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白馬三山奮闘記1

まずは結論から
実力を越える登山だった。

不覚にも十年ぶりくらいか両足指に魚の目が複数出来たが、登山を中止する勇気がなかった。
特に最終日の猿倉への下山がきつかった。
必然的に画像は少ない。

27日早朝、栂池の登山口(1830m)からスタート
ゴンドラから。
暑い1日になりそう。出発が遅かったのがちょっとこたえた

大きい岩ばかりの急登。ここで登山技術のまずさにうんざりする。

ほっ乗鞍岳(2436m)頂上着。標識とケルン

せっかく登ったのに下る

今夜の宿「白馬大池山荘が見えてきた。

見えたが右へ大回りでまだまだ

花を撮る余裕も。「ハクサンイチゲ」
この山行で一番気にいった花

コバイケイソウはよく咲いていた。隔年ではないが咲かない年もあると聞いたことがある

他にゴゼンタチバナ、チングルマ、リンドウ、知らない花も散見。

白馬大池山荘で1泊目。部屋は1階で、ご夫婦と4人部屋。
朝日岳から蓮華温泉へ向かうという素敵なご夫婦で、和やかに過ごせた。

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サバイバルミニナイフ

8月2日の午前5時20分の月

あまりの暑さに閉口し、朝食の準備を済ませて、畑に散水へ。
早起きは三文の徳ってこと

先日の白馬縦走で使った、VICTORINOX(ビクトリノックス)クラシックSD。

スイストレッキングの記念にと購入するも、お役立ちなしだった。
登山中、数年ぶりに両足の魚の目に悩まされた。
ようやくチャンス到来。
お連れさんからフリーカットの絆創膏を提供していただき、すこし楽に。

スイス製で陸軍でも利用しているみたい。だからか頑丈そう。
今までまじめに利用していなかったが、今点検してみるとなんと便利な・・・・

このミニサイズ(縦58×横18×厚さ9mm)に持っている機能
・ナイフ
・爪やすり
・やすりの先に缶のふた開け+ネジじまわし
・ハサミ
・つまようじ(白いの)
・ピンセット
・キーリング

山椒は小粒でもぴりりと辛い!

私は小粒だけど多機能ではない

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念願の白馬鑓ケ岳

今日の有明山と稲穂。夫の画像借用

有明山からズイーと目を右にやり、北に見えるのが白馬です。
散歩道や、駅や買い物からの帰り道、遠くに眺めます。

縁あって私のトレッキングスタイルに合わせてくださる女性と
白馬鑓ケ岳登山が叶います。

27日早朝、八方に車を置きバスでゴンドラ乗り場へ
栂池の登山口(1830m)からスタート

乗鞍岳(2436m)

白馬大池山荘で1泊目

小蓮華山(2766m)・白馬岳(2932m)を越え

白馬山荘で2泊目

杓子岳(2812m)

白馬鑓ケ岳(2903m)

白馬鑓温泉小屋(2100m)にて3泊目

猿倉(1250m)へ下山し、バスで八方の駐車場へ戻ります。

標高図 左端がスタート地点。中央の山頂が白馬岳 右隣の山頂が白馬鑓ケ岳

ヤマレコさんから拝借。何かと参考にさせていただいています。
感謝

2泊3日のコースを、ゆっくりのんびり”花三昧コース”3泊で縦走します。

九州沖縄の方々には申し訳ないですが、幸い台風がそれて晴天予報です。
白馬村と見間違えて、どうも山は不安定のようです。やれやれ

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立山へ

ちょっと古い話だが。
6月12日~13日急遽大町から立山へゆくことになった。
以前から大雪の壁を歩くイベントが気になっていたので、雄山登山と兼ねて押しかけ参加した。

あいにくの雨天だったが、トロリーバス乗り場の扇沢駅までは35分。
近い。

ケーブルカーやロープウエイを乗り継ぎ、扇沢駅から室堂まで約2時間 
往復チケットを購入すると乗り継ぎが非常に楽。

右端が扇沢駅

金曜・土曜だったが混んでます。
韓国と台湾の観光客が多く、ひところのような中国勢は影がうすいようです。

室堂到着後、宿舎の「みくりが池温泉」まで徒歩15分。
残雪がまだまだたっぷり。

おや?

後ろで「あれ置物じゃない?」と

まさかね

方角変えて

すぐあともう1枚撮ったのが、開けてみると

左端にスズメが・・・・

今夜の宿はみくりが池温泉

夕食は

山小屋ではなく一般旅館風
天然温泉はかなり濃厚でした。

明日は雄山に登山予定だが、どうも曇天予報
しかし今夜19時の夕日は

翌朝宿を発つ

道すがら、黒ユリに出会う

雄山登山は諦めることになった

このあと近くの室堂山に登ったが、急登に悩まされジグザグ歩行の連続だった
下山は”尻スキー”
同行の方から厚手のビニールを頂いて、いざ決行!
早いのなんのって
自撮りは出来ず、残念ながら画像なし

午後、扇沢駅に向かう前に「雪の大谷」発体験です。

高さは9mですって

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妙高山

10月28日、スイストレッキングで知り合った方と、妙高山登山を決行。
新潟県を代表する山で越後富士とも呼ばれる。
燕温泉から往復コースで出発。私の足なら7.5時間から8時間だろうか。

目指すはこの山

曇天ながらまずまずで、標高1,150mの燕温泉登山口から出発。

トロッコ発見。山ガイドにも山林鉄道があるような記事はなかったが・・・・

後で分かったのだが、土砂崩れの災害復旧用資材を運ぶのだそうだ

遠くに滝を見て・・・・快調に進む

標高2,454mの10分の1あたりから風が強くなり小雪がちらついてきた。
山頂あたりも雲が多い。今回は諦めることにした。

下山途中
男性が何やら作業中。お湯が見える。

もう一人の作業員さんが1キロ上からおもりをつけたロープを流し、ここで引き上げると

ブラシが現れ、引湯管に付着している硫黄塊の清掃だった。

こういう陰の努力で、我々はのんびりゆったり温泉を愉しめるのだね。
聞けば全国どこでもこういう作業があるという。

残念だが下山すると告げると、それがいい!とアドバス。

燕温泉登山口近くの「黄金の湯」に浸かる。温度は低いが有名な露天なのでゆっくり楽しんだ

奥の山が妙高山

今夜の宿は燕ハイランドロッジ

翌朝の撮影。今日が登山日なら・・・・悔やまれる

登山口手前には5~6軒の温泉旅館もあるが、ブナの森の中に魅かれて・・・・

増築した山小屋風の部屋で、角部屋504号。
次回の再訪があれば、この部屋を指定したいほど気にいりました。

当夜は2組だけだったので静かな滞在と、豪華な食事を提供して頂きました。
感謝!

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中央アルプス駒ケ岳へ

高くて大きな山はもう行けそうになくなり、思い残しの山もある。

今年の有明山は雨で断念。
栂池から行く白馬鑓ケ岳はお連れさんの事情で断念。

消化不良は否めない。
以前から登れるなら行きたいと狙っていた木曽駒。

コースは
ロープウェイ千畳敷駅を10時にスタート。
中岳→駒ケ岳→中岳に戻り→宝剣岳→千畳敷駅15時40分着。
ロープウェイ最終は17時発なので下山が間に合わなかったら、満室が予想されるホテル千畳敷に
「廊下でもいいから泊めて」と懇願する覚悟だった。

26日穂高発5時59分、始発電車に乗るため5時過ぎに自宅を出る。
松本→岡谷→駒ヶ根駅(676m)
バス発車時間ギリギリで飛び乗ったのは、途中菅の平停留所から山岳バスとなり、
カーブカーブに体が揺れる

ロープウェイ乗り場のしらびそ駅(1662m)から7分で、

千畳敷駅2612mに到着。目前にそびえるのが宝剣岳2931m

1時間の周遊観光コースとして遊歩道がある。ここがカール

手前が剣ケ池

雲海テラスというそうな。遥か南アルプスの先に富士山

さあ登山開始
八丁坂分岐から急登を乗越浄土(2870m)へ。

若者の集団がいる。翌日のabn(長野朝日放送)のライブ放映撮影隊が、リハーサル中の現場だった。

手前の青年が、明日登山のアナウンサー

一旦下り、中岳を通過して駒ケ岳を目指す。せっかく登ってきたのに、下るのは惜しい、

先に宝剣岳に登る選択もあるが、本命は駒ケ岳。、

木曽駒ケ岳頂上着。2956m

伊那駒ケ岳神社の横にある石造

また下って中岳に戻り、宝剣山荘横から宝剣岳へ

右端は天狗岩。ここからの眺め抜群とあるが、先を急ぐ

かなりの岩道と鎖場。

大阪のおじさんが「大丈夫か?」
「高い岩を乗り越えるには足の短さは堪えるわぁ」
おじさん「足が短くても、目が輝いているからいいじゃん」
「うへ、おおきに」
関西人は何処へいってもノリがいい。

別のおじさんは、私の下から
「落ちたら、お姫様抱っこで拾ったる!」
それは安心、おおきにね

リュックを岩場に置いて、やっとこさ頂上到着!2931m

これを回り込んで本当の頂上になるらしいのだが、怖くてヤンペ

北アルプス方面は雲の中。乗越浄土にいたアナウンサー君。

下りの岩場で、腰かけた岩の間にリュックが挟まり起きあがれなくなった。
リュックのベルト類を外していたら、撮影リハーサル現場のスタッフ男性が声をかけに
降りて来てくださった。やれやれありがとう。

無事宝剣岳を下山し、ロープウェイ千畳敷駅(2612m)へ向かう

岩場最後のナナカマド

もう夕暮れ近い。行きとは違う景色

午後3時40分千畳敷駅着。

おまけ:
当日は鎖場写真を撮る余裕などなく、27日の番組から現場状況を借用

松本ヒマラヤ友好会で学んだ登山技術を活かして、無事に楽しい登山ができた。
感謝

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おひとりさま

これからは”おひとりさま”時代の全盛期に突入だろう。

男性女性を問わず、高齢化社会にはつきまとう。

もともと一人遊びは得意なほうだが、山となるとちょっとねぇ・・・・

まずは観光登山。今まで教えて頂いた装具や準備をぬかりなく・・・・

初めての木曽駒へ。
車を使わず—-穂高発5時59分始発だよ—-鉄道で行く。

JR駒ヶ根駅からは、バスがロープウエイ駅まで連れて行ってくれる

天気予報は上々

大丈夫!
しんどくなったら、途中で引き返す勇気は持っているから。

母との墓参旅行が台風で流れたので、埋め合わせ日帰りトレッキングです。

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有明山に見放され

残念無念
もう後がないじゃん、有明山

7月20日の有明山神社の参拝登山は、大雨の影響で中止となった。

今日31日は、山の仲間で登山予定だった。
晩春から計画し心待ちだったのに・・・・

午前4時集合に、出かけた直後からポツポツと落ちてきた。
顔合わせをし雑談し「有意義な一日を!」と解散した。

体力を考えると、来年の『有明山へ』はないような予感がする

午後の2~3時間は晴れたが、恨めしく見上げるだけ。

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リベンジ大林山

4月に行ったが、残雪にやむなく諦めた大林山。

5月17日にリトライ

仲間から頂いた国道から見える全景。左が大林山、右は八頭山

4月と同じコースで、始めは急登だが、次第にのんびり歩く。
やはり新緑は美しい

写真は撮らなかったが、ミツバツツジが随分賑やかな山でした。
名前が分からないいが、おじいさん大木にも新しい枝がニョキニョキ

はい山頂、1.5時間くらいかな?

遠くに(少し雪が残る)蓼科山

登山道はそれほど整備されていない分、登山者が少なく前回も今回も一人しか会わなかった。

いずれ八頭山へも。

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エベレスト街道を歩く 雑記

素晴らしい山々の画像は、あまたあるサイトにお任せすることになった私の街道記。
心残りを雑記として・・・・

トランプ 『FACES OF NEPAL』

なかのカードも  子供だよ

街道沿いの童たちも概ねこんな感じ。
連れて帰りたくなるような・・・・

民家のすぐ側の空港は標高2800m

日本では考えられん!

操縦士は外国人。

思い出したが40代前半のアルバイト先。
へり操縦ライセンス取得希望者をロスアンゼルスの学校へ送りこむ会社にいたことがあった。その頃イスラエル人が多いと聞いていた。
今はどうかな?

カトマンズではネワール人、街道筋はチベット人が多かった。
過去にヒマラヤ山脈を越えてネパールに移住した子孫達です。
ヒンズー教信者が多くカースト制度もあります。

ルクラで大人気のブランドは


わがもの顔で平然と並んでいるのはある意味カワイイ。
中には登山者が置いてゆく本物と思しき中古品もあるとか

カトマンズのスンダリ・ミカさん。HPはこちら
彼女にはカトマンズでの公式行事や観光にお世話になりました。
カトマンズ在住の日本女性で、ネパール大衆歌謡の歌手。のびやかな声とメリハリのある歌唱力です。

ネパール女性が切望する、安全な日本製基礎化粧品のブランド化をめざしているそうです。
これはネパール産の2つの希少価値の高いオーガニック原材料を使うので、
ネパールの地方の零細有機農家の現金収入を支える事業になります、と
精力的に活動するミカさんに拍手!

不思議でした・・・・帰宅後の肌がツルンとしていた。
トレッキング中の道路は砂ぼこりが多い、が車は一切走っていない。
お湯がでなかったので水で石鹸洗顔し、化粧水と日焼け止めクリームだけで過ごしていた
にもかかわらず、全く荒れていなかったのだ。
医学的科学的なことは分からないが、思い起こすに自然環境が良かったのではないか。
畑に農薬散布はなかったのだろう。

街道沿いの野性的なトイレを覗くと、板張り床の下には枯れ草がどっさり混ぜてある。
鼻をつく臭いもない。
それら枯れ草はあちらこちらの畑に山のように積み上げてあった。
板敷きトイレは立っているだけで怖かったので、画像なし。

そして山からの水の恩恵を頂く。

街道沿いの農家にリンゴの木が点在していた。

ルクラの商店街の裏道にある農家のおじさんが嬉しそうに「アップル!」と教えてくれました。
農家の財源として生活の自立が出来れば、やがて子供達の就学支援に繋がると思う。
参考:HAT-Jりんごプロジェクト
ルクラから1時間ほど右側の奥まったところにHAT-Jの看板が見え、ガイドさんによれば
「リンゴはできていますよ」とのことでした。
地元農家さんの努力を讃え、さらなる発展を願う。

街道筋にごみ分別ボックスが何ケ所か設置されている。

以前ゴミを減らす運動が起こった時、野口健さんや田部井さん達が運動された記事を読んだことがありました。
結果がこのように活かされているのだろうか?
ルクラにはゴミ焼却炉が建設されているというのですが、あいにく見つけられませんでした。

楽しかったトレッキングのしめくくりに。
脚長パンツ、広告的にいえば美脚(に見える)パンツ
ちっこい私が一見容姿端麗に見える写真(思いっきり自己満足)で街道記事を終わることにした

後ろ姿は山ガール 前にまわれば山ばんば

おそまつでした