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灰おやき

硬いけど美味しいです、灰の中で焼いたおやき
硬いと言ってはいけない、香ばしいのだ

1年前に開店した穂高牧の、昔ながらのおやき屋さん「猪鹿の牧」
長野県で知っている灰おやきは、”やきもち家”だけで、近くにあるとは知りませんでした。
そこで早速出かけた。

まず↓ここです

Vif穂高やアートヒルズから南方面へ走る。
東側にこの↓看板(下段に猪鹿の牧も)とステンレスのオブジェが見える

東へ、すぐを南へ入り、つきあたり奥です。この間、幟がひらひら。
建物はおやきさんっぽくないです。
もと建築会社の一角を改造しています。
こんな展開すきだなぁ。

景観重視の場所柄、大きな看板はご法度とか。

しかし店内は
さすが元建築屋さん、自作です

まんまのテーブル

早く到着したので、まだ燃えきっていない

何をご所望ですか? 本日のメニュー
 

さておやき、灰とほうろくがあります。

テイクアウトのつもりで待っていたけど、頂きたくなって
「ほうろく焼」のごまみそをペロリ。香りが高く粉のねばり方もいい

ほうろく焼のかぼちゃも美味しかったです。
季節によってメニューは変わるが、ポテト(チーズとベーコン入り)が美味しかったとブログに紹介があった。

そして肝心の灰やきのおやき

直径8センチ、高さ5センチ、なかなかのボリュウムである。
本日はミックス、なす、野沢菜を購入。

冷めた時の調理法や冷凍の戻し方のメモがついてくる。
でもやはり焼き立てが一番美味しいだろうね。

データ
場所は穂高の牧地区というところ。
電話:0263-50-8177
定休:毎週月曜日(祭日の場合は翌日)
営業時間:10時~16時
予約も
その他:予約可。地方発送可

別データ
灰焼きおやきならやきもち家
ほうろく焼風おやきなら縄文おやき小川の庄

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うなぎ


今朝はよ~く冷えました。午前7時の外気温は-9℃。
薪ストーブのありがたさを実感!

話変わって
私はあなごとうなぎが好きという、いかにも大阪人気質である

蛇が苦手なくせに、うなぎが好物

年末、美味しいうなぎを求めて松本まで。
ランチの「かき船さん」でうなぎ店を尋ねると・・・結構ぶしつけだが、食後だからね。

「うちも一度尋ねたいと思っている『小泉』さん」を紹介された。

電話番号を調べ、場所の確認に架電するも「今昼ご飯たべてるで、何時に来るね?」

よく分からないまま、まつもと市民芸術館をめざす。

東側のNHKとの間を南へ

次の角に「鈴木メソード」

左折し駐車場の角を右折。この角で自転車のご婦人が同行して店頭まで案内してくださった。
ここだよー

古い町の路地裏、なんでも屋さんのような店構え

諏訪から松本へ出てきたお父さん(おじいさんだったかな?)の跡を継ぎ、今に至るという。
隠れファンが多く松本を離れた人に、遠くは北海道へも託送しているとのことでした。

夕食に頂くときは、炊きあがったご飯にのせ蓋をして蒸すと一段と美味しいそうです。

紹介してもいいですか?
ひっそりがいいねぇ・・・・
たしかに、昭和の佇まいはひっそりが似合う

1人前3切れ900円
浜名湖産の、味わいが濃くとけるように柔らかい。たれは甘めだけど焼うなぎに負けない濃厚さでした。
年末の手巻きすしの具材にペロリ。

電話:0263-32-4650
予約したほうがいい。待つ時は古い丸椅子です
場所は有名らしい「そば処浅田」の近くです。

余談
信州でうなぎといえば岡谷・・・が有名です
岡谷のうなぎは諏訪湖産

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松本都

大阪都構想がにぎやかだ。
松本は一足お先に三都だもんね。

久しぶりに松本へ出かけた。
駅前が大工事中。午後2時半の気温は1℃

心配だった駅名盤はもちろん健在で門松の飾りつけ中だった

囲いが邪魔だけど、三面の彫刻には

楽都 小澤征爾書

岳都 田部井淳子書

学都 菅谷 昭書 (松本市長。来年3月の市長三選目に立候補を表明している)

以前からスローガンとして松本を表現していたが、いよいよ実在的になったというわけ。

こんな流行のエキナカ施設も(エキナカというよりエキチカ)

『信州の農畜産物、特産物、美味しいものを長野県内外に向けて発信するお店です』

余談
ちょうど今読んでいる本が
田部井淳子著「日本人なら富士山に登ろう」
里山(1日5時間歩く山)をいくつか経験し、装備を完全に、日程をゆるやかに設定すれば、富士登山も夢ではない。と説く
さらに高度感をイメージする山として谷川岳や木曽駒ケ岳、日光白根山、乗鞍岳などを紹介している
清掃登山と啓蒙活動のおかげで、今では落ちているゴミを見つけるのが難しいほど、綺麗になったそうだ。
見る山だと先入観があったが、登る山に昇格しそう。

小澤征爾×村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について 話をする」
静養中の小澤さんを村上さんが追いかけ、東京や世界の様々な場所での1年をかけたロング・インタビュー。
これは読み始めたばかり。図書館から借りたので、膨大な量を読了できるか?

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シナノゴールド

黄色いリンゴだから「シナノゴールド」

長野県で開発されたオリジナルリンゴです。
先日の報道で、イタリアへ輸出されたのが人気で、現地で栽培するライセンス契約が成立した。

詳細は
JA長野県へ。

ヨーロッパデビューです。

私は今年の秋に2回食した。
ふじより甘味が抑えられ、かつ紅玉ほど酸味が強くない。大人の味かな?

報道された頃はすでに終わりかけで、11月中旬から下旬が食べ頃かもしれない。

来年はいち早く買いにゆこう
以前トレッキングに行った時立ち寄った共和園芸農業協同組合が報道で紹介されていた。

余談1
http://da-hiroki.com/のオーナーシェフが、シナノゴールドをつかって”タタンタルト”というケーキを焼きました。
facebookから

「しっかり酸味があって美味しくなりました」とコメント

12月のコースメニューのデザートに”蜜いっぱい信州林檎の焼き菓子”が登場していました。
こちらはふじりんご

「生地に林檎果汁がしみ​てたまりませんっ」とコメント

信州のりんごが定番デザートメニューになると嬉しいな!

余談2
タルトタタンの作り方を栗田博文氏のサイトから拝借。
こちらは紅玉ですが、来年は是非シナノゴールドで作っていただきたいです

蛇足
タルトタタンもタタンタルトも同じケーキです

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『なな色の空』村上真平さん

初冬です

燕岳も爺ケ岳も鹿島槍ケ岳も冠雪していますが、デジカメ故障により素晴らしい画像はしばしお預け

11月27日(日)安曇野市三郷公民館での村上真平さんの講演会
「福島原発被災地の農民の声を聴く」

3.11の地震と津波の被害よりもっと大きな災害、原発事故に遭遇した体験談と
自然農法によって環境破壊をなくす・・・など。

福島県飯館村で、10年かけて築き上げた自然農法による農園経営と自然食レストラン。
研修生受け入れの人材育成などの夢が『なな色の空』
原発事故でふっとんでしまった。

※現在も『なな色の空』として、新しい活動をしておられます。

テーマをまとめると
■「自然を収奪しない」
20年間のアジアでのNGO活動を通じて感じたことは、森林を伐採し土地はやせ細り、人を搾取する。
自然をこわさず、いくつかの家族でのコミュニティ作りと自然農法の実践。

■「原発を止めることは最低限の条件」
日本人一人ひとりが原発はいらないと宣言すれば、原発はなくなる。
福島だけの事故と思わないでください。
もし若狭湾で原発事故が起こったら、放射能はどこへ行く?

パソコンを使ったシュミレーション画像を、スピーディで見て驚きました。
福島原発事故の放射能は太平洋上へ流れた。
日本海側の若狭湾での事故なら偏西風にのって岐阜県、長野県、名古屋方面、東海地方~関東方面—-に
放射能汚染が広がる予想図だった。

■「もう飯舘村には戻れない」
事故情報を入手しながら、山形、静岡と避難し、16日には伊賀市愛農学園高校(村上さんの出身校)に寄宿し、
その後近くの古民家に定住。
情報収集にはバッテリーを交流変換し、停電時もインターネットニュースで得ていた。
(早い段階で)飯舘村の放射能汚染は、人が住めるところではなくなってしまったと確信する。

新聞やテレビ報道だけでは知り得ない事実がここにはあった。
出来るだけ正確な情報を得ること、想像力と予見力を磨くこと、自分の目と耳と頭で考えること。
本日学んだことです。

参考
Asahi.com記事

講演依頼は
原発について、自然農について、エコビレッジ作りについて
電話/Fax:0595-55-2310
e-mail:shinpei-m@hotmail.co.jp
住所:三重県伊賀市高尾床並861

余談
この講演会に誘ってくださった方とは、面白い偶然からだった。
数日前中房川の土手で、堆肥用のクヌギの枯葉を収集していた時、
「少しでも有機農法に近づきたいと思って・・・」から始まった。

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安曇野に幸せの風

———-昨日に続く「民家フォーラム」関連———–

濃霧の朝、おっかなびっくりで到着したサンモリッツの「民家フォーラム」会場。

いきなり圧倒的な迫力で私を包んだ文字群

民家フォーラム 2011 in 信州

幸せだなぁ~・・・・・が第一印象だった。

デザインの素敵な古障子。
この1枚を階段下納戸のドアに使えれば、私の部屋に天使がくるような。
いや、古民家カフェのトイレのドアにどうだろう?きっと珈琲の味わいが一段と。

脚光を浴びる流行の書道ガールズな・・・・いいえ言ってはならない。それぞれなんだから。
(おばさんはこれだから困る、とひとりごち)

初日の気後れで、種々の対応に追われていたが、2日目に判明した。

震災にあった、長野県北部の栄村復興へ寄付をと呼びかけられた「古民具のオークション」
その一角にケヤキ製の表札サイズ10枚ほどの出品木材。

急遽提案があり、落札された方でご希望者には「文字入れプレミアつきです。例えば表札にいかがですか?」

希望の文字入れを記載する幸せな落札者

結局10人の方から申し出があったと聞いています。
書体はお任せになったみなさん! きっと幸せが訪れることでしょう。

添えられたプロフィールには、現在ご実家の穂高に活動拠点を移されたオリジナル印製作の作家
望月信幸さんでした。

遠慮がちに、小さな用紙に書かれたプロフィールとは全く別人かと思うような骨太の文字。
穏やかな物腰からは想像できないホームページのURLは、hanko-samurai.com

こんな展開大好きです。
安曇野に住んで良かったと感謝する一瞬でもあります。

余談
体に似あわず大きな字を書く私には、神は才能を与えられなかったのかと嘆く一瞬でもあります
だから
 
5センチ×7.5センチ。ちぎり和紙の一口メッセージ

こうしてご苦労されたNPO日本民家再生協会と長野ブロックの皆さま、お疲れさまでした。

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民家フォーラム

5日~6日安曇野市豊科サンモリッツにて開催の「民家フォーラム」に出かけた。
NPO民家再生協会の、今年の会場である。

5日、幻想的とは言えないほどの濃霧の中を、6時に自宅を出発。
ハザードランプもつけない赤い車でも、直前にギョッとするほどの濃霧。
地元車はこの時期よくあることだからか、ランプ無点灯が多い。
もう~。25~6分で行ける距離に1時間かかってしまった。

館内はまだまだトンカンと準備中。濃霧のせいか資材の到着が遅れがち。

さあ気合入れてスタート

館外では丸太切り実演中。近寄るとノッポの外国人で、ノルウエー出身の修行1年の青年。

遠くからでも見てとれる美しい流れるような所作でした。

早朝から、本棟作りの「建前」の準備がなされ、午後4時から「上棟式」のセレモニー。

雨が降り始めた中おごそかに進み、祝詞や長野市から来られたメンバーで「木遣」も披露された。

今ではどのシーンも見る機会が少ない風景だろう。
最後の餅まきには、ポリ袋を持った子ども達が待ちかまえていたのは微笑ましかった。

子ども用の椅子を作る木工教室は大にぎわいで、1脚分ずつ材料が整えられ山積が夕方にはぺっしゃんこ。
6日の午後からも賑わった。長く使い込んで木のぬくもりを忘れないで欲しい。

館内では、ほかに見事なカンナ引きパフォーマンスもあり

透き通るほどの美しい木肌。日焼けした黒い肌に貼りつけたいよ~。

ヒノキの良い香りがするので車内や、湯舟に浮かべよう・・・とお持ち帰り自由だった。

マイ箸作りも、大人も子供も大人気でいつも満員でした。
工夫された道具で安全に簡単に作れて、電気コテで好きなサインを刻印できるサービス付き。

なんとかストリートと名付けられた店には、お米や薪ストーブやさおり織の帽子、スマートフォンの手作り着せ替えグッズ、古道具や梁材、さおり織をはめ込んだ皮のバッグ、ランプの骨董屋さんなどなど・・・。

お手伝いしながらの見学なので、盛りだくさんのパフォーマンスをゆっくり紹介出来ないのが残念です。

盛大に1日を終え、木の香りが満ちた館内はみんな楽しそうでした。
お祭りだもんね

余談
シンポジウムは定員オーバーの応募があり、県外から1泊2日組の参加者もあるほどの人気。
毎年参加し同窓会気分というか観光気分の会員さんもあり、と聞きました。
これほどの人気であれば「美しい古民家の再生に未来あり!」

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民家を生かすイベント

美しい青空に見事な教会は民家建築です

有明山と復活之キリスト教団穂高教会(国道147号線、穂高病院の前)
教会へは2008年に立ち寄り、見学させていただきました。

『民家フォーラム2011in 信州』が、今年は安曇野市で開催される。
今年14回目で、10年前には長野市であったという

日時 11月5日(土)6日(日) 
会場 サンモリッツ(豊科のスイス村となり)・・・豊科インターチェンジからほんの数分

■シンポジウム会場(中ホール)参加費有料
5日:大学教授や建築家による「民家を生かした快適な暮らし」
6日:安曇野市の本棟民家見学会・蔵のまち松本を歩くツア
   ※こちらは定員に達し〆切られたようです
 日本民家再生協会 電話:03-5216-3541

■民家ストリート(大ホール)参加費無料・出入り自由
展示実演など、こちらはお祭り気分のようだ。
『民家再生相談/「書道ガールズ」実演(6日11:00-、時間は予定)/民家の建方、
曳家(5日16:00-17:00、時間は予定。実物の民家を組み立てて上棟を行い、
曳家の実演も行います)/子ども木工教室/削ろう会信州鉋楽会/パネル展示 ほか』
※内容はHPから抜粋

お祭りだから結構アバウトで気楽な催事と思われます。

わが棟梁のチーム小林工務店も大活躍します。
ちょびっとお手伝をば。ヘマしないように、でも楽しみたいと思っていま~す

なんといっても豊科の道で、奥の小さな看板{民家再生」を見たのがきっかけで、
私の今、安曇野暮らしを満喫しているのですから。

小林工務店
縁は異なもの味なもの(男女の機微だけではありませぬぞ)

10日間ほどお休みいたします
皆さま風邪にご注意ください

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美術館のバラ

久しぶりに豊科近代美術館へ行った

青空にバラが映えて見事でした

わが有明山が遠くに見える

館内の階段はエレベーターのそばにあり、2階までに4つの階段を上がる
ここへ来るといつもおかしくて、この写真を必ず撮影してしまう。


『お疲れさまでした。ごゆっくりご鑑賞ください』

歳を重ねるごとに、”ふ~”の数も増える。いつまで見栄をはれるか?

25日まで開催中です
アート・クラフトフェスティバルin安曇野 2011 

いずれの作家さんも力作揃いですが、中でも私の目をひいたのが

「パプリカと天使」

具抽一体画と記名されていた、ホソカワマサヒコさんの漆と和紙の作品。
ご縁があったとかで、江戸時代の製法による—おそらく今では入手困難なのではないかな?—和紙だそうです。

ご本人の許可を得て撮影しました。

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安曇野の初秋

山麓線風景

畑の向かいの田んぼは、はぜかけ米。ブルーシートでないのが好感

畑から北へ。松川村の広がる田園

ちひろ美術館へも近い。ラベンダー畑が道路沿いを色どる

畑で作業していると、頭上を大町や白馬の観光を終えたらしい大型バスが松本へ向かう。

車体の「KINKI」や「NARA」や「SHIGA」の文字が、秋色の中を疾走。

この夏はたくさんたくさんの観光バスと旅人、安曇野を満喫していただけましたか?

今日はレタスとキャベツ、ブロッコリー、芽キャベツとニンニクを植えました。
 キャベツとレタスの畝

余談
万願寺とうがらしとピーマンが秋色になっている???

期待の秋ナスは2本だけ。花も元気がないようだ

今朝7時の外気温・・・12℃