庭に来る鳥を観察する日々の中、7日の朝約30羽の鳥が枯葉をどけながら土をついばみ続ける光景が展開された。よくいう啓蟄なんだろうか?
信州では1ケ月遅れなのか?
辞書から
【暦の二十四節気のひとつで、現行の太陽暦で3月6日頃に当たる
“啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、 地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味である】
保護色のような鳥で見つけにくいが、こんな状況だった

現在友好関係を結べているのはシジュウカラとヒヨドリ(だと思う)
写真左:巣箱に住民登録を済ませたシジュウカラ
写真右:1羽ずつ出たり入ったり
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写真左:餌台でりんごをつつくヒヨドリ
写真右:餌台が空くのをガーデン椅子で待つヒヨドリ
奥の屋根つき餌台には誰も近づかない
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餌台のりんごはひよどりがつつきに来る
今朝、食後のグレープフルーツ輪切りを置いてみたら早速つつきにきました。
春なのに、自然の営みに反する行為をしているのではとちょっと心配
3月27日登場の鳥:サギ
安曇野市穂高有明、古厩(フルマヤと読む)交差点のそば赤松の樹上

以前タクシーの運転手さんが「あればシロサギだで」と。
調べるとここにはコサギ、シロサギ、アオサギなどがいるらしい
「五位鷺」と由緒ある名のサギもいる
安曇野博士・ひつじ屋さんの「新解さんと歩く安曇野」から拝借しました
〔命名の由来は醍醐天皇が神泉宴の御宴の時、五位などを授けた故事から〕
中形で、ふとっていて、くちばし・足は短く、頭や背は黒い。多く水辺にすみ、樹上に巣を作る。
写真の鷺は頭も背も黒くないので五位君ではなさそう・・・・
余談
農家のおじさんの手作りアヒル
サイズ:高さ11.6センチ 最大幅6.2センチ 木の厚み0.4センチ

7年位前、ホームスティのデンマーク大学生がお土産にくれたもの
お父さんの作品で、素朴さが彼女そのまんまだったのを思い出します




ゆとり
いいですね野鳥を観察する環境・そして気持ちのゆとり。今ガーデニングが流行ってますが咲いている花を飾って花が終わればそれまでというのは・・興味なしです。野鳥が餌を食べに来、その時に落とした糞、その中の種から成長した草木を育てるという楽しみもあるそうな。それから啓蟄。昔何かで読んでうる覚えですが、啓蟄の日マーモットが冬眠からさめ穴から出て外を見る。その時晴れて暖かい日であったらそのまま目覚め春が来る、もしその日が曇っていて寒かったらまた穴に戻ってしまう。すなわちその年の春は遅いと・・・
野鳥の糞から・・・
野鳥の糞から・・・と聞いて思い出したのが、田んぼの畦に突如現れるアスパラです。
米作りのお手伝いを始めた頃誰がこんな所にアスパラを植えたのか?アスパラ畑でも有ったのか?と思っていましたが、農家のお母さんが「鳥が運んできたのね」と言っていました。都会に居れば、こんな発見は有り得ません。
大変でも、自然と会話して生活するのもいいものですね。
ザゼンソウ
いわゆる公園や管理された湿地帯でないところで、好きな色の花を見つけたりしたら、ワーォと歓声を上げるでしょうね。まさしくワーォ!川べりに咲いたザゼンソウふたつ発見しました。その場所の上のほうが鑑賞ポイントになっているため、まず見つけられないと思います。マイ・ザゼンソウ。来年も健在でありますように・・・・
強運のアスパラというべきか
選ばれし強運の貴重なアスパラですね。いとおしいくらい!
啓蟄とマーモット
そのような情景ならなんだか絵本になりそうですね。
ゆっくりした時間を持つことは、そんなこんなを考える神様からの贈り物と感謝です。そして春が遅いと待つ時間もより楽しめる