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渡りをする蝶

とんでもないものに出会ってしまった——-アサギマダラ蝶のことです
7月上旬それとは知らず自宅の庭で撮影したもの


この時に存在を知っていたら、捕獲してマーキングしたのにと残念しきり

7月14日「あっ庭にいた蝶だ」と撮影のアサギマダラ&ヨツバヒヨドリ(花)?@烏川渓谷緑地公園

8月10日、友人からの通報で今話題の「アサギマダラ」と知る
22日(火)テレビNHKの放送「クローズアップ現代」でも取り上げていた不思議がいっぱいの蝶だ。海もわたる、2000キロも飛ぶのがいるそうだ
早速図書館で・・・・佐藤英治写真/文「渡りをするチョウ」新日本出版社刊を借りる
 ほうら、海上を飛んで行こうとしている(中央やや左)
生態やマーキングについて興味ある方は「アサギネット」 「アサギマダラを調べる会」が紹介されています
これらサイトから、長野県では松本市美ヶ原や茅野市でマーキングされていることがわかり、
信州のアサギマダラもありました
余談
本はこども向けらしく文字が大きく、サイトも大文字で読みやすい(笑)

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虫の歌

正しい信州の夏日に、大阪から3世代3人が2泊3日でやってきた
滞在中は日中33~34度、朝夕25~27度、明け方は少々肌寒かった

私の娘時代の友人とその娘さんともうすぐ5歳の孫息子
友人は安曇野の自然&住環境のよさに7月に続く嬉しい再訪である
孫を持たぬ我等には”洗礼”というわけです。R君はしっかり話す、主張する、何よりよく食べる
夫と少年の男組は虫取りに夢中。街中の公園と違って、樹木が多くフィールドが広い

しかし、しっかりしていても4歳には網の棒をもてあましたようで、とんぼ3匹と蝶2匹で終わり大空に返してやりました
夏の昆虫といえばカブトムシとクワガタだが、結局朝早くクヌギ林に探索にゆくも採集不可。来年の宿題だ。我が家の網戸にかかったカブトムシ女子はR君家のカブトムシ男子へ嫁入りしました。彼の体で揺れていた虫かごの中で、目をまわしているかもしれないが、元気で大阪入りして欲しい。「大阪の暑さにバテるなよ」

安曇野市豊科のスイス村・サンモリッツで「世界のカブトムシ・クワガタ展」が開催中で、『ヘラクレスヘラクレス』『ゾウカブト』などの展示や”触れる””放し飼い”コーナーもある。閉会後抽選で当たるよと、お好みのムシの名前を書いて申し込んだが、ヘラクレスは20,000円以上/匹もするんだよ。いくら季節商品だからって、子ども相手にどんなモンだろうと首をかしげた次第

余談:色々の昆虫を見つけた夏の庭
■蝶 名前判明せず

■チョウ目シャクガ科
写真左:トンボエダシャク
写真右:ヒョウモンエダシャク

チョウとガの違いは難しい。人間の容姿と性格にも通じるような・・・・

■蛍 おじさんが見つけた「オバボタル」光を見ずして逃走された

■ツヤハダクワガタ(艶肌?) 大きさは12ミリくらい

■美しいルリホシカミキリ
捕獲後、即判明。
R君が「ルリホシカミキリだ」と叫んだ。図鑑で見たカミキりムシが目の前に現れて大興奮

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ハカラメ

タイトルを見て、あぁあれね!と解る方は相当の植物通だと思う。
漢字で書くと”葉から芽”。まずは写真を見てください。笑っちゃうから・・・
写真左:7月中旬、散歩コースの庭に木製植木鉢に収まる奇妙な植物
     サボテンでもなさそうだし・・・。10本くらいあります
写真右:葉を拡大すると、葉の周りに小さい2枚葉が行列している。

本日は花の手入れ中の夫人がおられたので、思い切って声をかけた。
よくぞ聞いてくれましたとばかり「”マジックリーフ”です。ちょっと待ってて」
というなり急ぎ一鉢を持ってきて私に持たせる。
「これに関心を示してくださったからプレゼント」と上品な夫人はにっこり。嬉しくてありがたく頂きました。
調べると亜熱帯性観葉植物でセイロン弁慶(ベンケイソウ科)別名灯籠草とも。マザーリーフ・マジックリーフとも呼ばれるそうだ。屋外で冬を越せないから要注意である。Webサイトには結構ファンがいるようで、真似てみました
ガラス鉢にビー玉をいれ、セイロン弁慶の葉を浮かせる。やがて葉の周囲のギザギザに子どもの芽が出てくるのだそうだ(上の右写真参照)想像できますか?

うまく表現できませんので、右記サイトに応援を頼みましたマザーリーフ

■ついでに
同じ庭にあった木の実に見覚えがあるので、これは? ”ナツハゼ”
5~6月頃にエンジ色の鐘型の花房が咲いていました。今後葉は美しく紅葉し、実は食することが出来るそうです。林の中にワンサカあるぞ!ウッシッシ・・・・。ジャムにも果実酒にでもOK
手元に写真がないのでサイトを借用しましたナツハゼ 

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新情報に朝から踊る

やっと雨上がる
大雨による被災地の皆様にお見舞い申し上げます
午前8時半の外気温20℃、室内気温22℃湿度70%

ちょっと不謹慎な題名に気後れするが続けよう

おやっ午前7時半に小型乗用車がきたぞ、こんな時間の進入車は珍しい。
すたすたと細い道路を山側へゆく。どうもきのこ採集のようである
きのこの名前を知りたくて、寝起きの顔で近づく

私「おはようございます。ここに食べられるきのこあるんですかぁ?」
珍客「ここに家がたたる(方言=建つ)前はたくさんあったが、今は少ない」
私《ちょっとムッとするも》「ここにあった黄色のですか?」
珍客「そう、アンズダケ!きゅうりと酢の物にしたり炒めると美味しい」と
    袋の口をあけ、大小10本ほど入ったきのこを見せる
写真:7月17日掲載のきのこだ

勿論写真を撮ったブツは根こそぎ消えている。貧相な道でも市道だもんね

さぁ、きのこ図鑑の登場(いいえサイト拝借)
アンズタケ(彼女はウコンダケとも言ってました)
情報量は少ないが杏の香りがするので命名、ヨーロッパでは高級らしく人気きのこのようだ
ドイツ語では「Pfifferlinge 」 (プフィッファーリングと読む)
ソテーやスープ・シチューの具にも利用する
はぁ 逃げた魚は大きいが、だからと言ってすぐ採集して食べる勇気はまだない

西を指さし、「あこらあたりに”ネジバナ”もいっぱいあったんよ、今はどうかな?」などと
私の花心に火をつけて帰ってゆきました
ネジバナ探しに行こうっと・・・・

■余談
網戸をお願いした業者さんが「おやっアカザ、食べられるよ」と指さす
よく見るとここは9割がシロザの集団でした

サイトと手持ちの植物図鑑で検証すると薬草で、有史以来の帰化植物だそうな。
花は8月これからです
写真左:アカザ(中央がほんのりピンク)
     赤くならなければピンクザ? まさか)
写真右:シロザ(中央が白い)

若い葉はお吸い物に
ナマズとエビにも「アカザ」がありました

地元情報はありがたい

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赤~白~黄色

と歌えばチューリップ!
ところが雨に打たれてこんなものが勢ぞろい。理屈ぬき笑っちゃいました
庭と自宅南側の道路脇と道路の真ん中に在住のきのこたち
写真左:赤色きのこ平面(直径8×5センチ )
写真右:その立面(高さ約10センチ)

写真左:白色きのこ平面(直径7センチ)
写真右:その立面(高さ6センチ)

写真左:黄色きのこ平面(直径2~3センチ)
写真右:その立面(高さ2~4センチ)

↓おまけきのこ(1) 平凡を旨とする(直径3センチ 高さ3センチ)

↓おまけきのこ(2) 艶っぽいね(直径1.5センチ 高さ3センチ) 

↓おまけきのこ(3) 栄養過多?(直径7センチ 高さ9センチ)

↓まるでケーキのような極めつけきのこ
1週間くらい前に撮影。直径8センチ かさの厚み2センチ 高さ5センチ

只今全く姿なし

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ようこそヤマアジサイへ

29日夕刻初めてヒグラシの鳴き声を聞きました。優しくもありもの悲しくもあり、やや低い鈴がカナカナと聞こえるような声で。鳴き声付の便利なセミ・サイトがあって確認できました。しかし世の中には実にさまざまなサイトがあって感心します。

さて時期として紫陽花
晴れやかな大ぶりより素朴なヤマアジサイに惹かれます
昨年白馬の道の駅で購入の我が家のヤマアジサイの花が咲きました、ホッ
写真左:29日朝撮影。やっとらしくなってきた
写真右:7月1日朝撮影。萼(がく)が白からピンクへ

一般的な手まりのような紫陽花はセイヨウアジサイで、日本原産のガクアジサイを改良したものだそうです。
アジサイに限らず同属でも山ほど品種があるので、乱暴だがここではとにかくヤマアジサイでくくる。
「白馬道の駅」園芸屋さんの話では、10年くらい前白馬の山中で群生していたのを発見され、増やした品種だということだった。

安曇野・山麓線から山側へはいったそば処「時遊庵あさかわ」では前庭も奥庭も一面に紫陽花が咲き誇っています。手入れと立て札からオーナーの心根が伝わる

写真左:めだかが泳ぐ池『そうっとのぞいてみてごらん。めだかがお遊戯しているよ』
写真右:強烈な黒姫山あじさい

あたり一面あじさいだらけ。山あじさいが1,000株あるそうです
写真左:『雨にうたれてうす紅もやす 山あじさいは二重紅』
写真右:『渓の流れを見つめて咲いた 山あじさいは夢模様』

写真左:美しい!はずだったが、撮影テクだめだ
写真右:『こんにちわ!お願いがあるだ ふまれると痛いだいね はいらないでおくれ!草花より』

見学はちゃんと通路を散歩ましょう
そのほかそばの花がいっぱい咲き始めています

写真左:あけびのトンネル
写真右:山ぶどうのトンネル。いずれも10月のお楽しみ

信州の山小屋や道の駅では”やまぶんどジュース”を見かけます

時遊庵あさかわ
電話:0263-83-3637
定休日:水曜

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庭の仲間

朝日は昇りたそうにしているが、どうかな?
外気温6時現在15度です。

虫の駆除をきっかけに、小動物にも目を向けようと思う
おっとその前に小道具紹介
写真左:捕獲網 これは室内にも用意。ガなどがいつの間にか侵入しているので追い出し用
写真右:割箸 竹風堂さんすみません。持ち帰り箸はつまみやすく大活躍中

写真左:ハルゼミのぬけがら 蛙のような鳴き声だったので、「近くに田んぼもないのに」
     と語り合っていたらセミだった(2.5センチ)
写真右:カエル(体長3センチくらい)のロッククライミング ガンバ!!

写真左:ヤマボウシに住んでいたカタツムリ 近所の子どもが珍しそうに飼育箱に収めた
写真右:春型のベニシジミチョウ(2.0×2.5センチくらい)

ここまではよかった・・・

うう~
写真左:素焼きの植木鉢カバーにへばりつく毛虫。これを駆除しないと、若い葉を食べられる
写真右:保護色の青虫(体長は毛虫と同じ3センチくらい)
     新しい穴あき葉をみつけるとすぐ近くの葉っぱや葉裏を点検

写真左:葉っぱを丸めていたら要注意!黒い虫が中に潜んでいました。体長2.5センチ)
写真右:これも丸めた葉の中に。尻側にハサミ様の角を持っていました(夫の観察による)

できれば共存とゆきたいがご勘弁を・・・・

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調査中のカエデは「ウリカエデ」と判明!

すごいサイトを発見し「ウリカエデ」とわかりました

実は思い切ってメールで問い合わせをしたところ、早速にお返事がありサイト内にちゃ~んと
紹介されていました。
ありがとうございました、私の見落としで、恥ずかしい。。。。。
学術的な香り高き【カエデともみじ】です
”もみじとカエデ”ではなく”カエデともみじ”というところが感覚的には嬉しい
読者のみなさま、ぜひお訪ねください
街路樹のモミジを知らんぷりで通過できなくなりますよ

問い合わせメールの添付写真(下右は若い同じウリカエデの木ですが、葉の形が違う)

タネのツゥトーンカラーってのもなかなか粋じゃありませんか

野の花も草も木も、見つけて名前がわかると楽しく、花や草を卒業するとシダ類に進む人が
多いと聞きました。
それならコケ類、水草類もけっこうイケルのでは?地味だけど

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雑木林風の庭が理想

朝6時の外気温16度。うっかりすると風邪をひく
梅雨の中休みの晴天のはずが曇天に。先日降り続いた雨のおかげで植木がよりいっそう緑を増す。
マンション暮らしが長く興味も薄かったせいか、植木も花もとんとだめである

懸案のヤマボウシは東側の総苞片(そうほうへんと詠むのかいな?)が何とか小さいながら(直径5~7センチ)白くなってきた。やはり新芽の頃の留守中に虫が美味しく食べてしまったのが原因のようだ。今はもういない
写真左:やっとらしくなってきた愛いヤツ
写真右:昨年の赤い実の数にくらべれば・・・。
     こうして3枚だったり、虫食いだったり、先が茶色かったり

根っからダメではないので、反省として来年春はしっかり見張ることにしよう
アドバイスにあったように農薬に頼らない基本的な方法を採用したい

林の中はまんず知らない花と木ばかりです

■我々より先に住んでいた庭の木(つまり苦労なく繁ってくれる)
写真左:赤松は10メートルを越すものや中間サイズあり
写真右:ナラも10メートルくらいの高さで夏の木陰をつくる

写真左:アカマツの子ども H12センチ 写真中:モミジの赤ん坊 H12センチ 
写真右:27センチに成長した建前日の記念樹ミズナラ(陶製キリンラガーマグカップで乾杯)

これらが将来繁って土地、林、森や人間を豊かにしてくれるのだ

写真左:サンショ 実がならないのが残念だが、重宝している
写真右:ヤナギ(ムカゴ?つき) カワヤナギではないかと思う

写真:気に入らなくても腐るほどあるウルシ
    今は風に揺れて風情をかもし出し、特に紅葉が美しいので伐採できない
    伐採すれば庭がすかすかになってしまうほど密生している
    雑木林風にするしか仕方がないとも言える トホホ
    
幸い家族はかぶれないが、近所のご主人は「こんなところに住んでるのにダメなんです」と嘆く

写真左:調べて判明したミヤマウグイスカグラ(ウグイスが啼く頃にラッパ型の花が咲く)
写真右:今赤い実がなっており、食べると少し甘い

写真左:調査中だが、たぶんカエデの仲間(モミジのタネと似ており2翼形のタネが愛嬌)
写真右:幹はグリーン 

名前のわからない小さい木が2種あったが、よく見ると5ミリの白い小さな花がついている
バカにしてはいけない!よく似るが花びらが4枚と5枚、葉が硬と軟で区別できる

こんな愉しみをくれる日々に感謝である
違うよ!あれは○○木だぜい!と情報お寄せください

■永年愉しませてくれたけど、今冬ダメにしてしまった木と花 (しばし沈黙)
ガジュマル(高さ1.5メートルほどあった立派な木。寒冷対策の不備)
ゼラニュム(たくさんあったが、おなじ理由で)

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さあ元気だそう

6月10日 朝7時の外気温16度
やはり関西よりは気温は低いです。先週は晴天が続いたのでしょうか、植木がトホホです。
昨年夏植樹の大物、大好きなヤマボウシに元気がありません。
葉がしなだれ花が白くならず、私の心境に付き合ってくれてありがとさん!
後日注:白いのは花でなく総苞(そうほう)という花を保護しているもの

虫をとり、痛んだ葉を取り除き、たっぷりの水遣り・・・でなんとか回復か?

ご近所から太い柳の切り株を頂く
写真左:大きなトラックで運ばれてきた時はこの3倍くらいあった。持ち主はA様
写真右:軍手、チェンソー、てこ棒、作業服、長靴は作業の定番スタイル(実はB様)
久しぶりに帰った我が家の、すぐご近所での出来事
「ご苦労様です」私は業者さんと勘違いして挨拶すると「Bです」
薪にし、多分C様へもガーデンチェアにと、こうして近所の方々はごく自然に助け合っています

写真下:面白いコケつき切り株をオブジェにし、植木鉢を載せる。
別に2個のガーデンチェアもカットして頂きました。この夏は大活躍することだろう

余談
5月26日に紹介の6月4日『碌山の恋』制作秘話講演会に参加できなかった
主催事務局に尋ねると120人の参加者があり盛会だったようです
全国放映だからきっと話題になることだろう。テレビの力は、良きにつけ悪しきにつけ大きい。
放映は来年はじめ頃らしいが、良い作品になることを期待しよう
主催者:安曇野塾が当日会場で配布したチラシから

 「安曇野大紀行」 一草舎発行(長野市)
 いま、安曇野のルーツをさぐる  太古からの歴史を秘めた悠久のロマン
 ◆安曇野を知り、安曇野を考え、安曇野の未来を拓く・・・
 7月上旬発刊 6,700円 予約受付中です
 問い合わせは 0263-82-3644 日曜休み