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静かに眠りたい

秋が急ぎ足で

「画家 宮 芳平の詩」2006年6月 野の花の会(三男 宮 晴夫発行)
膨大な詩と遺稿資料の中から325編を選び、35周忌を期に発行された作品。

その中の一編

『静かに 静かに 眠りたい

そのまゝ目覚めなくてもいゝ

わたしの呼吸が止まっていたら

あまりいじらないでくれ

わたしのからだをきれいにしようと思って

裸にしたり●の中に無理に突込んだりしないでくれ

そのまま絵具のついた 着のみ着のままの姿でいゝ

早く焼場に運んでくれ

そして煙にしてくれ

煙になって のびやかに天に上がりたい』

※●は旧漢字で読めないし 書けないし 辞書でも調べられないので、
心当たりの文字を想像してください。

余談
旅先で野垂れ死に・・・を理想とする私には、静けさは望めなさそう。

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夏野菜を見送る

天候に恵まれなかった夏野菜。それでも健気に残影を残す。

切り返しの成果か?コンパニオン・プランツの効果か?水茄子バンザイ。

硬くなりなり始めたオクラを見つめるカエル君

トウガラシ

出来すぎるピーマンにお手上げ

ヨタヨタしながら実をつけるミニトマト

適齢期にはさっぱり実らなかた中玉トマト

いやはやご苦労さん

コスモスが秋を告げる。今年は赤とんぼが少ないようだ。

伸びすぎて、フラフラする茎を結ぶ支柱は色気なしです

さて
秋播き野菜スタート

プラポットで芽出しして植えたニンジン。なんとか葉は伸びてきた。

中央の小さな双葉は、一度ダメだと思ったコカブが返り咲き。

小松菜(奥)とミズナは、いとも簡単に芽が出る

今年はやや大きいダイコンを目指す
一列はポットで芽出し、片方の列は直播したもの。
脇の、詰まった行列はダイコンの残り種を筋播きして、カイワレ作り

キャベツをどうするか思案中です。
枝豆の後にタマネギを植える予定。
雨で不作と思っていた枝豆も概ねOK。あちらこちらで愛嬌をふりまき喜んでいただけた。

花壇のスペースを広げたので、楽しみたい。

あ~今夜は寒いこと

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エンジン全開

おかげさまで母は元気です。

要求が高まり、私はややストレスがたまることもあるが、
親孝行ができるのも今のうちと協力している。

DVD鑑賞にはいたくゴキゲンで、懐かしさに酔いしれる。

「道」のジェルソミーナの純粋な心にうたれ、失って初めて味わう孤独感の哀しみを。
共有しているかの如く・・・・

「ビルマの竪琴」は格安レンタルショップで、三國連太郎と安井昌二もの。
こんな形で私も懐かしく鑑賞できるのは、嬉しい。
雨続きのうっとうしい日々の中、母のベッドに転がって体を休める。
母はソファでキチンと最後まで座っている。

終ると拍手し感想を話したがるので眠れないし、即帰宅というわけにもゆかない。

レンタルDVDなので日本語字幕はないが、それなりに満足して鑑賞しているので作品の選択が広がりそう。
ますます進化するのだろうか?

この勢いで、今年は東京へ墓参に行く計画をしている。
軽量車椅子をレンタルし、タクシーを駆使し、安全に希望をかなえてやろう。
介護用品ショップに相談したら、色違いでこんなタイプがありました。

行程表を作り持参品を自分で揃えるようメモを渡した。
たとえ1泊2日の小さな旅でも、非日常はワクワク感を醸成できると思う。

今頃、なにを着きていこうかと、衣類をあてがい鏡とにらめっこしているはず。
そうだ、嬉しさのあまりお数珠を忘れないよう、持参品リストには赤文字にて示す。

お寺の庵主さんに報告すると、たいそう喜んでくださった。
亡き父が子供のころからのおつきあいだそうだ。

元気といえども今回が最後になるかもしれない・・・・

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わいわいサラダ

今夏は雨ばかりで、どうも畑仕事が面白くない。

つい先日一時的だと思うけど夏野菜が復活していた。
2週間ほど前、牛ふんを少しずつ畝の肩においたのが、効いのかどうかは不明だが、
全滅の危機を脱した。

青いトマトも摘んできて、かごの中で熟すのを待つ

さて
早速サラダをば

ピーマン トマト きゅうり 水ナス ズッキーニ
たまねぎ たもと屋さんの絹豆腐

ドレッシングは、絹豆腐 バージンオイル 塩コショウ ポン酢を撹拌して出来上がり。 

はーーわいわい農園のサラダだよ。

最近は杏の種やかしくるみ、チーズの角切りなどをトッピングすることも。 

枝豆だけは大豊作で、離れた家族や友人知人、ご近所さんにもおすそわけ出来た。
残りは放置して大豆にする。

そしてカボチャがやっと収穫出来た。

全滅しかけた時は雑草ばかりが繁茂し、もう菜園はやめようかと思うほどがっかりしたが、
復活すれば嬉しくてまたいそいそと・・・ゲンキンなものだ

農家さんのご苦労が身にしみる夏が、終わろうとしている。

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有明山に見放され

残念無念
もう後がないじゃん、有明山

7月20日の有明山神社の参拝登山は、大雨の影響で中止となった。

今日31日は、山の仲間で登山予定だった。
晩春から計画し心待ちだったのに・・・・

午前4時集合に、出かけた直後からポツポツと落ちてきた。
顔合わせをし雑談し「有意義な一日を!」と解散した。

体力を考えると、来年の『有明山へ』はないような予感がする

午後の2~3時間は晴れたが、恨めしく見上げるだけ。

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レアな果物

先日道の駅で購入した『モモタリン』
変な名前だなと思い、珍しいので東京の家族に送りました。
案の定、何にでも面白がる彼は

三枚目なネーミング?

確かに!
 face bookから画像拝借

モモとネクタリンの掛け合わせです。
モモより酸味と歯ごたえしっかり

松川村の農家さんが開発されたそうで、おそらく市場には出回っていないでしょう。

スーパーでは『ワッサー』という名でありますね。
同じように掛け合わせですが、食べたことがないんで味の違いはわかりません。

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宮 芳平展

『ゆれ悩むコスモスは 咲き誇るコスモスより美しいのです』

安曇野市豊科近代美術館にて開催中の「生誕120年 宮 芳平展 野の花のように」
鑑賞しました。
パンフレットより

7室に及ぶ膨大な作品群です。
困窮の中モデル料がいらないからと多くの自画像、
諏訪の山や湖、それをバックにキリスト者らしい親子の油彩画、
花など
 購入の絵はがき
ルオーが好きなので、全体の印象として私には歓迎ムードで鑑賞出来た。

諏訪にまつわる作品は、教師時代の高校などが所蔵しているので鑑賞の機会はほぼない作品ですね。

なかでも部屋一面のペン画集
初期の作品ですが、個人蔵。
おそらく世に紹介されたことが殆どないのではないか?
所有者があずかり保管していた作品群です。
首をかしげた少女など、作家が当初憧れていた竹久夢二を思わせる作品も。
 購入の絵はがき

参考:
9月7日(日)まで。
「安曇野市豊科近代美術館」

絵のそばに書かれた情報板(変な表現ですが)の文字がかなり小さいので、眼鏡をお忘れなく!

余談1
豊科美術館所蔵数が大変多いので館員に伺ったら「ご遺族からの提供です」とのことだった。
宮芳平が師事した中村彝(なかむら つね)が、穂高の相馬愛蔵(新宿中村屋の創始者)の娘・俊子をモデルに
「小女」を遺している。私の推測だが、この辺りの縁だろうか?
それとも諏訪在住時代に安曇野を訪れて印象深かった縁だろうか?

余談2
ある絵のそばに”モデルが太ってしまった”らしき表現があった。
おもわずニヤリ

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サイトウ・キネン・フェスティバル松本

略称:SKFサイトウキネンは、1992年から毎年8月、9月に長野県松本市で行われる
今ではーー世界的なーーと言われるほど有名になった音楽祭。

小澤征爾さんを始め、故斎藤秀雄氏の教え子たちが世界で活躍している。
その方々がこの祭典のために集結し、毎年『サイト・ウキネン・オーケストラ』としてプログラムが組まれる。

多岐なプログラムにあわせて、会場もまつもと市民芸術館だけでなくあちらこちらで開かれる。

2014年のプログラム

8月4日サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会から発表された名称変更は
2015年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」に。

おそらく将来的にこの祭典の海外公演の夢があり、また世界で活躍する小澤さんの名前を冠することの意義や、永らくの貢献への称賛であろうと思います。

オペラや小澤さん指揮のコンサートも、他のプログラムでもとにかくチケットが取れなくなったので、最近はすっかりご無沙汰でした。。
今年も諦めていたが、チケット情報でひょっこり8月20日のオペラ、ヴェルディ「ファルスタッフ」初日 に空席があった。

薄暗い通路で小さい文字を頼りに座席を確認する。

「ファルスタッフ」では分かりにくいが、原作がシェークスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち 」作曲はヴェルディ

うんこれなら馴染めそう。

演出が良かったと思う
他の公演と比較したわけではないが・・・・
主人公が懲らしめに川に放り込まれた後の舞台にに、白い楕円形の据え置き式浴槽が置かれ
泡がプクプク浮かぶ中に太っちょの主人公が浸っている。

その後の、腰に大きなバスタオルを巻き浴槽から出てる場面には驚いた。
ええ、タオルがはだけたらどうしよう?  と
今日は初日だよ~

といらぬ心配。

ベルディ80歳の作品だという。

座席見ました?
トホホ頂上ですぞ。

SKFサイトウキネン最後の年のチケットです。
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」初年には、大阪の友人が是非行きたいと言う。
彼女は最近オペラに凝ってきたのです。

隣の中年女性は終演後、京都まで車で帰宅するそうな。
私は小走りで松本発22時18分の乗客となり、穂高駅に預けた車で真夜中の帰宅。
心地よい風が吹いている。
ちょっとお洒落して、いまや農業車と化したジムニーでもルンルンだった。

隣の彼女は今頃どこを走っているのだろう・・・・

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食事会と映画鑑賞

台風一過・・・は、スカッと晴れるれ渡るのだが常だが、どうもぐずぐずと雨と曇天が続く。

そう2週間前くらいの話ね。
老母のホームの食事の味が変わって、どうも楽しくないという。
でも毎日毎食作ってくださる調理師さんに申し訳なくて、言いだせない・・・と母は言う。

正しい。
しかし食事は暇な日々の中で、楽しみのウエイトが大きいのも事実。
原因が判明した。体調不良か所用か分からないが休んでおられたという。
やれやれ。笑顔が戻った。

1週間に一度の割で訪問すると、1時間半くらいをそんな出来事や、世間のニュースなどでおしゃべりする。
入居のお仲間が入院されたとか、徘徊する方がおられ「それほど広くない施設内で行方不明になるのが不思議だ」
などと話しながら時をすごす。

若いころの初めて聞く話などは楽しい。
しかし戦争中や、その後の東京での苦しかった生活を聞くにつけ、現在を感謝である。
59歳の次女を見送った話は、だめですねぇ。辛いらしい。親より先に死んではダメです。
まぁこれからも元気なうちは、こんな暮らしが続くのだろうね。

その中で、1回/月をおしゃべりしながら持ち込みランチ。また1回/月は、買物や美容院へランチとセットして外出する。

最近はDVD上映会がお気に入りですが、パソコン画面ではどうも小さい。
加えて字幕が読みにくい

思い切って再生機を購入。
『第三の男』・・・これは2回も鑑賞。あらすじや俳優の名前をよく覚えており感心する。
『自転車泥棒』・・つい先日、かねてからの希望をかなえた。
待機中作品
『道』『カサブランカ』
希望は出ていないが用意してみた。
『鬼平犯科帳’82』4作分・・・・BSで収録済み。反応やいかに。
我が家の書棚から『モロッコ』が出てきたが、好きではないらしい。

難聴のせいか、邦画より日本語字幕のある洋画を好む。
ひょっとして邦画でも作品によっては字幕ありDVDもあるかもしれない。
調べるとあるにはあるがまだ少ないらしい。
手間と時間と余計な経費と、著作権がからむのが原因のようだ。

ちなみに安曇野図書館に伺うと、邦画にもそこそこの数字で『日本語字幕付』作品がありました。
例えば小津安二郎監督の「お茶漬の味」(安曇野図書館蔵書検索ページを拝借)

安曇野市のホームページから蔵書検索→検索条件→作品を選択→詳細情報→注記覧に日本語字幕付

所蔵作品の一覧が公開されていないので探すのは面倒だが、今後は”バリアフリー”の一環として明文化されると助かる。

何やかやと注文が多くなったのは、元気な証拠。
孫娘が1週間滞在したが台風の影響で、遊び相手になったりキッチンの手伝いをさせたり温泉に連れて行ったり。
比べる話ではないが、今のところ孫のほうが手がかかる。

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川遊び

突然現れた孫娘
6日から数日間、穂高に滞在することになった。

週末に台風の影響が出そうな長野県。帰宅日はおそらく11日の月曜日でしょう。
世間並みの孫守である

7日午後、中房川で初めての川遊びを体験させた。

学校のプールの水温よりは冷たいはず。
遊び場として整備されていないので、ごろごろと大きな石もあり急流のところもあるので
恐る恐るの初体験。

風邪をひかせなければよいが・・・・

地元の方の話では、もう少し上流でも川底を深く掘ると温泉がにじみ出るそうな。

余談
私は、小学生の頃は京都だったので鴨川で遊んだ経験を持つ。
今となってはエヘン話ではある。