へすぐ入れるわけではない。その施設との面談があり、改めてケアプランが作成される。
審査を受けた上で可否が下される。選ぶのではなく選ばれるのである。

母の場合は退院時期と入居のタイムラグをどう埋めるか?
お気に入りの施設が見つかっても、4人待ちという現実もある。

なかなか大変だ。
結局、来週大阪へ戻り主治医に相談し、母の現状と今後の見通しを聞いてみようとなった。

いやはやありがたいのだが、昔なら家族で看たあれこれを計算で割り当てられ、おまけにその1割負担でよいとは・・・・
彼女の納めた介護保険料は、すでに前世代の方々がすでに消化されており、我々世代が納めている保険料が彼女達に適用される。
我々世代はやがて息子世代が納める保険料を使うことになる。
これで高齢化一途の日本はやっていけるのだろうか?

と嘆くと、給付抑制案が出てきたという。