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春の碌山美術館

穂高にある碌山美術館は眺めるだけでも、庭にいるだけでも安らぐ建物だと思う

手造りのぬくもり溢れるラズベリーハウス

碌山美術館は1998年「公共建物百選」に加えて今度『おとなの美術館』国内ベスト100(日経ホーム出版社)に選ばれました。

(拝借画像)

4月、美術館南に碌山公園研成ホールが完成した
4月29日~5月29日「安曇野の道祖神『こころのふるさとの原景』」写真と拓本展を開催中です(石田益男写真展)見ごたえありますよ

広い駐車場と講習や体験講座も開催される研修室も併設されている。
ここでは年間を通してデッサンや彫塑の講座があるので、参加したいのだが続ける自信がなくて・・・・

  常念岳を背負った研成ホール
”研成”は荻原碌山の師である井口喜源治の”研成義塾”からだろう

余談
大阪では中之島公会堂が好きだった。ここはは周りに高い建物が多いのが残念だが、大きすぎず華美すぎずかつ川沿にあるのがいい

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タビビトノキ

朝夕の寒暖差が大きく体調にはよくないが、カレーを食べて元気モリモリである
わが安曇野は日一日と新緑が目に鮮やかになってきました。

あるご縁からアップ写真の撮り方を教えていただき、我ながら・・・・後は言うまい

道端に戯れる汝の名はヒメオドリコソウ—–だと思う

ご近所界隈ではカレーといえば山麓線の『ぶたのしっぽ』に尽きる
もっと近くに建物からして手造りの、カレー屋さんが先日オープンした

『チャイ タビビトノキ』
建物は、自宅のそばにあった納屋を1年かけてコツコツと手造りしたそうだ
自由さがいい。斜めに延びる樹はアプローチの床を突き抜けている

  新緑の頃がいっそう楽しみである

タビビトノキは本当にあるマダガスカル原産の樹で、ここが旅人の集う場になればとの願いだそうだ

左:チキンカレーは少し甘めだと思ったが、お客さんからは”辛いね”と言われたそうだ。難しい
右:運んできたワイルドなトレーも手づくり

   小粋なランプシェ-ド        壁もオーナーの手塗り

あちこちハンドメイドだけど、トイレのペーパーホルダーはシンプルでいい

アクセスは安曇野市穂高有明の山麓線「森の果樹園」東へ下るとすぐの細道を南(右)入る
0263-83-7933 水・土曜日定休
ほんわかと長居しそう。ごひいきに(親戚でもまだ常連客でもないけど)

昨日の雨、今朝の霧後晴れ。燕岳がすっきり見える今日は、絶好の安曇野日和だよ

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常念を見よ

臼井吉見氏の小説や随筆に登場する名物校長が、朝の訓示に「常念を見よ」と繰り返す場面がある
彫刻家の荻原碌山も毎日常念岳を見上げて育った

燕岳のように毎日眺める事はできないが、常念岳もそれはそれは素晴らしい山である
田圃が続く細道に突如現るこの光景!

遠くに常念岳を背負ったコヒガンザクラと道祖神(サクラはこの2本だけ)

掘金は土地探しの折「地価は安いし、電線を見ずして常念が眺められる」と勧められた所で、因縁浅からず親しみを持つ。
この場に居合わせたプロのカメラマンから、構図のアイディアを頂いた。
いつもより上等の撮影が出来たと自画自賛・・・当然か

ついで1
我が家のカタクリが一輪だけ咲きかけている

 身長6センチ。毎日更新中

ではと掘金の秘密の群生地へ行ったが、まだ群生とまでは・・・来週末が見ごろだろう

結んで開いて・・・・どっちが先だ? 右は陽を浴びている時 左は陽が蔭った時

ついで2
ほりで~ゆ四季(安曇野市営)の温泉へ。ここの露天風呂は常念岳が美しく見えるのがウリ

 人が居ないのを幸い露天風呂に浸かって撮るとこんな具合

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環境映像鑑賞会

穂高駅前のひつじ屋さんで小さな鑑賞会が開催される
1週間連続の午後7時から。
私は「ラダック」と「ガイアシンフォニー・テレビ版」を予約した。
小チベットと呼ばれるラダックは、まだ真のチベットが見える、とダラムサラを訪ねた折、地元の人から聞いていた。今はどうだろう
写真左:チベット亡命政府の建物。標高1300メートルの北インドの山の街だ
写真右:ダラムサラで買った法王のステッカーは、旅行の安全お守り

貧しくとも自然も人も豊かなラダックは、開発・発展とどう折り合いをつけているのだろう?
チベット特にラサは中国に支配されており、チベットらしさは無いという。
今も続く中国人による虐待と、ヒマラヤを越えるインドへの亡命は想像を絶する事態ですが、あまり知られていない

ガイア~~は上映当時、映画を見そびれているので。
やはりダラムサラを訪ねた時からのダライ・ラマ14世のミーハーファンである。
謁見の機会は得なかったが、講演や新年にむけてのアピール集会などで、近くの座席でワクワクして耳を傾けた経験を持つ。

1998年と99年かぁ~、元気だったあの頃。チベットは無理でもインドへは行けるかな。
懐かしさいっぱいで上映を待つ
映写をしてくださる穂高の河崎さんは、当ブログ映画の出前で紹介した方です

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春のきざし

でもまだ朝夕は冷たい空気だ。6時の外気温0℃、日中は13~16℃

白馬連峰は雪たっぷり(昨日)

燕岳も。今年は夏山登山初体験を目指しているので、親近感はひとしお

左:(前日)懸案の日本スイセンは開花まであと一息    
右:(今朝)待ちくたびれた開花。世の春を愛でる歌や絵はこうして生まれるのだろう

左:シジュウガラの恋の成就は昨年の巣箱で
右:今年春のニューフェースは”カワラヒワ”。嘴が白っぽいのと、飛んだとき羽が黄緑色なのが特徴。
撮影できなかったのが残念!次はきっと

天候不順だった今冬もいよいよ春だ

おまけ:
塩湯荘から持ち帰った井戸水から塩を抽出。
ゆっくり沸騰させ水分を蒸発させたら、
100CC(1/2カップ)から塩5CC(小スプーンすりきり1杯)が出来た

 「山の塩」は濃い目のワイルドな懐かしい味だった

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安曇野にチターの音色がよく似合う

内藤敏子さんのチター演奏を”ビレッジ安曇野”で聴いた。鳥肌が立つほどの感動だ。
表題は内藤さん自身の演奏会でのことば———–同感
当日はまったくもって青い空、白い雲、白い山々でした

実は昨年第三の男をチターの生演奏でを急用のため聴き逃しているので、待ちに待った機会だった。
チターといえば「第三の男」という認識くらいで、国内での奏者が少なく内藤さんはその普及と後進育成にも尽力されています

では教養講座を・・・
○2000年の歴史をもち、ドイツ語圏の人々には大変親しまれている楽器である。
○教会ではオルガンの代わりに賛美歌の伴奏もする。ではなぜ日本では馴染みがうすいのか?
○ヨーロッパからクラシック音楽が日本に伝わって来たとき、チターがオーケストラに所属していなかったのが大きな原因である。
○楽器の構成は伴奏部分とメロディー部分の弦があり、まるで数人が合奏しているように聴こえます。
○プログラムの『我、夢の街ウィーン』の作曲家R・ジジンスキーは、この曲1作品のみ残したが、ドイツでは大人も子供も親しんでいる曲です(いかにもドイツ人らしいと思った)
もっと詳しくは内藤さんが会長である日本チター協会
立派な肩書きですが、面立ちも話し方も実に柔和な方で演奏にもお話にも引きずり込まれました

10分の休憩をはさんで全13曲、そのうちエーデルワイスには会場の雰囲気を汲み取り3曲を加えたメドレーに・・と2時間はあっという間でした。
●映画「第三の男」鑑賞の知恵
 100分の映像にハリーはわずか7分の登場、オーソン・ウエールズの存在感
 ハリーが登場するときはハリー・ライムテーマが流れる
 ジープに同乗の警察官が米、仏、露、英の4人。制服がそれぞれのお国のデザイン
 ハンナを連行する部屋での4カ国の警察官の対応を見比べると面白い
 映画「第三の男」でのチター演奏は、日本の弦楽器・津軽三味線の奏法に近い
よしもう一度見直してみよう

安曇野でのコンサートのしめくくりには『早春賦』と『ふるさと』がよく似合う
小ぶりな会場に100名ばかりの聴衆が春を待つ2時間でした

おまけ
11日のテレビ「題名のない音楽会」で映画音楽30のなかで第三の男はたしか18位でした。18日に後編がありますよ

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ピックアップトラック

ピックアップトラックの定義は
『トラックの一種で、乗用車の後部座席以降(トランクなど)の部分をそのまま荷台に置き換えたボディ形状の自動車である』だそうだ。

薪運びに軽トラックでは足りないし、X-TRAILでは可哀想というので、ピックアップトラックならどおだ?
かといって買い替えや増車は財政上出来ないなぁと・・・・・

そういえば、穂高の大型農道沿いに見目麗しい車を見かけたぞ、と途中下車。
ある地元企業の駐車場だ

三頭身かと思ったら

八頭身ナイスガイでありました。荷台容量がたっぷりで4ドアだ

TOYOTAのロゴが見える。近くに居た男性が
「たぶん社長のです、たぶんアメリカからの逆輸入車でしょう」聞きもしないのに説明する
社長が材木運ぶのかなあ?それとも会社のインテリア?
形が美しいだけでなく、ボディも質実剛健そうな肉厚車体でありました。ロールスロイスと同じで狭い街中では似合わないが、この地ならOKだぜい・・・
遠くに常念岳を背負った写真を撮れれば絵になりそうだ

下衆の勘ぐりだけど、いかほどしますでしょうか?

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2006~2007コハクチョウ日誌

昨夏の大雨で犀川が大荒れした
その結果、今年の白鳥飛来が心配されたが改修工事が進み、
■2006年10月14日に初飛来が確認された。今年は23年目になる
■2006年12月15日現在 安曇野には343羽で、2005年12月27日には約1,000羽だったのに比べるとやはり少ない。

災害復旧工事のため、御宝田遊水池(明科)のみ見学できる。
午後3時頃まで穂高の狐島の田圃へ遊びに来ている

穂高の田圃にて

ここは田圃の持ち主が水をはり、遊び場の提供をしています。人々がいたずらしないせいかゆったりと滞在している。
3時前から2羽3羽5羽と連れ立ち、夕餉の明科に向かって飛びたつ

自宅から車で15分の田圃で白鳥が遊んでるなんぞ、なんと贅沢なんだろう
■2007年2月16日 安曇野滞在に別れを告げる日がきた
 結局今年は704羽の飛来が確認されたそうだ
数羽づつ北帰行が始まる・・・・・3月下旬までの予定とニュースは伝えている
昨年最終の4月24日と比べると早い。暖冬の影響もあるのかな?

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春一番が吹いても

今朝7時の外気温-3℃
昨夜の降雪3ミリくらいが残っている。春はまだまだ

全敗かも?成長していない!
これで作物として成立するんだろうか?ひとくちでも食べたいものだとは思っている
寒冷紗に守られた細大根(左)とほうれん草(右)

  防寒したのにおまえさんもか!・・・・ラディッシュよ
 ↓
 ↓
 ↓ しか~し希望の☆もある

山梨県から嫁入りのイチゴだ。
丹精込めて作られたいちごを株分けして頂いたのだから当然といえば当然

  寒冷紗+プランター栽培

写真左:12株の水仙畑
写真右:ん?覗くと・・・・スタンバイOK!のようだ

昨年秋に来客の彼女が「大好き、来年春見に来るよ」と、植える力をくれたレンゲは

  どうやら雪にもめげず元気らしい

春よ~  童謡か? ユーミンか?

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風の舞う日

庭の雪はすっかりとけ、今朝7時の外気温は3℃
小雪がちらつき、風の冷たい朝だったが、朝日が真っ赤に焼けている
食事もそこそこにカメラ抱えて数分駆け足。。。。。。
特に中央の樹の間はもっと赤いのに、この程度しか撮影できない。たぶん赤色表現の選択操作があるんだと思う。とほほ・・・・

気分を変えて数日前の写真だけど、晴天の近所(ここへは車で5分)の風物
写真左:柿でなくのこり栗
写真右:こんな土蔵を見るとウキウキしてくる

写真左:道路わきにひっそり立たずむ古くて小さいおじぞうさん  に見えた
写真右:今まで存在に気づかなかった彩色道祖神
安曇野にいくつかあるのだがたいてい濃い水色が施されているのに、これはパステルカラーだ

裏を覗いたが制作年が読めなかった。が
ひつじ屋さんの「安曇野道祖神図鑑」を拝借で『慶応3年(1867年)酒器像』と判明

おまけ
そうそう先日編んだつるかごに「オキザリス」の鉢を置いてみた。ピンクの花が咲く予定
けっこう絵になってるじゃん

・・・・・・・・・・・・・・・と、とりとめのない本日のアップでした