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ホーム生活を愉しむ

11月末のある朝

東向きの部屋だから「綺麗な朝焼けやったねぇ」と電話するも「ぐっすり寝てて気づかなかった!」
結構なことである。

母はホーム生活に随分慣れてきた。私の目測を超えて胸の奥には深く思うところがあるだろう。きっと。
しかしお仲間の方々が声をかけてくださるようで、いつもいい顔をしているのは嬉しい。

信州の冬対応に必要な衣類の調達や、いろいろな事務処理など私も慣れてきた。

いまでは大阪時代から転送される各種郵便物の運搬屋になりつつある。

先日、年に一度の、ホームの現状と今後の計画の報告会が開催された。

参加者は少なかったが新参者には、参考になることがらに『なるほど』と役立つ。

年間行事のビデオ上映の中に、入所後2ケ月で母の登場が3シーンあり、まるで保育園の保護者の心境である。
おそらくスタッフが編集に気配りをしてくださったと、ありがたく鑑賞した。

細かいことを言いだしてはキリがない。スタッフの手不足を感じることもあるが、大変な仕事ばかりである。
本人も「私はまだ元気ですから、出来る間は自分でします」と、乾燥済みの洗濯ものの片付けやタンスへの収納は自身でやっているらしい。

それでいい。

ポストマンよろしく部屋に立ち寄ると「お茶をたてようか」と面倒がらず嬉々として準備する。
のせられてついつい時間を過ごす。

薪ストーブ焚き始めたし、昼ごはん一緒に食べない?
誘っても「風邪ひいてホームに迷惑かけたらいけないからやめとく。こちらの食事もおいしいしね」

あっそう。

お仲間の認知症の婦人が同じことを何度も母に注意することがあり、私もこうして老いてゆくんだねーと、しみじみ話す。
慣れない母に注意する親切心だと理解出来る。

居心地が良いんだろう、いや居心地良く過ごすための努力もしているんだろう。

今さらながら、遠かった老親娘の距離が手繰り寄せられている感じ。

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皮膚がん

夕刻から冷えると翌朝はこんなご褒美が・・・

知人から新しい知識を得て、愕然とする。

40代の女性がご自分の経験から、世に伝えたいとささやかに啓蒙活動をしておられます。
たまたま内科診療の際、医師が顔のホクロに注目し、皮膚科の診察を案内、そこでは大病院を紹介され、皮膚がんとして摘出手術を受け一命をとりとめたという。

あなどるなかれホクロ!である

同時期の患者10人のうち退院できたのはその方と、足を切断された方の二人だけだったそうです。
8人はがん細胞の転移により亡くなくなったということでした。

中高年になってシミやホクロが出来た、それが大きくなってきた、ホクロの周りが腫れてきた・・・などは疑ってみよう。

調べてみた。
皮膚がんは最近急増してきているという。
70年代に流行した日焼けサロン、日光浴などが年を経て発症してきた。
高齢者の増加も要因の一つとされている。

ホクロは顔だけでなく、腕も脚も腹にも背中も足の裏にも、足指の間にも出来るそうです。
そして見逃すことにより、がんの種類によっては転移します。

皮膚がんの中でも最も悪性度が高いといわれるのがメラノーマ(黒色腫)

このブログに出会いました。
~悪性黒色腫(メラノーマ)に打ち勝つブログ~

関心のある方は、開いてください。

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拍手

風に舞い、はらはらとモミジやミズナラが散る今日この頃。

裏に表に散るもみじと表現される。

クヌギやナラの葉は大きいから落ちた瞬間わずかに”カサッ”と聞こえることがある。

そして頭上に小鳥のさえずりが聞こえると・・・・一茶の気分です。

裏に表に散る現場を見損ねた「もみじ七変化」
その実生と思しき20センチほどの赤いモミジが踏ん張っている

この子は近い将来、樹木葬の第一候補に挙げている。頑張れ!

頼まれ品を届けに、母を訪ねる。
この青空に有明山の午前中だった

母は
「朝食の食堂で、みんなが素晴らしい!と言って拍手するんよ」と嬉しそうに話す。
なんかいい気分である。
単調な日々に、感動を見い出す同志の方々に感謝です。

昨日はホームでミニコンサートがあり、いつもよりちょっぴりお洒落をして参加したそうだ。
楽しかったー・・・と報告があり、アンコール曲「信濃のなんとか」も良かった、という。

そうなんよ、信州人は何かイベントがあると必ずといっていいほどこの曲で〆ます。
♪信濃の国は十州の・・・と頭出しをすると、そうそうと大喜びだった。

次のお土産は歌詞カードに決まり。
6番まであるからね。地図を広げて愉しんで

余談
ずっと以前、ある書き物に『歌舞伎町の裏酒場で、信濃の国を合唱している集団があり、信州人とすぐ分かる』と揶揄していた。
まぁ大阪の居酒屋で盛り上がる阪神タイガースのファンもご同様ですね

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幼虫

収穫後の野菜茎や葉っぱを積み上げて、堆肥を作った。

一皮むけば、黒い土がどっさり!

昨年の晩秋にかき集めたクヌギの葉。
コンパネボックスの底に、しめしめ腐葉土が出来ている。

取り出し作業中に、???発見!

でっかいぞ~

きゃ~とわめくには歳をとりすぎた。
冷静に観察すると、大根の畝で見かけるような虫の形。蝶々の青虫にはとても見えない。
太さはたぶん1.5センチ、長さは目測でも7㎝近くあるようだ。

農作業には、まぁこんなこともあろうよ。
しかし次から次と9匹・・・・・。
動かない!

太陽に当たっているうちにモコモコと微動し始めた。冬眠中だったのね 
肥料袋に収め口を結び自宅へ持ち帰る。
途中チロリン村の社長は「葉に卵がついていたんじゃろう」と。

帰宅後図鑑によると、カブトムシの3齢(終歳)幼虫の写真に似る。
近くの林の葉っぱや土に埋めた。(夫の役目)

参考:図鑑から
幼虫は、土の中に棲み、腐植土を食べて育つ。ふつう終歳幼虫で越冬し、翌年の初夏にさなぎになる。

この腐葉土作りは昨年秋からだから・・・わからん!

ひょっとしてヤママユの蛾?
可能性はある。過去我が家にやってきたヤママユ。直径18センチもある

余談:
晩秋から冬の林で見られるヤママユの抜けがら

数年前これを集めて煮て、糸を紡いだよ~

ひとまず来年初夏ころから観察してみよう

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松本へ

久しぶりに松本へ出たのは10月半ば。
見慣れた街でも新鮮な景色だった。

店内の造りが素晴らしいレストランを見っけ。ランチはタイ風カレーを頂く。

店の名前が思い出せない。最近こんなシーンが多くて・・・・トホホである。
画像に読めた! OLD ROCK やれやれ

その後、行きつけの美容院にパンフレットが置いてあり、お知り合いの設計によるとかで、
彼女とはインテリアほか何かと趣味嗜好の気が合う。

母関連の溢れる資料整理にファイルボックスを購入してそそくさと駅へ向かう。

リニューアル松本駅前に一部木製の床敷き。清掃とメンテナンスに苦労がありそうな予感。
駅前コンサートの予定でも?
サイトウ・キネン・オーケストラの開催時期の駅前は、たいそう賑わうからこの床上でイベントがあるのかしらん?

引っ越しをした播隆さんの立像
どうも背景がごちゃごちゃして・・・・余計なことは言うまい。

今年のもみじ鑑賞に松本城へ・・・と思っていたがどうも機会を失った
まっ来年もあるさ。

11月半ば、所用で再び松本へ

ビルに秋模様

時期ですねぇ、商店街主催の手作りクリスマスツリー・コンテスト
いやはや可愛い

カワイイばあさんになれるといいなぁ?
しょっちゅう”へま”やってるのは、カワイイとはいわない。

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林を抜けると

東京から帰宅後、昨日畑へ行く近道を散策した

幸せな散歩道

野の花の少ないこの時期、嬉しいね。今のところ図鑑で花名は見つけられず。
根性が薄くなったなぁ

ぬけると車道と橋の向こうに、山並みの雪。
今夏縦走登山の予定だった「北アルプス表銀座コース」 いつまでも恨み節が続く。

こちらは執着が濃過ぎる

昨日6時の外気温3℃、今朝6時の外気温1℃
 
ほんの今
庭周りの雪景色

2階の窓から
常緑樹のソヨゴ、紅葉樹はミズナラ

初秋は色の悪い紅葉に嘆いたが、晩秋は絶賛の2012年11月15日

余談
今日は龍馬の誕生日で命日です。
希望ある若々しい日本再生を望み、我々自身も義務と責任を果たす自覚ある国民に・・・

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2012-11-12 15:39:57


これは何でしょう?

成田の、あるビジネスホテルのドアストッパーです。
ホテルの部屋ドアは、基本的に開け閉めが堅いです。重いキャリーバッグの搬入に苦労がつきもの。

お分かりかな?
足で紐のついた白いボールをドアの前に転がすと、

はいストッパーね。
これならしゃがまないから、楔より便利です。

いよいよ帰り道のスーパーあずさ列車内です。車窓からの紅葉を楽しんでいます。
余談ですが、あずさの横揺れは相当ひどいです。

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2012-11-11 21:33:19


インドからのお客様のお供にも慣れたものの、巨体のサポートは予想を超えました。
来日前には最後になるでしょう、とのことでしたが、到着後数日にて、また来れるでしょうかね?。
あらぁ~このまま体が大きくなられると、ビジネスクラスになりますよ~。
体位移動に、もう私の肩をお貸し出来ませーん。

骨にひびが入り手術後はまつばつえ生活。
日本の鉄道駅での車イス対応は素晴らしいです。改札口で申し出ると係員が迎えに来てくれます。希望列車のドアまで運び、降車駅の同じドアで待機してくれます。

乗車駅でも降車駅でも改札口からタクシー乗り場までお付きあいしていただけます。その前後におみやげを買いたいとか、お茶したいなどのわがままは許されません。

タクシー乗り場の行列にもお付き合いしてくださり、やむを得ずといえども、土日やビジネスアワーだと申し訳なく思う。

街中で車イスの観光客や買い物客をごく当たり前に見掛けるようになったのは成熟社会とみていいでしょう。
将来私も車イスでおおらかに闊歩しようっと。

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裏庭のきのこ


留守宅からきのこ情報を受信。
さっぱり顔を出さなかったので諦め忘れていたところ、こんなことに…

直径20センチほどの大皿に3個が、処狭しとおさまったからかなり大物である。
ホイル焼きで完食したそうな。う~