Posted in

東屋を造る 建前編

私が山で遊んでる間に、先日塗装した床板を張ってくれました。

7月18日
いよいよ建前です。

棟梁と若い大工さんの二人。息もぴったりスムーズに進む
柱が立ち

棟木と軒桁が渡り

垂木がどんどん打ちつけられ

屋根の上で何やら?

屋根と梁の間に太い材が走っているぞ

トタン屋根を張る下ごしらえ?

屋根のてっぺんに立ち上がる10センチほどのいくつかの建材が見えます。

床面積には気をかけていたが、屋根が乗っかると軒先が深くてえらく大きなものになった。
狭い庭がますます狭くなってしまった。

今さらどうにもならない

Posted in

セキュリティーチェックで忘れ物

デリーからラダックへの移動日のこと

デリー空港のジェットエアウィズのセキュリティを出る時、使いなれたリュックを持ち出すのを忘れた。

ぶらぶら呑気にショップを冷やかしながら搭乗ゲート近くのベンチで ”ありぁ?”
手元が寒い~

すわっ!戻る態勢に入り、しばらくして前からトランシーバー片手に若い女性が歩いてきた。

なぜか私を見て近づき「リュック?」と話し掛けてきたではないか。

ちょうどその時頭上で『リュック◎△●◇○』らしきアナウンスが聞こえた様な気がした。これだわ~と直感。

手招きでこっち来てと従業員通路のようなドアから、チェックカウンターまで案内してくれました。

はいはいこれです。

あれこれ書類を書いて提出するものと覚悟したが、係の男性が「この裏にサインして」とだけ。

Thank you for your kindness. 名前
と書くと
「Welcome, have a nice trip.」
と微笑み返してくれました。

るんるん嬉しくて、戻り道のショップで記念にこのリュックを買いました。

ん?
何故私って分かったのだろう?
慌てた顔で走っていたわけでもないし。

搭乗ゲートから戻ってくる理由は、それほどないからか。

結構時間が経っていたから、ひょっとして防犯カメラで確認したのか?
中には洗面道具や下着くらいしか入ってないから、まぁテロの心配はなさそうだし安心はしたでしょうが・・。

松本へ行く時のショッピングバッグになるかも?

※画像の配置ミスで訂正しました・・・7/24
綺麗になったデリーの空港内


ふわ~、外気温は・・・

最近は日本でも負けていない

Posted in

東屋を造る 土台編

狭い庭に東屋を造ることになった。
思い立ったのは6月中旬。故あってまだ完成してない。

まずは東屋の語源から
不思議な住まいの語源

お借りしたサイトを見るに、四角くて屋根と柱だけの貧しい建物が原型だそうで、時を経て季節を味わう逸品に昇格したようだ。

我が家では、真四角はつまらん!と、3.6メートル×2.1メートル。

手始めは我々の希望を伝えた図面らしきものを基に、棟梁から詳細な設計図が届き、
続いて、土台となる材と床板と塗料がが届き、「はいオイル塗装2度塗りしておいてください」

敷地に糸を張り沓石ブロックの位置を決め、穴を掘る。この時の画像をなぜか紛失。
努力の跡をアップしたかったのに・・・・出るわ出るわの石。

一気に時は進み、掘り出した土をフルイに掛けて、小石をより分ける。
その小石と市販の小石と混合利用し隙間を埋め、沓石ブロックの寝床とする

固めて平にするための手製の押しつけ材。私の体重のほうが重いけどなぁ・・・・

基礎コンクリートを流すための木枠

コンクリートを調合し

流して出来た基礎 9ケ所

7月12日、棟梁も参戦して土台を仕上げます

沓石ブロックに土台4本を固定する作業

レーザー水平器で高さを揃える。これがなかなか難しい。
我々の流したコンクリートに微妙な段差があるのが原因のようだ。

棟梁苦戦

根太を土台枠にビス止めし、残りのコンクリートを流し、基礎工事完了。

オイル塗装は我々の仕事。腐食や虫食い防止のためです。

はい宿題と、たくさんの床板塗装も我々の仕事

私は翌日から燕~常念岳縦走登山へ。

棟梁、忙しいなか駆けつけてくださりありがとう。
夫君、老体にムチうちながらも愉しく作業が進み、ありがとう。

Posted in

土木にハマる

世間でよく言う、職人気質

これは気質ではなく「血湧き肉躍る」達成感の感覚の重さだと思う。

2005年10月入居間もなく棟梁に教わりながら薪小屋を建てたのがきっかけである。

2011年、狭い庭の片隅に、またまた頂き古材で薪小屋を建てた。

樹種まちまちの薪材だから、通りかかりのご近所様が表現に困られたのか「芸術的ですね」

狭い敷地を広げようと、伐採済みの大きな松の株を根ごと取り出して、少し奥行きがでました。
ここにも薪棚を置きたかったが、予想より狭かったので断念。

お次は、雨垂れ通路を整備することに。

建築当時、松の落葉が詰まるので軒下といを設置しなかった。

調べればこんな優れものがあったのか!
なにせ経費に余裕もなかったし・・・・

「panasonicの落ち葉よけネット」画像を拝借

今さらね、と毎度の「まっいいか!」

しかし、その後雨垂れはガラス窓に跳ねるのが困っていた。

そこで連れ合いの提案で雨垂れ通路を作ることになった
ここを10㎝深さまで掘る

5センチ高さまでバラスをうめて

私の体重で踏み固める

ダメ押しに砂利を8袋160キロを埋めて、はい完了。

結果やいかに! はい、一丁上がりです。が白い敷き石が目立ってちょっと難かな?
私のもともとの希望は、小ぶりのU管を埋め込みたかったのだが、年々頑固傾向になる連れあいに
渋々従う。

今度は、こともあろうか狭い庭に東屋を作ると言い出して、結局棟梁のお世話になった。
現場掛け持ちで忙しい棟梁は、設計図を用意して「奥さんたちなら大丈夫、出来るせ~」とお帰りに・・・

図面片手に6月下旬から始まりました。

2013年最大級の土木作業です。

Posted in

あんずジャム

ルバーブを新しいレシピで挑戦した。
いつもの作り方に白ワインを加えるとよりまろやかになりました。

ご機嫌で杏ジャムも。
ことしは春の天候不良で、産地の千曲市森の杏が不足だったが、松代産が出回わったので挑戦。

砂糖は60%

なかなか煮詰まらない

かなり時間がかかり

やっと出来て

ラダックの杏の乾燥種を使いたかった・・・・
ジャムに混ぜたからといって特別の味はない。

生の種は保管しているが、上手に乾燥できるかどうか?

Posted in

燕岳~常念岳 総集編2

14日(日)朝、きょうの天気予報も芳しくないらしい

14日7時、大天井岳を目指す

コバイケイソウの群生

厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルによると
茎・葉 花 地下部(根茎)とも強毒。
別名:ハエドクソウ、ハエノドク、ハエコロシ。そこまで言うか?
芽出し期のオオバギボウシ(食用)に似るそうな。

珍しい白コマクサ

風速20メートルかと思われる風と雨に、歩きながらバランスを崩す。

10時半、雨の中震えながら大天荘(だいてんそう)到着。
早いランチ。
お弁当は燕山荘が用意してくれたおにぎりふたつとしゅうまい2個
経木につつまれている。冷凍戻しだろうが、山菜おこわおにぎりはなかなかに美味しかった。

食後、リュックを預けて常念山脈最高峰大天井岳へ。理事長先生は走ったら10分さ・・・・
走れないが確かに20分くらいだった。登頂を迷ったが登って良かった。

横通岳に向かって再び歩き出す。この辺りの稜線が里から見えるのだが、勿論歩いている姿なんぞは見えない。

右側つまり槍が岳が見える側も曇天または雨天で魅力なし

左が横通岳、右が常念岳。 遠い1

振りむくと彼方に燕岳

さぁ横通岳頂上。
ここでも歩行に自信がなくなり、登頂を諦め麓を巻いて、つまりショートカットしようか迷っているうちに、登りが始まり列から抜けられなくなってしまった。

はい!おめでとう

樹林帯を抜けたあたりから赤い屋根の常念小屋と、そびえる常念岳を眺める

常念小屋到着。随分助けて頂きながら、やっとここまで。

時間がたっぷりあり小宴会。
さらに隣の屋外テントのテーブル席で、新潟からの5~6人グループと談笑。
中のお一人が安曇野に詳しく「息子が穂高に転勤していた折、あちらこちら登山した」話を聞く。
ほっそりしておられるが、なかなかのタフガイ(この言葉はもはや死語かな?)ぶりに感心する。
安曇野ファンとお見受けした次第。

3日目の15日(月)常念岳登山。やれやれ晴天に恵まれた

しかし深夜から明け方までかなりの暴風雨で、あるツア団体は午前3時の気象から『常念岳登頂は断念』となった。

我々のリーダーは、勿論決行判断で準備を始めた。
この日はリュックを山小屋に置き、登頂下山後予約のランチを頂き、一の沢登山口へ下りるスケジュールだ。

さぁ登頂開始!、見上げるとな~んだ近く見えるし歩きよさそうじゃん・・・そうは問屋がおろさない。

カメラのレンズの蓋がキチンと閉まらなくなり角が黒い。ポケットからの頻繁な出し入れと雨が原因かな?

振りかえると赤い屋根の常念小屋と、昨日登り下ってきた横通岳が見える。

縦走 尾根を歩くといっても登り下りがあるわけで、里から見上げるぶんには平らに繋がって見えるから、簡単に歩けそうな気がするのだ。

岩ばかりの登山道にうんざり。雨模様だったらもっと怖いなぁ
不安定な態勢を整えるのに、平らな大きい石に腰かけた時、リーダーの先生に「そこに座ってはダメ!」と叱られる始末。
後ろが深く切れ込む谷側だからでした。

こんな岩の上ばかりを歩きます。

何故山に登る?
緩んだ体と心の日常を、ごまかしのない美しい自然と厳しい環境の非日常が目覚めさせてくれる・・・
から?

ミヤマダイコンソウ

登頂おめでとう!

のんびりと祠や標識の撮影ができない、岩だらけ・・・
槍ケ岳から雲が立ち去るのを待つ時間の長いこと長いこと

距離感を出す撮影方法のほうが良かったのに残念。
こんなシーンに一眼レフがいいのだろうが、とてもお供させてあげられないおが実情。
当分このカメラで記録するのみ

さぁ下山。昨夜の雨で石や木の根っこに足をかけると滑る。要注意だ

丸木橋をいくつか渡りぬかるみを歩き、休憩回数は少し減る。
はい下山しました。
待ち受けるマイクロバスで3日前の集合場所に戻りました。午後4時前だったかな?

クールダウンのストレッチを終え、自宅へ。
駐車スペースの片隅に生えていたキノコが、直径20センチほどに成長していた。

久しぶりの登山だったが、思ったほどの筋肉痛がなく、翌日から畑の野菜に挨拶に、普通の生活に戻れた。
岩場に対しても、以前よりは臆する気持ちが減った様に思う。

9日の光城山事前訓練トレキングも、何がしか役に立ったか?

参加者の皆さまありがとうございました。
特に私の前を歩き、大きな岩場では手を貸して頂き、ストックがないほうが良い場面では預かってくださったT様、
後ろから「怖いと、引いたら負けや」と励ましてくださったベテランのK様、
ありがとうございました。

中でも「わたしらサポートは出来ないわなぁ」と後ろへ移動されたベテラン女性、きつ~い一撃でも励みになりましたよ。

※画像は、時間や記憶をたどりながら羅列したが、誤りがあれば”お愛嬌”とご容赦願います。

もう数回しか高い山へは行けないだろうな・・・と、次回のスケジュールを頭に描く。

燕岳~常念岳総集編 終わり

Posted in

燕岳~常念岳 総集編1

移住2年後の2007年 松本市の市民登山に参加し、初めての本格登山、常念岳へ登った。

その後、山の会で近隣から見えるいくつかの北アルプスや里山歩きを体験。

当初の計画から夢だった山行が、今回の『燕岳から常念岳縦走』

よく言われる北アルプス表銀座コースは、燕岳~大天井岳~槍ケ岳~上高地へ抜けるルートらしい。

さて老後の鑑賞用にまとめておこう(美しい画像はネット上に山盛りあるから検索してね)

7月13日(土)8時、ポツリポツリ雨のなか、中房温泉からスタート
     

晴れ女の威力も発揮できないまま、まもなく終盤へ。

明日はあの尾根を左(大天井岳:おてんしょうだけ))方面へ歩くのだ。

燕岳まで最後の樹林帯のシャクナゲ

燕山荘へあと一歩の階段手前に・・・コマクサのお出迎えを受ける。いつ見ても可憐である。
寒さに耐え、やっとの思いで顔を出す健気さに胸を打たれる。

リュックを山荘に預け、いざ燕岳頂上へ

往復1時間ほどだが、暴風雨になり寒い。砂礫に足をとられながらバランスをとる。

頂上にて恒例の”おめでとう握手”と記念写真

帰路から見るイルカ岩

やれやれ
こんな天気に何故歩く?

松本ヒマラヤ友好会の鈴木理事長さんは、どんな状況でも的確な判断で安全を確保してくださる。
雨具の着脱ひとつでも、あと30分様子を見ましょう・・・・

合わせるように雨が止んだり降ったりする

Posted in

無事下山


画像は常念小屋のバルコニーからも見えた槍ヶ岳です。

常念岳へは今日午前中に登山し、小屋でランチを済ませて帰路へ。

午後4時に一ノ沢登山口着、その後自宅に帰着しました。

メンバーに助けられ、怪我もなく感激です。

何度参加しても初心者で、情けない!

デジカメ画像に良いものがあれば、後日アップします。

会の皆様ありがとうございました。

Posted in

有明山


私の有明山
大天井岳から常念岳への縦走道から左に見えます。

有明山の裏側ね。
岩だらけの道だから気を抜けません。おまけに雨と強風にあおられ寒かったです。

谷側からの吹上げに体が揺れる~。
何はともあれ、念願の7時間縦走でした

Posted in

大混雑


一日目の山小屋、燕山荘2階の通路。

この前に居並ぶ行列は、朝食の順番待ち。リュックの数だけいるわけで…

毎度の快眠快食快便(こちらはまだ停滞中だけど)