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燕から常念岳縦走


長年の懸案だった山行。
安曇野平から見える縦走です。

燕山荘到着しました。燕岳へ登りました。

雨と風に寒さも加わり、しんどかった。
でも思い出になる山行です。

明朝6時半に山荘を出発して、大天井岳~横通岳~常念岳で小屋泊まりです。

久しぶりで明日の筋肉痛が心配。

燕山荘のカフェのストーブ前で、雨具の上着を乾燥させながら…

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チベットかあさんの手作り「カンビル」

投宿のミラズハウスでは、オーナーのおかあさんとオーナー夫妻と娘の4人暮らしです。
毎食1階で、家族一緒に頂きました。

ある朝招集がかかり、「カンビル焼くよ」とおばあ様の手作りパン焼きを見学。
庭の片隅にあるしごくシンプルな”パン焼き窯”

前夜に小麦粉と水とベーキングパウダーをこねて、寝かせておき、すでに成形されていた

焼き道具は、硬そうな石板

燃料は牛フンと木材

燃焼部分で焼き加減の微調整

見学と撮影席

次から次へと手際よく焼きあげる。1枚が3分くらいかな?
おそらく40個ほどあったろうか

中にハート型があり、私が頂戴した

焼き立ての素朴な美味しいパンです。
ぽっこり膨らむので、割って中にジャムやお総菜を挟んで頂きます。
そうね、日本でも最近はやっているフォッカチャに近いかな?

チベットかあさんは、その上品さと教養の高さと慈愛に満ちたまなざしに感銘して
オーナー夫人にお聞きすると、かつて学校の先生だったとか。

チベットかあさんにもう一度お会いしたい!

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ポプラとヤナギ

ラダックでは村の中も沿道も、ノッポのポプラと丸っこいヤナギが、コンビで連なっていることが多い
いずれも建材として使われるので、あちらこちらで植栽していました。

最初は丸いっこい樹の種類がわかりませんでした。
近くで葉をよく見るとヤナギに似ています。

帰国後調べると、やはりヤナギでした。

日本の感覚ではヤナギは一般的に”シダレているヤナギ”と認識するが、世界の分布では350種類もあるそうな。
きっと里山や川の淵にも知らない丸っこいヤナギが、あるのでしょう。

そういえば柳行李と言って昔は衣服の収納箱として、また旅行鞄として活躍していた道具の材料が
ヤナギの一種でした。

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ゴンパ巡り2日目の後篇

さて
インダス川にかかる橋を渡りしばらくで、楽しみなアルチ村へ到着した。

ここのゴンパ(僧院)は山岳部でなく平地の、ごく普通の村の中にあった。
11世紀ころの創建といわれているが、もう少しくだってのころという説もある。
壁一面に見事な壁画が鮮やかに残っている。最近まで撮影禁止だったらしい。

創建当時の僧がカシミールから連れ帰った仏師や絵師が、カシミール様式の仏教美術をもたらし、
世界的にも有名な壁画や曼荼羅を遺したといわれる。

お堂の売店でかったガイドブックから
曼荼羅の一部を拡大撮影)

どうです!
斬新なデザインと赤とブルーの見事な彩色

ノーフラッシュなら撮影OKになったのは最近のこと。
宿のオーナーで、ガイドも兼ねるツェワン氏は「え~知らなかった」と嘆くことしきり。
結局、観光客が多く、私のカメラ技術ではうまく撮影できなかった

アルチには4つの僧院があり、見学したのはアルチ・チョスコル・ゴンパ

なかでもゆっくり見て撮影できたのは三階構造のお堂。高さは10メートルくらいで中は吹き抜け。

入口は小さく、日本の旅籠の軒下の様にかがんでくぐる。

細かい木造彫刻に驚く

奥の3壁に高さ5メートルの3体の菩薩が並ぶ。観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩
たしかこれは弥勒菩薩。

写真を拡大すると爪には白いマニュキュアが施されていた。
これは元来のものか保存修復によるものか分からない。
下の衣はまるで今風スパッツに見えるじゃん?
とにかく繊細な彩色が見事でした

鮮やかな壁画や仏像が所せましと詰まった、まるで宝箱だ。

隣の建物もその奥の建物を見学したが、この僧院は少人数で管理されているため、ひとが集まると頑丈な南京錠を開けてくれます。やはり中は立派でした。

見学を終え、数件の土産物屋さんが並ぶ道を歩いていた時、おじいさんにナンパされた。
おじいさんに見えたけど、チベットの人は皺が深いので、案外私より若かったかもしれない。
マニ車をまわしながら、「一緒に歩こう」というしぐさで声をかけられた。

はっと思い出した。ダラムサラでも見かけた光景。
チベットの人々は、時間があるとマニ車を回しながら、長い散歩をする習慣がある。
いつまでかかるやら?丁重にお断り

帰り道の角で先ほどの紳士が石垣に座って笑っている。上品な方でした。
記念に写真を撮らせていただきました。

インド卒業旅行のはずが「今度来たらまた会えるかな?」
どうも決心が揺らぐのはこんな時です。

購入のガイドブック。350ルピーだったような・・・・

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ミラズハウスの客室構成

ラダック滞在でお世話になったゲストハウスの客室案内。
トイレ&シャワー室の有無とバルコニーの有無、エクストラマット可能室に分かれる4室である。
ツインベッドを基本に一人利用二人利用で価格設定されている。

とにかく寝心地がいい。ぐっーすり寝られる。
オーナーの話では、マットはそれはそれは探したとさ。
「決して高級ホテルのベッドにも負けない」とのこと

確かに
いいねいいね!

トイレとシャワー室

洗面台

ツイン仕様だけど一人使用なので少し割高

街中の喧騒を離れた別世界である。

参考まで他の部屋写真

小部屋つきの部屋。ここでも寝られる

その他の部屋

共同のシャワー&トイレ&洗面台

バルコニー付の部屋もある。バルコニーで寝るのも気持ちよさそうだ

屋上への階段
寝袋持って屋上で寝るのも夏ならGood!
満天の夜空と流れ星はお約束だもんね

ミラズハウス客室案内ページ

レートは1Rs.1.8円の時でした

6月~8月が私のような素人にはベストシーズンです。

太陽熱温水器のおかげで、シャワーはすこぶる快適でありました。

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ゴンパ巡り2日目の前篇

ゴンパとはチベット仏教の僧院のことです。

ガイドブックを眺めた時からの念願の地、アルチを目指す。
途中リキルという僧院に寄るつもりが、訳は分からないが閉鎖中だった。

インダス川にそって北へ向かう

ひたすら走る。

砂漠に岩があるような景色

道路はつぎはぎだらけでなく美しい舗装が続く

オアシスのようにポプラが並ぶ。小さな村を通過しているのだろう。

手前の川インダスと向こうから来るザンスカール川が合流し、インダス川として右へ流れてゆく

北からレー方面へ行くトラックとすれ違う。久しぶりに見る装飾トラック

この辺りから進入したかな?同じような景色が続くので、記憶が鈍い
リキルゴンパは閉鎖中だった。

まもなく川を渡る。橋ごと落っこちないか心配なほどシンプルだ

欄干にタルチョがはためく。橋が落ちないように祈っているわけじゃないと思うけど・・・・

休憩したり撮影したりで、ゲストハウスを出て1時間半ほどだったか。

いよいよアルチに到着だ。

余談
ラダックは北のカラコルム山脈と南のヒマラヤ山脈に挟まれた地域。
インダス川の水源はヒマラヤ山脈の北方のチベット高原にあり、ラダックを通過しパキスタンへ流れてゆく。

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ルバームジャム

リンゴしょうがジャムが切れて寂しかったジャム事情。

ルバーブジャム、今年の第一弾

畑の優等生です。

外国ではパイやサラダに、ジャムによく利用されるそうだが、日本ではまだまだ市民権を得ていないようだ。

栽培は世話要らず、タデ科の多年草で毎年律義に咲く。
葉と葉柄が広がるので場所をとるのが難。

シベリア南部産ということで、北海道や信州で栽培される。
都会のスーパーではまず見かけないらしく、これが市民権を得ない理由だろう。

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杏の種

乾燥した杏の種

ゲストハウスで頂いたジャムに入っていたので、レーの街で買い求めた。

これ!

食べ始めの味はあっさり。かじっているうちにすこし香り立つ

250グラム90Rs=162円(レート1.8円見当)

ところが、信州千曲森の杏が、春の天候不良で極端な品不足だという。

安曇野までやってくるのか?

友人が、クルミと砕いた杏の種をまぜ、プチパンを焼いてくれました。
写真を撮る前にペロリ・・・ごちそうさま

今シーズンに杏欲しいよ~

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アートメイク

梅雨らしい雨が落ちてきた
あじさい『くれない』が今年もけなげに色付き始めた

最近、どうも同じ化粧法の顔をしている人が多いなと感じていた。
——結果には原因があった—–

ようやく判明し納得

アートメイクというそうな。アートという語感にだまされているなと直感。
つまり「プチ整形とは違うよ」と理解しているのだろうが、施術する部位が違うだけで
つまるところ刺青とカテゴリは同じだと思う。

それを”すっぴん美人”と喧伝するところに悲しさがある。
さらに3年くらいで効果は落ちるので、また施術を繰り返することになる。

すっぴんを自負するには年月と努力と見栄と覚悟がいる。

・まず若いころから厚化粧を避ける
(若いころ綺麗に見えた顔が忘れられず、年齢を重ねても同じ化粧法をしてしまう)
・石鹸をシンプルにし、使い続ける(泡が良く出る石鹸でもちもち感を作る、は嘘だと思っている)
・洗顔後は手のひらと水で肌をたたき、刺激を与える
・肌に合った化粧水で乾燥を防ぐ。乾燥肌の場合は冬期には栄養クリームを補給
・夏の日焼け止めは絶対に必要

以上で、美人にはなれなかったがすっぴんの勧め愛好家を自認する。
本音を言えば、化粧品代がかからないのが嬉しいのだ。
年齢のせいで必要な眉書きペンシルと、口紅があればよい。
あとは顔も腕も脚も叩いて励ます・・・

消費者へのアドバイス(国民生活センターのホームページから)
1.入れ墨であることを認識し、どうしてもしたい場合は医療機関で行う
2.医師免許を有しないものによるアートメイクの施術を受けないこと
3.入れるのは簡単であるが、除去する際には時間も費用も倍以上かかるという実態がある
4.アートメイク等の施術で被害を受けたら情報提供をする

情報提供先
•消費者庁 消費者政策課
•厚生労働省 医政局医事課
•警察庁 生活安全局 生活経済対策管理官

国民生活センター

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レー街歩き

3日目はレーの街散策

レーの街は標高3500メートル
王宮がそびえる

その麓の迷路のようなオールドレーを歩く。

今にも崩れ落ちそうな・・。改築中の家屋が多いそうだ

チベット人の鍋釜修理屋さん。かつて日本の生活道路にあった風景

建設中か取り壊し中かわからない工事現場。

親子

のどかで幸せそうな寝姿の犬は、あちらこちらで見かける。

メイン道路へ出る
露天の野菜売りの女性

忙しそうに車の合間を縫って行く荷車。

天を突くポプラ

見上げると青空にタルチョがはためく

骨董品の店内を撮影中の外国人

個人的な感想だが、どこの観光地でも西洋系の人々はあまり買い物をしない

沈思黙考のロバ

おいしかったレストランの正面。喫煙客は屋外となる。雨が極端に少ない地域ならでは。

私はあるもの1点を買い、殆どをタウンウォッチングで1日を過ごした。