Posted in

鳥より人間がバタバタ

鳥の巣箱はふたつある
5月下旬、南家のシジュウカラは旅立って行った。こんなに気をもんでいたのに、挨拶もなかった

西家のシジュウカラは先週始め、巣立ち間近と睨んでいた
2階の窓から巣箱まで3メートル、カメラを向けて待機していても恐れることなく、餌を運ぶ。
「銀色に光る物体は何だ!」と気づくはずだが、へっどうせ届かないもんねと笑っていそう
写真左:親が餌を運んできた
写真右:邪魔者いないか?と餌をくわえたまま周りを見回す

①いかにもヒナっというピィピィピィ鳴き声から、次第にチチッやチチチィと聞こえてくる
②くわえてくる餌と思しき虫?がだんだん大きくなる
③餌運びの回数が多い。つまり雛が大きくなってきたのだろう
④親が自宅から50センチほどの枝にとまり、ゆっくりと鳴いている
  すると続いて箱の中から、追いかけるように鳴く声が聞こえる
  そう、掛け合いで発声練習をしているのだ

8日朝からじっと待つが、親鳥も来ない、雛の声も聞こえない
留守の間に巣立ってしまった。南家も西家も皆さんお元気で

Posted in

飛行訓練

晴天ですが、今朝6時の外気温10度。肌寒い
シジュウカラは元気いっぱいです。
何をしているのやら、巣箱内の様子を内視鏡で覗きたい!
ここ数日、たまにしか巣箱に入らないし、小鳥の鳴き声らしきものも聞こえたような聞こえない
ような。ところが今朝、朝日を浴びた木々の、細い枝から枝へ1メートル間隔くらいで
飛びつく様子を発見。写真はとれないが、あれは親らしき大きい鳥の真似をしているようだ
写真左:成長の様子を見ていた巣箱
写真右:飛行訓練現場。小さすぎて写真には全く姿は見えない

もうずっとずっとむかし読んだ絵本に「ちゅんちゅんちゅん」と語感のよい絵本があり、
こすずめの巣立ちと成長の様子を描いている。
そうなんだ、あの世界を今、目のあたりにしているんだと思うと懐かしさもひとしお
(画像拝借:堀内誠一絵・石井桃子訳 福音館書店発行)

このところ鳥にかまけていたら、部屋に蜂はいるは、高いところにくもの巣ははってるは、
アリは侵入しているはで応戦に苦慮した

結局アリは薬剤で防衛、くもの巣は特に害はないし高すぎて撮影困難なので
「我が家の蜘蛛の巣城」と無視
蜂は飛行訓練の必要はなく元気いっぱい。冷静に観察して撮影に成功

耳を澄ますと、ビービービーと蝉らしき声も聞こえる。早すぎる・・・・
近くに田んぼはないが、蛙の声も聞こえる。なかなか賑やかだ
自然と向き合う生活とは、こういう問題や楽しみを享受してゆくことなんだと実感

Posted in

山野の草花を愛でる

鳥に続いて花も・・・
美しすぎる造園よりも雑木林を目指そう。たとえ小さき庭にあっても

■この春自宅で咲いた花
写真左:ショウジョウバカマ(漢字で書くと猩々袴)
写真右:カタクリ。『グリーン美千草』(みちくさ)で最後の4本を取り置きで購入

写真左:スミレ (ビオラなどの原種ではないかと想像する。シンプルさが好感)
     穂高牧のオキナ草祭りの農家で分けていただいた露地もの
写真右:スミレサンシン? アオイスミレ? 

写真左:オダマキ(おだまり!?) 
写真右:オダマキ

スイセン(鼻ぺちゃは高くなるのか?)

写真左:オキナグサ ワインレッド色
写真右:キオキナ  黄色のオキナグサで通常のものより少ないのか価格は高い
いずれもオキナグサ祭りの会場で購入

写真左:シロヤマブキ(あざやかな山吹色より好きです)
    黄色でなく白色。山野草「美千草さん」から頂戴
    京都・松尾大社の庭園に群生していた
写真右:ニリンソウ 1本の茎からふたつの花が咲くので二輪草

■咲くか咲かんかわからん花
  とりあえずランダムに植えてるけど・・・・
ヤブカンゾウ、ハギ、ヨイマチグサ、ヒルラシオン、ニラ、ホタルブクロ

■散策中見つけて名前の分かった木の花
写真左:キブシ(数珠がぐらさがっているよう)
写真右:リンゴ(だから美味しいリンゴになるのだ)

写真左:イカリソウ(怒る顔はみたくない)
写真右:スノーフレーク(可憐)

■散策中見つけたけど名前が判明しない花

■行列していた植物
写真左:綿ぼうし 
写真右:土筆(大阪の土手では必死に探したものでした)

■ありかを教えたくない My花園
写真左:ザゼンソウ(葉っぱがこんなに立派とは知らなんだ) 
他にカタクリ群生地(いずれも烏川)

写真左:スミレ群生地(我が家の近くの思いがけない発見)
写真右:小川のそばのワサビの花(ということは根っこには・・・)
     白く見えるプチプチがワサビの花 

■安曇野のレンゲは全滅かと思いきや、穂高有明で見つけたレンゲの小群生地

■めずらしい花・・・・・だと思う
オタリスズムシ
昆虫のスズムシに似る。ナメクジの好物だから要注意と「美千草」さんから忠告されている

こうして並べて見ると、やはりイギリス・ローズ・ガーデンにはほど遠いラインナップである

Posted in

鳥どり その2

昨日の山は・・・・絶句!
デジカメなくて携帯電話のカメラだが充分仕事してます、侮れません

さて
春の訪れとともに、やっと我が家にも固定客じゃなかった鳥が決まってきました
まず巣箱の住人はシジュウカラ(当ブログ4月10日に掲載)
写真左:餌台1(南側)の常連のヒヨドリ
写真右:新餌台(西側)の様子を窺う猫(ガラス越し+ピンボケですみません)

初めてオレンジの食べ残しを味わったヒヨドリは、
「ワーォ、こんなうまいものがあったのか!」とばかり、天を仰いで雄たけびをあげました

キセキレイはまだ自前写真が撮れず、借り物ですが、うちの子は胸のあたりがもう少し黄色かった。
尾っぽを上下に「おいでおいで」と動かす

我がもの顔でせっせと庭で餌をつつくキジバトはすっかり板についた住人ぶり

コゲラは写真にそっくりさんですが拝借です。
木をつつく様子は、絵本や図鑑でしか見たことがなかったので、ちょっと感激。

穂高有明(には少ない)のおいしいうどん屋さん蛙遊庵(あゆうあん)庭には、ジョウビタキがいました
是非我が家でもお招きしたいものです(余談ですが蛙遊庵電話0263-83-7233)
こんな鳥です(写真拝借)容姿より名前の響きに興味深々

自宅近くで姿は見ないが、時節柄ウグイスの声がきこえます
林の散歩道ですぐ頭上で啼くウグイスを見たが、容姿はちょっと・・・
(天、二物を与えずか?)

Posted in

さくらさくら

4月16日(日)今朝窓を開けるとうっすら雪景色。6時の外気温2度。
おいおいやっと咲き始めた桜がひっこむじゃないか!
安曇野観光のお客さんもブルッ

昨日アップ予定だった賞味期限ぎりぎりの話題を継続進行します
日本人は多かれ少なかれ桜を愛でる
「どうせ毎年咲くじゃん」と憎まれ口をたたきながら、「おっ?」と気にかかるのが桜
写真左:ところが我が家ではもう満開
     ひょんなきっかけから展示会の会場で使われた桜の木を頂き、夜桜と洒落てみる
写真右:穂高川にかかる乳房橋付近の桜は2分咲き(背景はわさび田)

そこで一句
お待たせ!と やっとお目見え 里桜

乳房橋のほかに乳川もある。双体道祖神とともに安曇野は色っぽいです
乳房橋は「昭和九年しゅん工」(1934年)
両側の欄干がやや外向きに反った石造りですが、なんせ古い。明日架け替えの話が持ち上がってもおかしくない風情だが、次は無粋な鉄骨になるんじゃろうな。
反りはひょっとして古くなったから?まさか!

余談
この橋は、故郷を安曇野にもつ上原良司の「あゝ祖国よ恋人よ きけわだつみのこえ」に登場する有名な橋です。特攻隊員と決まり、最後の別れを告げに帰郷した昭和20年(1945年)4月、母のいる遠くの家にむかって、大きな声で「さようなら」と言ったそうです。もう60年も前の話です。終戦は8月・・・・

Posted in

鳥どり

庭に来る鳥を観察する日々の中、7日の朝約30羽の鳥が枯葉をどけながら土をついばみ続ける光景が展開された。よくいう啓蟄なんだろうか?
信州では1ケ月遅れなのか?
辞書から
【暦の二十四節気のひとつで、現行の太陽暦で3月6日頃に当たる
“啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、 地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味である】

保護色のような鳥で見つけにくいが、こんな状況だった

現在友好関係を結べているのはシジュウカラとヒヨドリ(だと思う)
写真左:巣箱に住民登録を済ませたシジュウカラ
写真右:1羽ずつ出たり入ったり

写真左:餌台でりんごをつつくヒヨドリ
写真右:餌台が空くのをガーデン椅子で待つヒヨドリ
     奥の屋根つき餌台には誰も近づかない

餌台のりんごはひよどりがつつきに来る
今朝、食後のグレープフルーツ輪切りを置いてみたら早速つつきにきました。
春なのに、自然の営みに反する行為をしているのではとちょっと心配

3月27日登場の鳥:サギ
安曇野市穂高有明、古厩(フルマヤと読む)交差点のそば赤松の樹上

以前タクシーの運転手さんが「あればシロサギだで」と。
調べるとここにはコサギ、シロサギ、アオサギなどがいるらしい
「五位鷺」と由緒ある名のサギもいる
安曇野博士・ひつじ屋さんの「新解さんと歩く安曇野」から拝借しました
〔命名の由来は醍醐天皇が神泉宴の御宴の時、五位などを授けた故事から〕
中形で、ふとっていて、くちばし・足は短く、頭や背は黒い。多く水辺にすみ、樹上に巣を作る。
写真の鷺は頭も背も黒くないので五位君ではなさそう・・・・

余談
農家のおじさんの手作りアヒル
サイズ:高さ11.6センチ 最大幅6.2センチ 木の厚み0.4センチ 

7年位前、ホームスティのデンマーク大学生がお土産にくれたもの
お父さんの作品で、素朴さが彼女そのまんまだったのを思い出します

Posted in

しめ縄もところ変われば

朝6時の外気温は-9℃。体が気温に馴染んできたようである
年内は雪予報はなく、概ね晴天だそうな。

いつもの堀金物産センターへ正月の準備用品を調達にゆく
野菜のほか野沢菜の漬物や花も揃えた。相変わらず安い
しめ縄のデザインが大阪とは違う。

秋の田んぼでわらを束ねて干したものを、農家の人が編み上げ松の枝と組あわせ、
センターに持ち込んだものだろう。 
もみもわらも全く無駄がない。

11月小谷の古民家解体現場でもらってきた古材にくくりつけて、オブジェにすることにした。
地元の慣わしに反するかもしれないが・・・・

ナンテンを組み合わせ、わら細工(ラッパの形)のトップにみかんを載せ、蔵戸の横に置く。
しめ縄¥800 ナンテン¥500

辞書をひくと オブジェ:objet フランス
美術作品として提示される、木の根や石などの自然物・日用品・廃品などをさす言葉。
おぉ「美術作品」を除けばピッタリではないか!

Posted in

狭いながらも楽しい庭つくり

8月21日更新しました夕方遅く
7月19日 更新しました 

7月10日 のちのち
庭つくりの前に厳しい現実が・・・・

今日は石の搬出日でトホホな一日でした
昔は石切り場であったということで、業者泣かせの山積み石の処理です
残す岩、搬出する岩、庭づくりに再利用する石と分類しながら作業を進める

写真左:どれを残すと格好よくなるか?  写真右:とにかくでかい!


写真左:ええぃ、面倒だ2個組  写真右:クレーンを上下左右に的確に移動させるマシン 素晴らしい腕前


写真左:中くらいの残した石を積んだり隙間に埋めたりして、窪みの壁面を強化する(棟梁と夫)
     起伏のある土地を気に入って買ったので、ここは大切な場所なんです
写真右:いやぁすっきりしました 東側アプローチの左右に鎮座する大きい石


日曜日にもかかわらず、またわがままな要求にもかかわらず根気よくお付き合い頂きました
結局2トントラックの荷台に敷き詰めて、5杯分を搬出しました

安曇野方面で建築予定の方、整地・岩石の搬出搬入・ガーデニングの御用は親切丁寧な
こちらを是非ご指定ください

翌日、大きな石を除いたあとに、中小の石をいかにもでなく自然な存在感を持たせる
配置で庭づくりを開始。
ここでも棟梁のこだわりで、有明(そのあたりの土地)の砂を敷き、回りからコケを
集めて枯れ松葉や腐葉を撒く


写真左:大きな石に挟まれ押しやられていた枝を保護する。現場用コンテナハウスを
移動させ、下に埋まっていた石を囲みに浸かって凹部を再現します

写真右:いやいやすっきりしました。ところであの石たちは何処へ連れて行かれた
のだろうか?砕石して再利用されるのだろうか

7月14日
白馬の「道の駅 山野草コーナー」でカツラと山あじさいを買い、早速庭に植える

写真左:
カツラは日本全土やヒマラヤの山岳地帯に自生する落葉樹で、ハート型の葉は秋には
黄色と赤になるそうです
生育が早いと書いてあるので、さびしい庭にはうってつけです
写真右:カツラの葉  若葉がこの色で、後に緑色ななるそうです

余談ですがネットで調べようと検索すると、男性用女性用のかつらサイトばかりが
出てきました(苦笑)


山あじさい


山野草コーナーのご主人によると、この山あじさいは10年前に、白馬で自生していたのを
発見された品種だそうです
「来年には4倍の大きさになるよ!」と景気のいい掛け声に送られて道の駅をあとにしました

7月19日
庭がとりあえず整理整頓できたので、「5月の散歩道」で紹介した方から、
山つつじとれんげつつじを頂いてきました

えらく気前のいい方です。大きい株を掘ってくださいましたので、こも袋一杯の
腐葉土つき「やまつつじ」ふたつと「れんげつつじ」ひとつを車に積みこんできました。
大きな穴をほっておいたつもりだが、こんな大きい株だと掘りなおしやなぁ

結局2時間半かけて3株を植えることができました。たっぷり水をかけたけど、
ちゃんと根付いてくださ~い
写真左:山つつじ南庭   写真右:山つつじ東庭


写真左:れんげつつじ  写真右:14日に植えた白馬の山あじさいがほんのり赤くなりました

8月20日(金)10時30分
「HAMAフラワーパーク」から、そよごと山ぼうしが到着
自分達で植えたかったが、植栽込みで注文したのは正解だった
なにしろ石が多い地域で60~80センチの穴を掘って植えるのは素人ではとても無理

写真左:
予定地に少し穴を掘って待ちましたが、まだまだ大きな穴を掘り(直径80センチ)大小の石を掘り出しました
写真右:
山ぼうしはみずき科で、春にやや大きめの白い十字架のような花を咲かせます
秋は紅葉するので楽しみです
逆三角形のような幹に広がりのある木で、空間を埋めてくれました。高さ約2.5メートル


やまぼうしの夜景

写真左:東側の浴室窓の目隠しを目的に選んだ場所からは、びっくりするほど大きな石と根っこをクレーンで搬出
写真右:「喫茶ガルニ」のスタッフに教えていただいた常緑樹のそよご(冬青)
高さは1.5メートルほどで、横の広がりはない。実をつけています


そよごの夜景

しぶとい根っことおおきな石の除去に根気よく作業してくれた若いI君、どうもありがとう

付録
5株から始めた五色かずらの夜景
マンションのベランダでは大きくなりすぎたが、ここでは存在感ある大物になりました

樹木の下草に使うと保水力があり樹木を丈夫にすると、読んだことがあります

Posted in

再利用のテーブルとベンチ

8月17日
朝晴れても午後雨だったり、夕立が続いたりで、久しぶりの晴天に恵まれ、
棟梁に調達してもらったガーデンテーブルと椅子の出番です
というわけでおしゃれにランチを庭で・・・


のつもりでしたが、夫がそばを打ってくれたのでメニューは夏野菜炒めの卵とじと果物になりました
写真左:お預け!のようなショット
写真右:
テーブルはかつて信州大学の実験室にあったもの
ベンチは、長い間職人さんたちの憩いの場だった現場のコンテナハウスで使っていた
長椅子を、半分に切り足を2本追加して2脚分になりました
普段使いにもテーブルクロスはかけたい

大きなどんぐりの木の下で~~~

冬に向かって間引きしているのか?大きくなる前に落ちてしまったどんぐりの子

その数日後
自慢のテーブルにクロスをかけて気取ってみました

木彫りの動物おもちゃは
38年前、まだ若かりし頃「千趣会」の頒布製品を集めたもので現在13個あり
それぞれ顔が回転するつくりです。いつもは妻の部屋に置いてある

かごは穂高の「作家屋」さんで調達の3個組入れ子かご(小)です
(中)は文具いれに、(大)はトイレットペーパー予備収納として1階トイレで活躍

クロスは
一昨年友人を訪ねてザンビア(アフリカ)へ行った際、インド人経営の生地屋さんで購入したもの
絶妙に合っている・・・・

遡って引越しの翌日
8月6日(土)長男と奥さん、長男の友人、次男と婚約者で賑やかに引越し記念パーティ
荷解きもまだ完了しいないうちから・・・

釣り好きの次男持参のバーベキューセットとパラソル。民家に似合わないチェック柄がいかにも夏らしい
信州牛、かぼちゃ、とうもろこし、なす、れんこん、キャベツ、まいたけ、にんにくのオリーブ焼きなどなど・・・・・

Posted in

記念樹決まる!

どんぐりの新芽
上棟式の日、現場で拾ったどんぐりを、大阪で鉢植えにしていたら、こんなに芽をだしました。
現在15センチ。これを穂高の家の記念樹に決定!早速生まれた土地に移植することにした。
枯らさぬよう大切に育てよう。

現場に移植し、仮の碑をたてる。大きくな~れ