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松本浮世絵博物館

松本市内といえども、郊外である。
松本ICからは近いが、便利な場所ではない。
しか~し、その収蔵量といいユニークさといい感じ入ってしまった。
松本の紙屋さんの豪商酒井家の個人(財団法人)博物館です。おそらく日本一の収蔵量ではないかと思います。

まず建物と調度品

設計は東京工業大学の故篠原一男氏。大きなガラス壁から遠く残雪の山が見える。(おまけに電線もたくさん見えるが)
元は大量の浮世絵の保管庫として出発しているので、展示室は広くない。植物性顔料の絵の保護のため入り口の高さが低い。
「最近とくに多くなった外国人入場者には申し訳ない」とは館長さんの弁

館内の椅子がどれも斬新かついかにも博物館!らしくないのがいい。

外観も館内もおよそ浮世絵博物館とは思えない

現在の企画展—–書画・五十三駅(初公開)
明治5年頃描かれたものが多く、書き手も色々、芳虎さん作が殊のほか楽しく当時の世相が見られる。

しかもキャプション(絵のそばにある解説書)は館長自らが作成されるそうです。
読み進むなかに、”天下り先を~~~”の文章があってあれ?と思っていたら”なるほど~”でした。
『浮世絵は、カメラやビデオがなかった時代、絵師が巧みに人物の表情・情報を取材するニュースリポーターだった』と館長さんは表現しています。

3ケ月ごとに、つまり年に4回の企画展を催すが、自前の収蔵品で企画できる。
7月から企画はなんだろう?

館内BGMはPOP調
案内ビデオは小気味よく10分にまとめられており、解説は館長自身でマイクを握る。よって質問OK!というあんばい。
自己紹介を「学芸員の酒井です」。もらったチラシなどまだゆっくり読んでいないからそうかと思うでしょ。
ところが実は館長であり、所蔵品持ち主の11代目当主の酒井信夫氏である。

おびただしいポスター
全国の美術館・博物館に企画展のポスターを送るそうです。よって全国から美術館・博物間のポスターが集まってくるというわけ。おそらくこれだけのポスターを収蔵している博物館は他にないでしょう。
打ちっぱなしのコンクリートには・・・・。これがまた一幅の絵のようにみえるから不思議

実は保管量も半端じゃないそうです。
特別公開「全国美術館・博物館ポスター展」の企画をお願いいたしました。
よく言われるのです・・・・  やっぱり!

外国での展覧会に多く貸し出しているようです。
一筆箋もずら~りと販売

北斎館のセンスの良さにはちょっとかなわない気はしたが、全部自前の浮世絵で作成できるのはやっぱり感服ものです。

8名のフランス人観光客来場を機に出ました。
大きな駐車場そばにポツン

  NTTは大変だわ

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春を迎える大掃除


すぐ隣の林の夕暮れ時

我が家を建ててくれた棟梁と若棟梁、その弟子君の3人で大掃除が始まった

まずは屋根に積もった枯松葉落としから。
まずざっと掃き集める。若棟梁は若い弟子に手順を教える

ブロアー(送風機)で隙間に詰まっている細かい残り葉や片流れの狭い屋根の枯葉も落とす、吹き飛ばす

もう一度掃き清めて終了! 
大型ごみ袋サイズで8個分。はい美しくなりました

これだから樋はない家だ。枯葉が詰まってそれこそメンテが大変だ。
夕方遅く雨が降ってきたので、これですっかり綺麗になるはず

続いて
リビングの梁の上の埃を掃除機と拭き掃除、壁や木部で揺れるクモの糸の除去
掃除機を持ち上げ、続いて布で拭く というより磨く

梁の上の埃を取るくらいにしか思っていなかったので、こんな大掛かりなメンテとは・・・・。
薪ストーブ煙突付近のくもの巣を除去
食器棚の上まで。昨年末拭いたはずなんだけどぉ~

あっそこそこ、埃が気になってんたんよ。全く痒いところに手が届く ”あ・うん”
おやっ、外に脚立が・・・

  やっぱり! 嬉しか~

念入り2時間半の大掃除。私自身ももっと掃除に精出さねば・・・と反省しきり。
しかし棟梁は「絶対に登っちゃだめだで。1年おきに磨きに来るきに」
自分たちの建てた家に対する愛着も勿論あるだろうが、楽しく過ごす私たちやお客人の気持ちにこたえてくれる意気込みが嬉しい。
特に若い棟梁はこの小林棟梁に惚れ込み、30代半ばからの大工の道転進である。私の家が棟梁デビューだった。今も白馬から豊科の小林工務店へ通勤している、ど根性大工さんだ

何気なく問題なく暮らしていたが、事後に見上げると、太い梁がキリッと黒く光り、屋根はどうだ!と誇らしげ。頼もしい大工さんたちです。

「夢をかなえるゾウ」のガネーシャが言う。
靴磨き、掃除、コンビニでつり銭を募金する———ほんのちょっとの心がけで人生が明るくなる

余談
自動販売機のおつりから募金できるシステムが開発され、設置され始めたらしい。
ちょボラだっていいんだ。正しく使われることを願うばかり

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桟温泉

賛歌といえるかどうか?
ユニークではある秘湯の宿だ。
中山道を奈良井宿から下ること1時間ほどに桟温泉がある
このまま南下すれば妻籠・馬籠宿へ続く道だ。
木曽川と国道19号線に沿っているので、秘湯の雰囲気ではなく、ちょっとがっかりした

浴室入り口は川とは反対側の裏山の下なので、湿気をふくんだ暗さである

先客は一人だけ。扉を開けて唖然!
先客が出るのを待って撮影を開始する
浴槽と洗い場の間にカーテンが・・・・。窓の向こうに国道が見える

ずずーいと奥までカーテン。夜の照明は国道から丸見えになるんでしょうな
今の建築なら、外からは見えず内からは景色が見えるガラスがあるのだけれど。

突き当たりのドアに張り紙があり、好きな文字が踊っている

露天風呂入口
・・注意事項・・
露天風呂は男女兼用
(混浴)になっております
トラブルの無いようにご利
用下さるようお願いします

ドアを開けるか開けないか迷ったが、開ける勇気はなかった
きっと簾はないだろう・・・・
男湯と女湯からそれぞれのドアを開けて露天風呂に出る構造なのだ。
バスタオルを持っていなかったので、さすがの私もひるんだ。。。。

お湯は少し茶色っぽくて、後でゆっくりポカポカしてきた。
カーテンと掲示板に驚いて浴槽の写真を撮り忘れてしまった

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初山滋 大回顧展 in 安曇野

画家も開催展も知りませんでした
大阪からのお客人と安曇野ちひろ美術館で開催中の展覧会に行く
生誕110年の画家の斬新な絵本展だ。
数点鑑賞しただけで赤の色づかいに魅了された。来館者にはおじいさん・おばあさんから小さい子どもまで。小学校国語の教科書の表紙にもなった作品も展示されているので、年配者には懐かしい絵もあるはず。

—-大正から昭和にかけて「おとぎの世界」や「コドモノクニ」などを中心に、子どもの本の美術の世界で活躍した初山 滋(紹介コメント・画像ともパンフから拝借)—

副題に—色彩と線の詩人がおりなすモダニズムの世界—とあるように非常に若々しい
信州方面に旅行計画のある方は是非、遠回りしてでも安曇野ちひろ美術館鑑賞をお勧めします。
5月13日まで
第2第4水曜日休館 2008年4/26~5/6は無休
期間中のコンテンツ「イベント・教育普及」& 入館料・割引特典をチェックすることもお忘れなく・・・

「ちひろ美術館 東京」でも鑑賞した彼女は、安曇野のほうが展示数が多く、愛用品や使用していた古家具の展示があり大満足と、ゆっくり鑑賞していた。

引き出し3段の中の転宅通知や年賀状などの小作品の収蔵も含めると、130点もの展示である。見ごたえ十分!
展示順路の脇に「絵本の歴史」ってのもあって、パピルスの時代から北斎漫画も。嬉しかった

えらく気に入った本—たくさんある版画作品から

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嘘じゃない


昨日今日雪がちらついている
すわっ いちご! あわててカバーをかける

パンジーは寒さに強いから暢気に写真を撮った

雨やみぞれや雪が交錯して寒い一日だ
午前6時の外気温2度 午後3時でも6度  とほほ

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ネコの額に春来る

午前8時の外気温5℃。太陽が元気なら日中は15℃の今日この頃

先日特注丸太プランターがやってきた

散歩コースのお宅で見かけた、ご主人手作りプランターです


昨年初夏だったか「いつでもよいので・・・」とお願いしていたら、出来ました
早速小ぶりの白+淡い紫のパンジーを植える。建物の外観から洋花は敬遠気味だが、これは小さいパンジーがお似合いと直感で決めた

ついでに、2年前リサイクルショップで買っておいた”たらい”にも小ぶりパンジーを植えてみたら、いいじゃない!丸太の存在感にはかなわないけど・・・・

 直径57センチ、高さ23センチ
底に昭和32年と記載があり「洗膳」の文字も墨汁で書いてある。自宅で冠婚葬祭を執り行なっていた頃の用具かも知れない

大量のパンジーは、先日の熱気球会場そばで開催していた花じゅうたんの鉢の処分市で購入したもの。
1000円/24鉢、オーバー分は50円/鉢だった。普段並んで買い物をしない性格だが、この日はプランターを頭に描きながら我慢した。
もちろん結果に満足している。。。。

晴れ間を利用して枯葉の除去
うふっスイセン頑張ってる

左:東の木陰に新人シュンラン発見!
右:昨年発見の西のシュンラン。すでに準備OKだ

工事が騒がしかった建築当時や移住直後には見なかった自生植物が、やっと落ち着いてきたネコの額庭にムクムクと起きてきたようだ。

おぉ~越冬イチゴにも新葉が・・・

村道を散歩していると、農家の人が仕事を始めている。そうこうしているうちに田んぼの水面に残雪の山を映すだろう。

長い冬のトンネルを越えてまもなく春本番だ
■待ちわびて  田んぼに人影  春うらら

しかし、朝夕は暖房している我が家です

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奈良井駅

我が家から車で1時間半くらいに塩尻市の中山道・奈良井宿がある。
安曇野市豊科あたりを流れる川を奈良井川といい、梓川と合流して犀川へ、千曲川から遠く信濃川へと続く。奈良井川は木曽駒ケ岳を源流とすると書いてある。ふむふむ奈良井はわかった。
奈良井が江戸時代から栄えた宿場町で、手作り町並みで最近注目されるようになったことも帰宅後に知った。

奈良井駅から車で40分くらい南の桟温泉に行ったついでに寄った駅なので、立ち寄り駅である
ここ奈良井駅は宿場の北入り口にあたり、駅前の赤い丸ポスト撮影を忘れたのが残念だけど、いい感じの駅だった。駅舎は築100年の年代ものだそうだ

磨きこまれたガラス戸は向かいの石垣を鮮明に映す

  駅舎内にテーブルがあるのは珍しい。
宿場マップを広げていざゆかん!というところか

 15分停車はたぶん「特急しなの」の通過待ちだろう

  かなり年配の委託駅長さん。元国鉄マンかな?
停車中の車両から駅舎外のトイレに出る乗客を迎える姿が美しい

宿場の街道筋を歩き出す

古い水飲場にかけてある柄杓の底に文字が見える

なになに
『奈良井一番のウォーター(水) 君は又 美しく成る』 
老いにも若きにも説得力ある名言! 早速試飲する。新鮮だが特別な味はしなかった

美しい婦人が方言でおしゃべりしている

名前に惹かれて店を覗く「花筏」 オーナーが好きな花だそうな。いつものネット図鑑を借りて調べる
笑顔の素敵な店主でこちらもつられて口元がほころぶ。
「以前お越しになった方ですか?入ってこられた時の笑顔が素敵で・・・・」
まいりました!

漆器だけでなく草木染めの服もバッグも、籠も気に入ったものだけを作家さんに製作してもらっているという。ここまでくるのには長く、苦労したようだ

さぁここらで昼食をとぶらついて、見た目で決めた店はここ。表もすごいけど中はもっと
越後屋

信州人だから蕎麦を遠慮して五平もちにする
すごい店内だ。たたみ座席のすぐそばに刀剣があり、鍵はかかっていない
串刺しの楕円形の五平もちを想像していたが、まん丸。しかもさすが漆器の町、お餅も漬物も盛り皿は漆器だった。厚さ14~15センチのテーブルも、かつては漆塗りの立派なものだったのだろう

薄紙の箸袋の文字は美しかった

またいつか散歩に来るような気がする。その時はとろりとろりと鈍行列車に揺られて・・・
「年とってひとりじゃけん、あれこれいっぺんにできんのじゃ」という駅長のおじいさん、それまで元気でいてね。また話しまひょ。

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誕生日


もう嬉しくもない歳だけど、予期せぬプレゼントには心躍るもの
京都の「くろちく」さんからガーゼマフラーが届いた
幅22センチ 長さ130センチの二重ガーゼだ
どうしても欲しいものはセレモニーに関係なく購入できる権限を、長い主婦生活で身につけてしまった可愛くない私には、このプレゼントは泣ける。
JALのマイレージバンクからは”おめでとう”だけだった
息子からも現時点で、音沙汰なし・・・・

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田んぼの熱気球

朝6時の外気温0℃ 日中は16℃ こんな時風邪をひく。
風のない土曜日の朝、田んぼの上空から安曇野を眺めるイベントに参加した。
隣の松川村で9時から、嬉しくて2回も乗ってしまった・・・・

上下するだけ  ただそれだけ
地上25~30メートルに静止し、スタートから下界に着地するまでわずか5分だけど念願はかなった


そ~れ

あがった~

わ~ぉ

  
さぁ、お次の人! 二人降りたら二人乗るんだよ

  係りの人が自分たちの体重をかけて留めている

では乗り込もう

時折ガスが炎をあげて頭上が熱い

気球の天井


田んぼの熱気球は4台のトラクターでロープを支えている

私はこのかごの中

青空に抱かれたような・・・・・ページTopに戻る

帰りがけ、気球に乗りたい若い父と幼児のモンチャク会話が聞こえる
大人一人に子供1名は無料サービつきで、1000円/回
おせっかいばばあは「まぁ行ってごらん。絶対乗ってよかったと思うよ。絵日記にも書けるもんね」と勧める。
不承不承乗り込んだが、成果を信じたい。
泣き叫ぶ声は聞こえなかった——-

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レトロ『レストランヒルトン』

舌を噛みそう
38年前からスタイルが変わらないらしい。外観はちょっと古めかしい。内装は新しく改装したように見えるがやっぱり当時のままだということだ。

なにがすごいって
①ふわっとした三角の椅子がレトロ
②テーブルの配置にゆとりがある
③メニューの斬新さに比べて中高年の客層が多い
 昔仲間のような紳士ふたり連れとか
 こども連れ若夫婦は、親に連れられた経験者のように思う。
そんな想像を起こさせる雰囲気だ
④牡蠣ピラフに、どーんと大きな牡蠣が10個くらい鎮座している
 牡蠣って調理すると縮むんだもん
⑤ちょっと高めの洋食屋さんに、砂糖壺が銀器だった

3月末までの牡蠣ピラフは4月からホタテ貝柱ピラフに変わる

ご飯に牡蠣とあさつき?がのってるだけなのに、かかっているソースが大変美味しくて。ご飯とソースだけでも十分おいしい。
牡蠣ピラフは終わるけどここのカレーも食べてみたい

志賀高原でスキーしていた昔青年には、記憶している人もあるんじゃない?
R18号線沿いの辺鄙な場所に、これまたレトロな大きな看板があります。鉄道では最寄り駅から徒歩15分だもんね。
遠くてたびたびゆけないのが悔しい