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安曇野(あづみの)はどこからどこまでを指すのか?

安曇野は、かな書きなら「あづみの」が正しい

しかし「あづみの adumino」で漢字変換するとパソコンも携帯電話も「安曇の」となる
「あずみの azumino」と打ち込むとしぶしぶ「安曇野」と表示される。毎度消化不良である
街中の看板は「づ」表記「ず」ありとまちまちですが・・・・

「信州」に観光的な集客性があるように「安曇野」も大変響きのよい言葉です

安曇は、九州・福岡からやって来た安曇氏の開拓により拓けたといわれています
松本平に続く安曇平とも呼ばれていた
安曇野は臼井吉見著「安曇野」で初めて「平」から「野」と表現されて、一躍有名になった
経緯があります

新信州人としては、疑問がある
その1
JR梓橋駅のホームに看板があります。松本からやってくると
「ほう、そうかここから安曇野なんだ」と感激しました
梓川から北を安曇野、南は松本市だからこれは分かる

梓橋から先のJR大糸線の駅には、ここから~~、つまりここで「安曇野」は終わり!を
あらわす看板を見つけられなかったので、JR松本駅に聞いてみました
「そのような看板はありません、梓橋駅の看板もいつからあるかも分からない
JR東日本でもわからなかった」とのことで、国鉄時代の作品ではないかと想像しています
(梓橋駅の係員も知らなかった)

その2
安曇野とはどこからどこまでの範囲を示すのか?
沿線でいえば穂高町までというのと大町市も入るという説があるらしい

大町市役所観光課の説明で納得しました
・北は大町市南の高瀬川から南は梓川までの肥沃な平野を安曇野といい、
   おいしい安曇野米の産地である
・大町と北の小谷村、白馬村などは「北の安曇野」ともいえるが、
  どちらかというと山岳地帯であって野というイメージではない

私なりの結論
伝説的な有明山、象徴的な常念岳からずっと扇状に高瀬川へ向かって伸びる台地を安曇野と呼ぼう  
このあたりでも標高500メートルほどある
そうして南北に流れている高瀬川から東の山へ向かう明科町と池田町の田園も含めよう
池田町の山手から眺める平野と北アルプスに落ちる夕日の美しさといったら・・・・
土地を探している時に常念岳を眺める明科町を勧められたことがあり
今なら「さもありなん」と非常によく理解できます
JR大糸線での範疇駅数は、観光基地の賑やかな穂高駅や無人駅もあり、13駅となる

写真上:朝夕はやや賑やかな豊科駅  由緒ありそうな駅舎の看板

写真左:池田方面の山からの朝日(雲海と飛行機雲)  写真右:安曇野の稲穂

安曇野を大町から木崎湖まで含める本がありました
ああだこうだ田舎はとかく暮らしにくいと言いながら、やっぱり離れられないんだろうなと読み取れる
1978年刊行本です。27年後の今どんな思いか聴いてみたい

ところがその後いくつかの本を読み、ネットで見つけた情報から推察した結果
「小太郎伝説」(日本昔話の/龍の子太郎にそっくり)など民話、伝説からみて
大町は安曇野でしょうね

海洋の安曇族により開拓されたという伝説、
大昔安曇野は湖につかっていたが小太郎によって平野になった、
海のない穂高町の穂高神社で「御船祭り」があり、そして境内には「小太郎の像」がある
これで少しまとまったみたいです
穂高神社の氏子が住む地域はまちがいなく安曇野です(当然過ぎるか)

安曇野は「安曇族」「小太郎伝説」と有明山伝説「八面大王」で形成されているのです

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家づくり最終章

9月16日モミジの参加で更新しました

2月28日の建前から数えて半年がたちました
残工事も完了し、狭い庭には少しずつ木や山野草や花が増えてきた
きつつきがコンコンコンコンと木をたたく音を二度聞きました
早速双眼鏡を手元の置くことに・・・・・
朝夕の気温は20度の日があり、すこしづつ秋の気配です

そろそろ暖房の準備をしておかなくては・・・・
思い切って薪ストーブを導入しました。夫の「男のロマン」に引きずられた感じ
ホンマに使いこなせるのか心配です。高いおもちゃにしないで
写真左:設置するかどうか決めかねていたので設置できるような準備だけしておいた
写真右:瓦を破って煙突工事が済んだ様子


機種はヨツールF3号  小さいのにしました

まずは薪小屋を作らねばなりません。材木の調達(これも再利用材)・カットと刻みと墨付けは
棟梁が、組み立ては私達がすることになりました
「小屋をつくることから始めれば、愛着も湧こうというもの」との棟梁の暖かい配慮に違いない

薪は設置してもらった「ウッドストーブ彩紋」さんに依頼しました
春には用意をしておくそうだが、今年はすでに丸太で乾燥済みの薪を確保していただきました
来年からは「柴刈十字軍」に参加して、薪を確保するつもりです

杉木立が邪魔で映りの悪かった衛星アンテナは、スッキリポールの高さを延長し、
(高さ8メートルくらい)衛星アンテナを一番上に設置して、こちらも無事解決 ホッ
しかし台風の時ブンブンと揺れないか心配
スッキリポールとは電灯・電話・TVアンテナの取り付けと回線を一本化してすっきりまとめたポールです
これも設置後の手直しで、大変!
集電波レベルを計るマシンでOKになりました。設置前に計測しておけばよかったのに・・・

スッキリボックス。これはスッキリポールと組み合わせた計器盤で電気の検針もここで
車のミラーで壊さなければよいが・・・・・

最後のトホホ工事は、私のチョンボの後始末でした
台所の作業台壁にコンセントを設置することが抜けていた
現在は支障がないが、将来の住人のことを考えると、今工事をしておくべきと判断しました
すっかり出来上がったキッチンパネルに穴を空け、床下から線を立ち上げて無事に追加工事が完了
とかく手直しは手間暇がかかります

写真左:ガーデンテーブルとベンチの塗装
「狭いながらも楽しい庭つくり」で紹介のテーブル天板に食器がよく映える黒色を、
カッコイイ足とベンチの座部にライトカーキー色を塗装しました


写真右:
さて残工事も手直しも済んで8月最終日のイベントは・・・・七輪で秋刀魚を焼く
いつか実行したいとかねがね思っていたが、マンション暮らしではままならず、ここ穂高で
やってみるかとホームセンターで思いつき購入
しかし秋刀魚にはまだ早いので、予行演習として大きめ一夜干し鰯と残り牛肉数枚と
あり合わせ野菜で準備しました。
結果は???
いやぁおいしいもんですね。油脂が適度に落ち、身が堅くなりすぎず、これは噂どおりです
子どもの頃風呂焚き経験のある夫が、上手にすばやく火起こしをして、
午後5時半には夕食を食べていました

こうして建築は終わりました
捨てられる古材の再生利用と、日本の木で建てる家はなんとか完成しました
これからはその暮らし方にも心がけて、自然をできるだけ壊さないよう知恵を働かそうと思います

「エコキュート」の採用で空気を汚さない、深夜電力で経済的に暮らす
自宅に「合併浄化槽」を設置して水質汚染を防ぐ

ストーブの薪はボランティア活動で獲得した材木や廃材をもらう
太陽光発電は松木立が多すぎて集電力不足だったのが残念(もし可能だとしても予算が・・・?)
ごみをださない工夫とうるさいごみ分別も嫌がらず、キチンとする
(指定ゴミ袋に地区名と個人名を記入する制度です)

などなど身近に出来ることからコツコツと・・・・

・・・・で朝日がいっぱい当たるこんな家になりました

隙間だらけのアプローチ付近に七変化という名のモミジを植えました
春先の芽吹き時の葉色の変化を指すそうです(HAMAフラワーの半額セールでラッキー)
?回目の結婚記念樹ということで・・・・

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9月の安曇野

14日に更新しました

6日台風が九州に上陸
衆議院選挙について更新(30日選挙について一部訂正)
30日オクラの花の写真を追加

稲穂が黄金色になりました。
先日から気になっていた謎の人物がいる田んぼの畦道へ行ってみると・・・・
リアルなかかし
マネキンに服を着せ虫網を持って(電動で網が揺れるといっそう面白いのに)すずめ?からす?退治
写真左:横から     写真右:後姿

写真左:ヒールを履いてる(水色のペンキ塗装)    写真右:畦道に座ったTシャツの女性


作業中の農家の婦人は持ち主ではないが、「評判で毎年作っている。遠くからも撮影に来てるよ」と
解説してくださり、すっきりしました

オクラの花はご存知ですか?
じゃあその花を食べたことはありますか?
3日
本日堀金物産センター(信州堀金村 道の駅)で売っていました。鮮やかな黄色で16個100円なり
花の長さは5センチから10センチのものまで混ぜこぜ
生でサラダや酢の物にどうぞ!とのことで、早速夕食の「キャベツときゅうりの胡麻酢和え」に参加させました
写真を撮り忘れたので、残りの花を並べてみました(実物はもっと綺麗です)
写真右:道路わきに咲いていたオクラの花(9月下旬の小布施にて)

絵葉書の風景をさがす
写真左:夫が7月に知人から頂いた絵葉書の写真は、近所に違いない!と探索開始
写真右:
9月1日  夫の執念(笑)でついに発見
9月3日  改めて撮影に。しかし夏の山は冬のように美しく見えることが少ない
しかも蔵はリフォームされていた

ついでに季節の花 「蕎麦の花」 すぐ右隣の畑で揺れていた

新信州人の初選挙投票

大阪(前住所)から9月11日の衆議院選挙投票の案内封書が転送で届いた
あれっ!すでに転出転入を済ませているのに・・・・
国政選挙の投票権利は、3ケ月以上在住していることが「公職選挙法」
定められているためであった

ちなみに地方選挙(たとえば市長選など)も同様です
10月1日「安曇野市」が誕生するが、それに伴う市長選などの選挙権はありません
 
早速役場へ出向きました

会場にて職員立会いの上開封する

3通(比例代表、小選挙区、裁判官審査)の投票用紙にそれぞれ記載し封をし、署名する
担当者に手渡す  これで終わり。つまり「不在者投票」の要領である。
勿論大阪での立候補者名を記入する

「期日前投票」とは、平15年の選挙法改正で登場した施策で、面倒な署名を省き
投票日当日の要領で投票ができるため、人気があるようです

9月7日
夫は先日見かけた看板の撮影にでかけました
自宅から車なら5~6分の電柱にそれはあります

ギョ

実は昨年春にも出没情報があり「まさか!」と思っていましたが・・・
夜間に出没することが多いらしい。ラジオをかけて歩いたり、鈴をさげたり、
出くわしたら目を見ないで少しずつ後ずさりし、決して走らない。などなどが対策だとか
お腹がすいて里に下りてきてるのだから、昔からよく言われている死んだフリなどもってのほかですぞ

9月8日
台風14号の影響はいかがでしたか?
被災地域の皆様にお見舞い申し上げます
わが安曇野は山に囲まれた盆地のせいか、風より雨がしんどいです
台風一過、よく晴れわたり爽やかな風と青空は初夏を思わせる朝です

散歩の途中に(穂高町のすぐ北隣・松川村にて)

ヤマボウシの実がいっぱい。生の味は少々苦いがジャムにできるそうです
我が家のヤマボウシも来年にはこれくらいの実をつけてくれるのか?

こんな綺麗な蜘蛛の巣なんぞ見たのは何年ぶりだろう
直径80センチはあります

9月12日ぬけるような青空
皆様、昨日は投票にゆかれましたか?

さて静かな安曇野の林の中には、色とりどりのきのこが・・・・
写真左:直径12~3センチはあろうか、まるでブール(フランスパン)のよう 
写真右:黄色にはいかにも毒がありそう


写真左:女性のセクシーな唇を連想させるちょっとワイセツな感じ  写真右:透明感のある白に淡い茶色のぼうし

いずれも食用の可・不可はまだわかりません。後日図書館の図鑑で調べます
春は山菜とり、秋はきのこ狩とあちこちの山や林に人影がみえます。最近は近所の敷地でもロープを張って
「立入禁止」の札が目立つようになりました
マツタケがあるわけではありませんが、結構食用きのこが採れるんでしょうね。毒にご注意!

9月14日夏が戻ってきた!

「堀金物産センター」(道の駅、常念岳に菜の花の構図で有名)できのこを調達
シールに生産者の名前が書いてあります

     茶色えのき
ヒマラヤひらたけ しめじ これだけで280円分です

早速今夜のメニューは「きのこたっぷりマーボー豆腐」にしました  

ところで全国に「道の駅」はいったいいくつあるのだろうか?
ドライブ中に情報、トイレ、温泉入浴 食事、土産、地元の新鮮野菜と重宝な存在
2005.9.5現在 830箇所もあり、詳細は「全国道の駅一覧」

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8月の安曇野

8月27日(土)緊急更新
たいしたことではありませんが、昨日更新の記事に今朝新しい展開があった
今朝の新聞とWebに「ボンカレー」のクラシックパッケージが37年ぶりに
復活だそうで、松山容子さんから松坂慶子さんを起用とのこと

8月26日更新 久しぶりに
8月14日のち夜
安曇野は観光シーズンど真ん中。あちこちのナンバーを付けた車で混在しています。
お気に入りのレストランを見つけたので紹介します

8月上旬、引越し前泊の宿に初めて利用した「グレイスホテル吉野」
以前から看板は見ていたが、泊まる機会は無かった。
観光シーズンにはいり穂高の宿はどこも満室だったが、記憶を頼りに電話するとOKとのこと


勿論部屋に問題は無く安くて助かったのだが、朝食が素晴らしい。
525円とは思えない。レトルト食品の温めでなく、ホントの手作り料理だった
チェックイン時に和食か洋食か選んで予約します
レストラン「BAKU」  0263-82-7050
ここはランチもいただけます
美味しいからと週に3~4回ランチに来る婦人がおられるそうですよ
ただし夕食は不可。しかし予約をすれば対応してくださるそうです
お誕生日会や親戚の歓迎会などにどうぞ

8月26日 数日の雨続きに台風一過 久しぶりの天気に恵まれました
稲穂が黄金色に輝き始め、少し頭を垂れています

頭を垂れながら(謙虚な気持ち)
「自身の足元をしっかり見つめて一歩一歩着実に歩めよ、さすれば願いは叶う」
と教える脚下照顧   
穂高の大王わさび農場に続く道にある曹洞宗 吉祥山東光寺山門の大下駄です

あまりの大きさに笑っちゃいます

笑うといえばこちらも通るたびになぜか笑ってしまいます(ふたりともタスキをかけているように見える)
国道147号線沿いにあるクラシックな看板
地方で列車の車窓からたまに見かけるカンコー学生服、オロナミン(めがねのおじさん)、
ボンカレー(笑顔のお母さん)などの懐かしさに似ています

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けっこうこだわった安上がりのトイレ

トイレの壁は漆喰仕上げと聞いていたので、素材を生かしたちょっとモダンな道を探った結果
こんな造りになりました.。まず1階

ゆくゆく必要になるであろう車椅子が充分入れる広さの確保
白い壁に映えるアイアンの採用
予備ペーパー収納に工夫を・・・・で

写真左:
アイアンはWeb「ガラム・カール」で見つけました。商品群は立派過ぎるので、
ねばりに粘ってシンプルかつ骨太なタオルハンガーとペーパーホルダーを
探してもらい格安で調達。担当の石原さん、お世話になりました。
手洗いボールはINAX製品
写真右:
予備ペーパーの保管には、アイアンの3個組入れ子バスケットの(大)を活用し、フリーマーケットで
買った布をふわりとかける。バスケット購入の「作家屋」マダムからアイディアを頂戴しました
(サイト紹介はじゃらんから拝借)
このほか拾ってきたあちこちの松ぼっくりを手持ちの籐かご(30年前頃の手製)に、
道端の野草や花を酒瓶に挿しています

さて2階。来客用もかねてトイレ&洗面室にしました
しゃれて言えばパウダールームっていうものですが、工夫しているうちに結果的にそうなっただけ・・・・

デッドスペースを利用した小物棚(写真右)や、化粧道具などを置く棚、古材利用の額に
鏡をはめたりとユニットにはない工夫はしてみました

面白いのは写真左:
高さ1.5メートルのアイアンにグレーを彩色してある花やグリーンを置くスタンド
これは上田市の花屋の店先に¥250の値札が・・・・
スタッフがセールのための値札付け替えに¥2.500と間違えたもの。正価1万円の商品だったそうな
店としては訂正するわけにもゆかず、送料のほうが高くついたお気に入りです
さて大阪のポトスが信州のトイレで無事に冬を越せるのか?

中央のアフリカ・ジンバブエ土産の布リュックに予備ペーパー2個が入っています



このほかタオルリングとペーパーホルダー・4枚かかるタオルハンガー(来客用)・コスメミラーなど
「life Room」扱いの「DULTON」製品をWeb Shopで揃えました
リングの奥は停電に備えたキャンドルスタンド
ここは明るく風通りもよく、椅子を置いて読書ルームにもなりそうです。BGMを流しながら?・・・

DULTON製品については余談ながらスペースをさきます
以前松本市中町をぶらついていた時、店先のしつらえがいかにも京懐石料理店のように見えるので
面白がって店内に。ネットで見たDULTONのランプや帽子掛けがあります
やはり以前は京料理屋さんだったのを店内だけリフォームしたカフェでした。話が盛り上がったのは
勿論ですが、店の若いマダムは私の棟梁の娘さんとゆかりがある方で、またまたの偶然に笑ってしまいました
なんだかんだと地方では世間が狭いというか、縁者に行き当たることが多いのです

ついでといってはなんですが1階の洗面所も紹介します

鏡は京都の骨董屋さん「ブルーパロット」で調達しました
写真にはありませんが、化粧品他の小物は洗面台下の古タンス(これもブルーパロットさんで、
しかもふたつとも長い間預かってもらっていました)へ収納

洗面台はINAX製品
大阪のINAXショウルームへ3回通って、このアンティーク家具に合う洗面台を何度もサイズ点検し、
ここでもスタッフは根気よく付き合ってくれました

ちなみに2階の洗面台は手洗い器と兼用です


いずれもユニット仕様よりは安く仕上がりました

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狭いながらも楽しい庭つくり

8月21日更新しました夕方遅く
7月19日 更新しました 

7月10日 のちのち
庭つくりの前に厳しい現実が・・・・

今日は石の搬出日でトホホな一日でした
昔は石切り場であったということで、業者泣かせの山積み石の処理です
残す岩、搬出する岩、庭づくりに再利用する石と分類しながら作業を進める

写真左:どれを残すと格好よくなるか?  写真右:とにかくでかい!


写真左:ええぃ、面倒だ2個組  写真右:クレーンを上下左右に的確に移動させるマシン 素晴らしい腕前


写真左:中くらいの残した石を積んだり隙間に埋めたりして、窪みの壁面を強化する(棟梁と夫)
     起伏のある土地を気に入って買ったので、ここは大切な場所なんです
写真右:いやぁすっきりしました 東側アプローチの左右に鎮座する大きい石


日曜日にもかかわらず、またわがままな要求にもかかわらず根気よくお付き合い頂きました
結局2トントラックの荷台に敷き詰めて、5杯分を搬出しました

安曇野方面で建築予定の方、整地・岩石の搬出搬入・ガーデニングの御用は親切丁寧な
こちらを是非ご指定ください

翌日、大きな石を除いたあとに、中小の石をいかにもでなく自然な存在感を持たせる
配置で庭づくりを開始。
ここでも棟梁のこだわりで、有明(そのあたりの土地)の砂を敷き、回りからコケを
集めて枯れ松葉や腐葉を撒く


写真左:大きな石に挟まれ押しやられていた枝を保護する。現場用コンテナハウスを
移動させ、下に埋まっていた石を囲みに浸かって凹部を再現します

写真右:いやいやすっきりしました。ところであの石たちは何処へ連れて行かれた
のだろうか?砕石して再利用されるのだろうか

7月14日
白馬の「道の駅 山野草コーナー」でカツラと山あじさいを買い、早速庭に植える

写真左:
カツラは日本全土やヒマラヤの山岳地帯に自生する落葉樹で、ハート型の葉は秋には
黄色と赤になるそうです
生育が早いと書いてあるので、さびしい庭にはうってつけです
写真右:カツラの葉  若葉がこの色で、後に緑色ななるそうです

余談ですがネットで調べようと検索すると、男性用女性用のかつらサイトばかりが
出てきました(苦笑)


山あじさい


山野草コーナーのご主人によると、この山あじさいは10年前に、白馬で自生していたのを
発見された品種だそうです
「来年には4倍の大きさになるよ!」と景気のいい掛け声に送られて道の駅をあとにしました

7月19日
庭がとりあえず整理整頓できたので、「5月の散歩道」で紹介した方から、
山つつじとれんげつつじを頂いてきました

えらく気前のいい方です。大きい株を掘ってくださいましたので、こも袋一杯の
腐葉土つき「やまつつじ」ふたつと「れんげつつじ」ひとつを車に積みこんできました。
大きな穴をほっておいたつもりだが、こんな大きい株だと掘りなおしやなぁ

結局2時間半かけて3株を植えることができました。たっぷり水をかけたけど、
ちゃんと根付いてくださ~い
写真左:山つつじ南庭   写真右:山つつじ東庭


写真左:れんげつつじ  写真右:14日に植えた白馬の山あじさいがほんのり赤くなりました

8月20日(金)10時30分
「HAMAフラワーパーク」から、そよごと山ぼうしが到着
自分達で植えたかったが、植栽込みで注文したのは正解だった
なにしろ石が多い地域で60~80センチの穴を掘って植えるのは素人ではとても無理

写真左:
予定地に少し穴を掘って待ちましたが、まだまだ大きな穴を掘り(直径80センチ)大小の石を掘り出しました
写真右:
山ぼうしはみずき科で、春にやや大きめの白い十字架のような花を咲かせます
秋は紅葉するので楽しみです
逆三角形のような幹に広がりのある木で、空間を埋めてくれました。高さ約2.5メートル


やまぼうしの夜景

写真左:東側の浴室窓の目隠しを目的に選んだ場所からは、びっくりするほど大きな石と根っこをクレーンで搬出
写真右:「喫茶ガルニ」のスタッフに教えていただいた常緑樹のそよご(冬青)
高さは1.5メートルほどで、横の広がりはない。実をつけています


そよごの夜景

しぶとい根っことおおきな石の除去に根気よく作業してくれた若いI君、どうもありがとう

付録
5株から始めた五色かずらの夜景
マンションのベランダでは大きくなりすぎたが、ここでは存在感ある大物になりました

樹木の下草に使うと保水力があり樹木を丈夫にすると、読んだことがあります

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再利用のテーブルとベンチ

8月17日
朝晴れても午後雨だったり、夕立が続いたりで、久しぶりの晴天に恵まれ、
棟梁に調達してもらったガーデンテーブルと椅子の出番です
というわけでおしゃれにランチを庭で・・・


のつもりでしたが、夫がそばを打ってくれたのでメニューは夏野菜炒めの卵とじと果物になりました
写真左:お預け!のようなショット
写真右:
テーブルはかつて信州大学の実験室にあったもの
ベンチは、長い間職人さんたちの憩いの場だった現場のコンテナハウスで使っていた
長椅子を、半分に切り足を2本追加して2脚分になりました
普段使いにもテーブルクロスはかけたい

大きなどんぐりの木の下で~~~

冬に向かって間引きしているのか?大きくなる前に落ちてしまったどんぐりの子

その数日後
自慢のテーブルにクロスをかけて気取ってみました

木彫りの動物おもちゃは
38年前、まだ若かりし頃「千趣会」の頒布製品を集めたもので現在13個あり
それぞれ顔が回転するつくりです。いつもは妻の部屋に置いてある

かごは穂高の「作家屋」さんで調達の3個組入れ子かご(小)です
(中)は文具いれに、(大)はトイレットペーパー予備収納として1階トイレで活躍

クロスは
一昨年友人を訪ねてザンビア(アフリカ)へ行った際、インド人経営の生地屋さんで購入したもの
絶妙に合っている・・・・

遡って引越しの翌日
8月6日(土)長男と奥さん、長男の友人、次男と婚約者で賑やかに引越し記念パーティ
荷解きもまだ完了しいないうちから・・・

釣り好きの次男持参のバーベキューセットとパラソル。民家に似合わないチェック柄がいかにも夏らしい
信州牛、かぼちゃ、とうもろこし、なす、れんこん、キャベツ、まいたけ、にんにくのオリーブ焼きなどなど・・・・・

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リビングのトップスター

それは図面の中に記載があり、当然設置されるべきものでした
しかし  スゴスギル

リビング北側に、電話器やテレビを載せる長いカウンター(厚い杉材)を設けることになっていました
その下の左右に棟梁手持ちの古タンスを2棹置きましょうという設計です
ワーォと喜んで待っていた5月23日、棟梁の倉庫へタンスを見にゆくことに・・・

ところが4棹ありました。つまり2段重ねの2棹です。隙間をあけず4棹並べよう!と提案いただき
その場で決定しました。強運につきる!とほほまたまた予算が・・・

その様子を紹介します
並べてデザインを見る、採寸すると「ぴったりじゃん」と歓声をあげながら早速磨きにかかりました


写真左:虫干しにもちょうど良いと、しばらく眺める  
写真右:7月20日めでたくリビングに収まりました 3段が2棹 2段が1棹 小引出し付きが1棹の陣容です


現在、文房具・ストック用ポリや紙袋・古新聞など収納たっぷりで重宝しています
が、引き出しが堅くて少々疲れるので、蝋をぬって滑りよくする予定です

付録
棟梁からのお祝いというか勢いというか、頑張った私へのご褒美というか、
棟梁宅に持ち込まれた黒柿の茶タンスを和室用にプレゼントしていただきました

これらは解体された民家の、潰されごみになる運命だった家具たちです
大切に再利用させていただきます

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ほっとする灯り

8月11日一部追加して更新しました
(引越し準備に時間をとられて久しぶりの更新です)

7月24日 灯りは大切だと思う
できればひとつでもガラス製の昔ながらの電燈笠を揃えたいと憧れていたのが高じて、
ほとんどを大正から昭和のはじめ頃のものを集めてしまった。
当時のガラスは品質がよく、白熱球の暖かさがたまりません

図面の段階でイメージを膨らませて購入したにも関わらず、全く違和感なく居場所を得ているのは
我ながらすごいと自画自賛です

写真左:赤い電燈
所在地:玄関の土間の上
出 身:明治時代の瀟洒なお宅 鉛を含んだガラスの色合いを出している
寸 法:大きい直径 17センチ 高さ 18.5センチ
特 徴:赤い色が珍しいらしい(光の加減でオレンジ色になっている)

写真右:六角形の座敷用
所在地:和室
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしがある絵本のような電燈


写真左右:六角形の座敷用
所在地:キッチン
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしはないが同じ大きさの電燈


六角形を3個購入したので安くしてくれました

2個をキッチンにさげる。トステムのシステムキッチン(グレー基調)にも立派にマッチしました
キッチンではべとべとと汚れそうだが、洗えるのでまっいいか

小ぶりながら存在感のある灯り
所在地:寝室
出 身:大正時代のカットガラス
寸 法:直径 18センチ 高さ 10センチ
特 徴:白い透かし模様の電燈

以上京都の「夢工房 吾目堂」で、今なら怖くて絶対買えない分不相応なあかりたち。割れるなよ!と手をあわす。

「タチバナ商会」は面白い!ネットサーフィンする価値あり
京都の木屋町通りをぶらぶらしている時ぶつかったお店で、あまりの面白さに長居しました
以下タチバナ商会で調達の灯り紹介

蔵の移築再生と聞いただけでイメージして買ってしまった大ぶりの電燈
所在地:2階蔵の間
出 身:昭和初期建造の洋館、木の玄関扉を入った真上にあった
特 徴:七宝という愛称
写真右:鎖の長さを調節している大島電気の青柳さん


写真左:ブラケット ポーチのタイルとマッチしてるかな?
しっくりいってると思う
所在地:玄関
出 身:瓦屋根の古くて立派な家の玄関中央にひっそりとあったもの
特 徴:しずく型の笠と鋳物土台のデザインがシンプル

写真右:一文字笠 永遠の定番
所在地:洗面所 トイレの3箇所
特 徴:デザインに迷ったらこれ!

一文字笠の名前の由来は、一という字のように飾りすぎないキリリとしたその姿・形から呼ばれる
ようになったそうです。
写真左:乳白ガラスは白ですが、点灯すると黄味を帯びます
写真右:クラシックな洗面所の灯りにもぴったりです

写真左
手 前:大阪から引越荷物で旅をしてきたあかり
所在地:食卓の上
特 徴:4年前の松下電工製、違和感無く収まっている

写真奥:ランパス
所在地:リビング
特 徴:保谷クリスタル硝子製造所が、1958年に製造したもの。
「溶けたガラスをるつぼから引き上げた時のような美しい形」

写真上右
写真右:六角シェード
所在地:廊下
特 徴:昭和初期、東京の新橋にあった「島田硝子社製」の商品と思われる

タチバナ商会 佐藤さんからのメッセージ
昔の職人が作ったこれらガラスの照明器具は木の家の「色艶の良さ」を充分に考えて作られています。
木の色、壁の色の持ち味を最大限に発揮できるように、それぞれの形状が工夫されているので、
実際につけたときには「はっ!!」と感動されると思います

工夫したあかり
ダクトのステンレス色に合わせるため最後まで悩んだ灯りは、1階の家事室
偶然から生まれたアイディア商品は・・・


大工さん達が現場で使う小サイズのランプ(写真右)と、
アジアンショップで偶然見つけたインド製ブリキの植木鉢カバーを逆さまにした笠
いい味だしています

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オリジナル傘立てを作ろう

7月25日 ピッタリの水滴受け陶器を見つけたので更新しました
7月14日 傘立てができたので更新しました


建前(柱や梁がたちあがって)からもう4ヶ月と1週間がすぎました
7月6日のち
作ろうではなく、作ってもらおう!です

白馬の国道沿いで見かけた「村の鍛冶屋」なる看板が気になっていた。
玄関土間に置く傘立てを、ホールに置く予定のアイアン・イーゼルとマッチさせたいとかねがね
思案していたので、コンタクトをとる。まずメールでイメージを送ると、大体の見積もりが翌日届いた。
イーゼルとイメージをあわせるためその写真も添付しました(写真右)


「底には先日見本にもらったABC商会のタイルを敷き、水滴受けには好きな陶器を置く予定です」
と伝えてイメージを膨らませてもらいました。
その上で本日タイル持参で注文に行ったというわけです
さあ10日後の作品が楽しみ・・・・

座間さん  
彼はれっきとした日本人です。でも”インドのあの人に似てる”  国道沿いの「鉄工房」スタジオとショップ

14日、オリジナル傘立てが出来ました。早速車を飛ばして白馬の「村の鍛冶屋」へ
想像どおりの出来栄えに感謝感謝です(19センチ角 高さ60センチ
写真左:鍛冶屋さんの庭の花をバックに
写真中:傘立てのトップの飾り   
写真右:ピッタリの器を骨董屋さんにて500円で見つけました

店内で見つけた作品
工房Keyさんのガラスとのコラボレーション(日本酒の瓶照明)作品。お気に入りの器を載せてもいいですね
アイアン台の寸法は「ご要望にあわせて作成します」と座間さん

「白馬道の駅」で遅いランチ
キョロキョロと物色していたらこんなのぼり発見。「豚まんのまるよし」のアンテナショップである
なんで白馬で豚まんやねん!と大阪人のおちょくりで話しかけると、なんと大阪からの移住組、
しかも長野県の地産地消としての事業に認定(信州匠選選定会に入選)されている有名人らしい
防疫管理のSPF豚生産システムを白馬村の特産品として始めたのを機会に「豚まん」つくりに
繋げたというわけです。その奥様が屋台の中で店番しているところへ行って
「写真とっていいですか?」
「では綺麗しなくちゃ」
「ううん気にしないで、豚まんが主人公だから」と久しぶりに大阪のおばさんのノリで応酬する
ふたつ食べて現場の職人さんにもお土産を用意しました。
大変おいしかった。が少し甘くて、大人の私には「からし!」と叫びたくなる心境ではありました

ちなみに「豚まんのまるよし」のまるよしはご主人のヨシカツさんからとっているそうだが
慌てものの私は、まるまる太ったヨシカツさんを連想してしまいました(失礼)
確認するには、キーウィハウスまでどうぞお出かけください。