Posted in

東屋を造る 土台編

狭い庭に東屋を造ることになった。
思い立ったのは6月中旬。故あってまだ完成してない。

まずは東屋の語源から
不思議な住まいの語源

お借りしたサイトを見るに、四角くて屋根と柱だけの貧しい建物が原型だそうで、時を経て季節を味わう逸品に昇格したようだ。

我が家では、真四角はつまらん!と、3.6メートル×2.1メートル。

手始めは我々の希望を伝えた図面らしきものを基に、棟梁から詳細な設計図が届き、
続いて、土台となる材と床板と塗料がが届き、「はいオイル塗装2度塗りしておいてください」

敷地に糸を張り沓石ブロックの位置を決め、穴を掘る。この時の画像をなぜか紛失。
努力の跡をアップしたかったのに・・・・出るわ出るわの石。

一気に時は進み、掘り出した土をフルイに掛けて、小石をより分ける。
その小石と市販の小石と混合利用し隙間を埋め、沓石ブロックの寝床とする

固めて平にするための手製の押しつけ材。私の体重のほうが重いけどなぁ・・・・

基礎コンクリートを流すための木枠

コンクリートを調合し

流して出来た基礎 9ケ所

7月12日、棟梁も参戦して土台を仕上げます

沓石ブロックに土台4本を固定する作業

レーザー水平器で高さを揃える。これがなかなか難しい。
我々の流したコンクリートに微妙な段差があるのが原因のようだ。

棟梁苦戦

根太を土台枠にビス止めし、残りのコンクリートを流し、基礎工事完了。

オイル塗装は我々の仕事。腐食や虫食い防止のためです。

はい宿題と、たくさんの床板塗装も我々の仕事

私は翌日から燕~常念岳縦走登山へ。

棟梁、忙しいなか駆けつけてくださりありがとう。
夫君、老体にムチうちながらも愉しく作業が進み、ありがとう。

Posted in

土木にハマる

世間でよく言う、職人気質

これは気質ではなく「血湧き肉躍る」達成感の感覚の重さだと思う。

2005年10月入居間もなく棟梁に教わりながら薪小屋を建てたのがきっかけである。

2011年、狭い庭の片隅に、またまた頂き古材で薪小屋を建てた。

樹種まちまちの薪材だから、通りかかりのご近所様が表現に困られたのか「芸術的ですね」

狭い敷地を広げようと、伐採済みの大きな松の株を根ごと取り出して、少し奥行きがでました。
ここにも薪棚を置きたかったが、予想より狭かったので断念。

お次は、雨垂れ通路を整備することに。

建築当時、松の落葉が詰まるので軒下といを設置しなかった。

調べればこんな優れものがあったのか!
なにせ経費に余裕もなかったし・・・・

「panasonicの落ち葉よけネット」画像を拝借

今さらね、と毎度の「まっいいか!」

しかし、その後雨垂れはガラス窓に跳ねるのが困っていた。

そこで連れ合いの提案で雨垂れ通路を作ることになった
ここを10㎝深さまで掘る

5センチ高さまでバラスをうめて

私の体重で踏み固める

ダメ押しに砂利を8袋160キロを埋めて、はい完了。

結果やいかに! はい、一丁上がりです。が白い敷き石が目立ってちょっと難かな?
私のもともとの希望は、小ぶりのU管を埋め込みたかったのだが、年々頑固傾向になる連れあいに
渋々従う。

今度は、こともあろうか狭い庭に東屋を作ると言い出して、結局棟梁のお世話になった。
現場掛け持ちで忙しい棟梁は、設計図を用意して「奥さんたちなら大丈夫、出来るせ~」とお帰りに・・・

図面片手に6月下旬から始まりました。

2013年最大級の土木作業です。

Posted in

薪小屋完成

補強金具を取り付け、南の薪小屋が完成しました。

棟梁から頂いた家屋廃材をたっぷり収納。角材が多いので収納力バツグン
市松模様のように積めて豊かな気持ちになりました。うふふ

庭は狭くなったが薪の確保は大切だから・・・
残った端材も積み込み、乾燥済み材だから梅雨前に完成して良かった!

とは言え後半は畑仕事に忙しく、私の出番は僅少だった。

Posted in

別の新しい薪小屋も

西北のデッドスペース利用の薪小屋造りは、整地は完了したがまだ図面も材木の調達もできていない。
その間に約束してあった南側の薪小屋増設材が到着した。

1日目
棟梁から古材と不要の杉材などが届いた。

いつもお世話になるお大工さんが、外郭材をサイズ通りに切り揃え、刻みを施してくださっていた。
我が家の庭先で微調整。

整地してブロックを敷いてある上に、か~んか~んと枠材を組み土台ができました。

2日目
ここからは我々の手で進める。
まず土台に中の2本を追加する

水平器で高さを調節する

よしよしこれでよし!

梁や軒けた材を差し込み釘打ちして立ち上がりました。

虫よけと、風合い、古材とのバランスのための塗装は、私の役目

たる木や補強の脇材なども塗装する。

塗料の色がオーク色(夫はこれしかなかったと弁解するが)なので、
よく見るとツートンカラーであるが、お愛嬌ということで・・・・

新薪小屋建設、今日はここまで。

知人なっちゃん夫婦は、ご自分たちの家を大阪から通い数年かけて建てました。
薪小屋とは訳が違う、尊敬の一言につきます。

私は19日早朝、高校の同窓会出席のため大阪へ出かけました。
雨予報がでているので、きっと工事は足踏みしているに違いないと楽観していた。

20日の夕刻帰宅すると
え~、波板の屋根まで仕上がっていた。甘かった!

まっ2台目の薪小屋造りだから、当然作業は早い。

入手できていないコーナー金具の到着を待って補強すると完成し、
待機している古民家の廃材が収まる予定。

つまり棟梁は『廃材を薪に利用し、必要な小屋は材を提供するから自分たちで造りなさい』という優しい配慮だったのだ。

感謝!

Posted in

薪小屋の増設つづき

5日目
あっ、石を抱いた大きな切株がない
私の外出中にクライマックスシーンを逃した。
なんてこった!

友人夫婦が駆けつけてくれたおかげで、切株撤去と大きな石の搬出完了!したそうな

Tさん、なっちゃん、ありがとう。
いつもいつも感謝です。

6日目
取り出した中小の石と砂で埋め戻す。境界部分の石垣も積み無事終了

西北角が解放されすっきりしました

残るは境界の石垣に土を振りかけ苔を貼りつける復元作業で、
新薪小屋のための敷地が確保できたことになる。

関西弁で「ほんまよーやるわぁー」
「ごくろうさん」ってこと

Posted in

薪小屋の増設

狭い敷地を工夫して薪保管場所を確保したい。

昨年の赤松の伐採で西北の角に空地ができた。
しかし伐採しても根は5年ほど元気だそうだ。

いわばデッドスペース。隣地との段差は60センチほどある。

知人の助けを借りて掘り始めた

我が家に限らず、この地域は石が多く、しかも大きい。新居のため整地している建築現場では大型重機が大活躍。

1日目はここまで。

さて2日目
掘って掘ってまた掘って・・・

太い根が石に巻きついている。
2時間をめやすに掘る。
こんなこと・・・と馬鹿にしていた夫が参戦。

そして3日目
遅々として進んでいないようだが、これでも随分掘っているのだ。
重機を入れたいのだが、道路からの進入口付近に水道メーターの鉄蓋があるため断念。
仕方ない! やりかけたことは最後まで・・・

(日差しの関係で画像がまずいのでグレースケールに処理)、

手伝っていただいた友人に、進捗状況を画像で知らせると
『ツレは暇を見つけて作業に参加する気マンマンでした。土木の血が騒ぐのでしょうか?
いずれまた、様子を窺きに行くつもりのようですので、ちょっとだけでも、残してやって頂くと喜ぶかと…』

う~んわかる!クセになる作業ではあります。

やっと4日目
長く伸びる根の切断終了

残るは
切り株と根を、抱きついている石からはがすこと。
手前の平たい石の高さにあわせ、中小の石と土を埋め戻す。
薪小屋の土台を造る。

あ~あ道のりは遠い。
棟梁から頂いた、壊した民家の廃材が待機している。すでに乾燥済み材だから雨ざらしというわけにいかない

出るわ出るわ石がごろごろ。元の土に戻れるのはいつのことやら

ふ~第一弾終了・・・・
畳1枚半のデッドスペース有効活用のためとはいえ、我ながらようやるわ。。。。。

Posted in

遅い降雪のおかげ?

もう5年くらいになるかな?
山野草の店でカタクリの苗を4株購入し、南側の庭に植えた。
細々と2~3本が花をつけたが、あまりぱっとしなかった。

いやいやごめん
今年は様子が違う。背丈は低いが、本数が増えてきた。
うふっ

カタクリは別名カタカコ「片鹿子」ともいう。
カタクリの葉が面白い。花をつけない葉は1枚で立つ。
そして葉の表が鹿の背のような斑点模様があるからとカタカコいう説。

地下径を広く延ばし、とんでもない所で花を咲かせる・・・と聞いたことがあります。
おお~今年はその前兆か?

成功することの少ない庭仕事に希望がわいてきた。遅くまで雪を降らせる気候のゆえか?
といえども群生地化する心配はない

21日の朝、うっすらと雪化粧だった

もみじ”七変化”。 1本の木が二層に分かれて色付いて、
上は緑 下は赤と黄色のミックス

昨日朝には中段が黄色だった

これほど色分けして新芽をだしたのは初めてだ。

あの日、長野では史上?一番遅い降雪だったそうな。

Posted in

春の目覚め

しばらくぶりです。

離れて暮らしていると、母もそれなりに自身で考え我慢もするのだろうが、すぐ傍にいると便利帳になる。
いえ老母娘関係です。

特に無理難題を言うわけでもなし、だだをこねるでもないがいつも私の頭の中にはびこっている。
あれもしよう、これも喜ぶかな?と私が用事を作っているのも原因の一つだ。

やっと春です。
気分転換に庭を眺めると小さく花が咲き始めている

カタクリはまだ一つ

ショウジョウバカマは数個花をつけており、おあつらえに

庭の野菜は雪が解けたあと、ムクムクと頭をもたげてきた。

ミックスレタス。実は種をまき散らしたことを忘れていた。律義さに感心する

ワケギはびっくりするほど日々伸びる

雪が深い年の野菜やお米は質が良いと聞いた。どうかな?

松を伐採したので、木の花に期待できるかも?

土に馴染むと心が落ち着くって真実である。

さあ、昨年から持ち越しの山行や里山歩きに、踏み出そう。

おっと畑、畑仕事も・・・・

Posted in

倒木

雪が解け強風が暴れた後、可憐な花がニョキッ
白い花が好きで植えたスノードロップは今年で4年目じゃないかな?
律義に咲く春一番です。

先の2回の暴風で自宅周りで倒木が相次いだ。

間伐もせず手入もしない松の木々は、かなり弱っているといわれている。
松枯病と診断されるか倒れない限り、伐採はしてくれません。

ガイシがついたピアノ線のように細い線は一番上に張ってあり、ここへ寄りかっても電力会社はすぐに飛んではきません。送電線と電話線はその下に走っている。
「線は切れません」とのこと。
しかし今年は強硬に頼み込み伐採完了。
結局2回の強風が後押ししてくれた格好になったのだ。

最初はまっすぐ倒れたが、2回目の大風で西へ3メートルほど横滑りした。風の力を侮れない。
チェンソーで切るのは簡単だが、大型の作業車と2人の作業員を動かすのが面倒、というか経費が
大変なのだろうと察する。

電柱に抱きついているこの木は是非切っていただきたい。強風のたびに接触音がギーギー。
伐採の約束はいただいたが、さて何時になるやら

電線に影響はないが、北側の空き地の木が・・・
南へまっすぐ折れ突撃していれば、我が家の瓦は何枚割れたかな?

我が家の屋根に倒れないか心配なのはもうひとつ。
4本もあり、てっぺんが枯れているので確実に危ないと推察している。
幹にプラテープを巻いてマーキングしてあるが、空き地だからね・・・・

見た目が太くても木は弱っているよ・・・と知人が嘆く

おやっ?これは赤子の春子さん?

でもでも”この先行き止まり”にあるこの家が好きです。

Posted in

雪は降る

♪雪は降る つららは下がる 狭い庭では置き場が足りぬ♪

アダモさん!歌にはならんです

南側の軒下2メートル超え

横から

かがんで正面から撮影

落下すると大きな音がするくらい太いです。

車の雪落としをした翌朝、また積もっています。

薪の消費量も・・・
室内でこんな保管姿になる

シジュウガラやヤマガラ、ゴジュウガラが「餌はまだか」と呼ぶようになった。
薪を取りに行こうが、雪おろしをしていようが平気で飛び交っている。

雪と鳥とは友達になりました。