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山葵の花が真っ盛り

風はあるが暖かい晴天の月曜日
1週間以上緑を保つワサビの白い花

穂高は全国一を誇るワサビ生産地である
大王わさび農園だけじゃありませんよ、ワサビ生産農家はいっぱいありますぞ。
自身で作れないので、
花を買ってくる→愛でる→茎と葉を熱湯にひたして柔らかくする→茎と葉は”おひたし”として花かつおをふりかけて、花はてんぷらでもおいしくいただく

穂高のワサビは、年3回皇室に献上されているそうな・・・・・ということは
雅子様や愛子さん(はまだ無理かな?)と同じワサビを食していることになる
生わさびの正しいおろし方(図は「日本橋木屋」・味の道具揃え説明書から拝借)

図:左から①茎から1センチくらいのところで切る
図:左から②黒いこぶを落とす
図:左から③たわしかササラで軽く洗う(手で充分だと思うけど)

④上図右:鮫皮のおろしがね(ギョッ)で茎つき側から、直角に立て輪をかくようにおろす
砂糖少々まぶしておろすと香りがよいという通説もある

写真下:鮫皮を特殊技術で製作した絶品の本ワサビおろし(日本橋 木屋製)


サイズ(大):横8.5 縦13 厚さ1.7 センチ(ということは小もあるのでしょう)
ワサビ販売店にも他メーカーですが、よく似た商品はあります
⑤保存法
 濡れ新聞紙にくるむ。新聞は毎日代える(これが結構めんどうくさい)

以上、プレゼントの”鮫皮おろし”とお客人の時だけ採用の本わさびでウンチク垂れました

(たぶん)おいしい食べ方
①市販品があるようだが、マヨネーズに混ぜる
②ドレッシングソースでもワサビを加える
③コロッケの種を丸める前に混ぜこむ(下記写真左)
 市販のコロッケを買ってしまったら、ソースに混ぜる
④お刺身の場合は、魚にワサビをのせ、魚の身を醤油につけて食べるのがよい
⑤バター含有の少ないパンに、わさびバターを作って塗る
 (ガーリックバターがあるのだから、たぶん大丈夫!)
⑥卯の花(おから料理)に、食べる直前ワサビを混ぜると結構おいしい(下記写真右)

あくまでも好みですから、レシピについては責任を負いかねます、ハイ

余談
ここでいうワサビは沢ワサビというそうです
主流のチューブ市販品は、本ワサビをおろして混ぜているのではなくワサビダイコン
(北海道や長野県などで栽培されている)から作られている!と
静岡も長野でも産地のHPではうたっています・・・・
しかし現在台所にあるH社のパッケージには「本わさび使用」と書かれている。
はてさてどちらが正しい?
製法改善でほんのちょっぴりでも混入させれば、「本わさび使用」ということかいな。
まっ、ホンモノに勝るものなし! 栽培現場の丹精こめたご苦労を見れば

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山繭でタペストリーを織る Part2

朝夕はまだ冷たいこともあるが概ね春めいてきた
学校の春休みで、近所から若い元気な声が聞こえる

さて、タペストリー制作の第2弾
つまり本番である
その後採集した小ぶりの繭3個も紡いで、車洪水の中、松本市岡田の工房「遊庵」へ。
免許取得1年半の身で、松本市内へのひとり遠出が初体験だった前回は、
往復2時間にフラフラ。
大阪でのライセンス取得しかも大阪市内なら、全国どこでも「怖いものなし免許証」らしい。
余談だが、たしかに安曇野の自動車学校の路上教習を見ていると、
この交通量で大丈夫かいな?と心配ではある

おっと蛇行運転、まっすぐ走ろう
今回はスムーズに、しかも時間短縮で到着
宿題の裂き布OK、繭糸OK、はさみOK、前回支払い忘れの暖房費OK、本日の教材費OK

宿題の裂き布は、8ミリ間隔くらいで上から下から縦に交互に裂いて紐状にして用意しておいた

さて本番
習作と同様縦糸をかけ、横糸に裂いた絹を織りこんでゆく。
黒の縦糸は未精錬糸といい、ツルッとしていないざらざら感のある糸である。
デザインは意のままに、ところどころに繭を紡いだ糸を織り込む

こうして織りあがったのがこれだよ。細かいミスも多くてトホホだが・・・

サイズ:織物部 14×32センチ 総高さ 53センチ

解説
①上の小枝は最初に繭を見つけたクヌギの枝
②上のフリンジは下とのバランスで▲に仕上げてみた
③白く見える横糸は繭から紡いだ糸。重ねてボリュームをもたせたり・・・小技
④下の茶色い物体はクヌギの小枝付ドライ葉っぱ(再度繭をみつけて付け替える予定)
⑤下のフリンジには複雑編みを採用
⑥後ろの壁はジュラクなのだが、撮影能力不足で表現できないのが残念!!!
山賀先生ありがとうございました

こうして3月3日の山繭↓ は無事タペストリー ↑ になりました。

3月24日 山繭↑を糸に紡ぐ
3月26日 山繭で習作↓木綿タペストリーを織る
Part1

3月31日「山繭物語」完

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住民登録を済ませたシジュウカラ

何回か葉や枝を運んでいる
産座(卵を産むための巣)作りの準備らしい
入る瞬間を撮影できたが、出る時はよくぶつけないなと
感心するほどスピードをあげて飛び出してゆく
(←拝借した画像)

写真下:巣箱屋根のすぐ右下に胴体と尾がかすかに見える

春めいてきたからか、あさ5時半頃には啼き始める
今日は暖かいので庭で餌台を作ることに
写真左:以前作りかけていた屋根付
屋根はアカシアの木肌、上の柱はアカシアを割ったもの(つまり薪)
写真右:隣の小学生から「台だけで大丈夫、りんごを刺しておけばいいよ」とアドバイス
台の回りは木の枝、下の柱は焼丸杭(市販品)で高さ130センチ。
シールがうまく剥がれない。アイリスオーヤマさん、剥がれやすく改良してください!

結局屋根なしで様子を見ることした(写真右のスタイル)

最近別の鳥を発見
古厩という交差点付近を見上げると・・・・ 青鷺だそうです。
以前白鳥湖で出会った松本の方が、「あのあたりの木を糞でダメにしてしまった」
と話していました。たしかに鳥の姿は綺麗だが、樹木のてっぺんはボロボロである。

穂高川には白鷺がいるとも聞いています。

鳥といえば、白鳥の北帰行はどうなったかな?
3月23日の御宝田(明科)では

3月24日安曇野市役所ホームページ情報では「安曇野に721羽」と記録されています
2000羽も来ていたのに

そういえば、通りかかった狐島の田んぼにはまだたくさん遊んでいました。
写真左:24日の御宝田にて。遠くにまばら・・・
写真右:24日の狐島

昨年建築のため豊科の役場近くに住んでいた折、役場(当時)のカウンターに
「あと○○羽」と北帰行情報の看板がありましたっけ。
白いお客さんは大切に扱われているのである。最後の数羽になったら挨拶にゆきたい
白鳥イルミネーションも昭和63年から光城山の中腹に点灯されている(3月中旬まで)

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山繭でタペストリーを織る!Part1

でも朝6時の外気温1℃
すっかり春めいた午後、行ってきました、松本市岡田の山賀先生の工房かんざん「遊庵」
写真左:遠く美ヶ原の山を望む正面玄関
写真右:1階の教室に鎮座する本格派の機織(はたおり)機

紡いだ糸と、夫の長いサラリーマン生活に関わった思い出のネクタイ数本を持参したが、
先生「う~ん、この繭糸の良さを出すには、濃い色の無地がいいねぇ」
私  「ネクタイにこだわりません。よろしくお願いいたします」
先生「素材調達までに、一度ここにある糸で練習しましょう」
というわけで、出来上がり寸法を元に必要な糸の本数や長さを電卓でポンポン。

さて卓上機織マシン

これはスグレモノです
思わず唸る。勿論本来の織り機を天蚕センターで見学済みだったから唸れたのだ。
幅:約40センチ 奥行:約55センチ 全高さ:約8センチ(実測ではなく感覚寸法)
いくつかの部品を駆使し、充分楽しめる織り機である

では習作にとりかかろう
木綿糸2種と彩り用の化繊糸1種で、25センチ×15センチのタペストリー。
①糸の太さや質によって縦糸の本数を計算する
②縦糸の長さは出来上がり寸法×1.1+40センチ(上下の渡しとフリンジ房用)
③70センチの縦糸を渡すのに縦55センチのマシンで、いったいどうする!
  ここがすごいのだ。立っている棒の位置を変えることで、長さを調節できる。
  つまり70センチ以上でもかけられるのである。いやはや・・・・
④縦糸の向きをかえながら、横糸を左へ右へと渡し、隙間が開かないように
  トントンとつめて織る

先生の指導?誘導?のおかげにて2時間ほどで、ほれこの通り!
林で拾った松ぼっくりつき小枝にかけてみた(松ぼっくりはどこかな?)

右下のふくろうのブローチは
体は蛇皮、頭のてっぺんの毛は本物で、目玉がくるくる動きます(ちょっとグロ)

余談
ものづくりの舘「かんざん遊庵」電話:0263-39-2390 のこと
古い民家である。1階を教室に開放し、専用の大きな作業台を配し、手織り機のほかに
縫製ミシンもロックミシンも用意されおり、ほかに染色・陶器教室もあるそうです。
さて気になるマシンだが、本格派→リジット機→改良小型手織り機(上写真紹介機)と変遷し、
今や人気のマシンだそうです。さもありなん。「インストラクターを目指すコース」もあるそうな。
教室は
入会金なし、月謝5,000円/2回/月、月極で来られない人のためのチケット制も導入、
10月~4月は暖房費500円/月  因みに手機マシンは約20,000円だそうです

目印の↑黄色い看板は、20×10センチくらいの小さいものです。見落とさないで

おまけ
展示会のご案内
”遊庵の仲間達展”4月20日(木)~月末(予定)会場は「遊庵 2階」
この期間中に
【1】ワークショップ(染色体験) 
以上問合せ先:電話:0263-39-2390 遊庵・山賀先生まで
【2】Jazz Live 4月22日(土)pm6:00~ 入場料は¥3,500 軽食・ワンドリンク付
会場は松本市大名町 「紫陽花」(遊庵も主催参加)
問い合わせは主催:紫陽花へ  電話:0263-35-5533

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山繭を糸に紡ぐ

我が家の庭とクヌギ林で見つけた古い山繭を糸に紡ぎたい

3月11日の当ブログ掲載の山繭のことである
その後に見つけた2個とともにトライする
 

     ↓
わずか3個なので、ほんの気持ちだけ試してみる
写真左:ぬるま湯につけて綿状にほぐす
写真右:引っ張り出して糸にする
     さすが絹糸!ちょっとやそっとでは切れないぞ
     しかし切れた場合は別の糸を重ねて撚りをかける

とりあえず糸に紡ぐことができました
乾くと絡むが湿らすとスルスルと素直に紡ぐことが出来る
写真では光って白いが、実際はもうすこし黄味を帯びています

使用済みネクタイを裂き布にし、この絹糸と組み合わせて小さなタペストリが織れないか?
もう一度天蚕センターを訪ね、新しい試みにアイディアをもらおう!
と出かけたのだが、あいにく背広姿の団体さんと込み入った商談中のようなので帰る。
そうだ!よく企画展示をされる山麓沿いの「アザレアギャラリー」に相談してみよう

大好きな空間で、中房温泉の湯で入れたおいしいコーヒーを飲みながら
「《ギャラリーぬく森》さんならきっといい先生をご存知ですよ」とアドバイスをもらう

はたして「ギャラリーぬく森」のマダムは的確なアドバイスをくださった。「ふつうのカルチャー
センターではきっと難しいね。う~ん、これに対応できるのは・・・、松本でもいいですか?」

松本のY先生に電話すると、「それは素晴らしい! 一度おいでください」
という次第。
善は急げのあすの午後。どうなることやら続編お楽しみに

余談
アザレアギャラリーのティルームでは、学校で使い込んだ机と椅子がお客様を迎えます。
初めて行ったとき、まずそのことが嬉しかった。隅っこの席でコーヒーをすすりながら、
壁一面の大きなガラス越しに、春を待つ木々や鳥の巣箱を眺めます。

写真左:5月のティルーム(店のpost card)
写真右:3月の林とティールームの隅っこ(山麓線側から撮影)

後日談
翌日の市民タイムスに
背広の「見学ご一行さま」は京都・西陣の《矢代仁》の方々と紹介されていました。やはり商談だったようです。我輩も鋭い!

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ようこそシジュウカラ君

先日来、南側のどんぐりの木に架けた巣箱の前にシジュウカラが姿を見せていた

3月20日10時頃 初めてのお客鳥が3×2センチの角穴に体を入れた!!!
瞬間の写真は撮れなかった。
写真左:昨年夏に作った巣箱2種。今回潜入したのは右の箱
     因みに左の箱も、西側松の木に架けてあります
     こちらは2階の窓から真正面(観察にうってつけの位置なのだが)
     
写真右:ナラの木の地上5メートル付近に架けた巣箱
     ここに小枝を運び込み巣作りするのをじぃ~と待つことに

すばしっこい鳥の写真が撮れないので、平安神宮のサイトから拝借しました
体長15センチくらいで、顔から胸への黒白コントラストが綺麗です

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運がよければ今後度々登場予定のシジュウカラです。よろしく
たかが”スズメ目”なんていわないで!
こちらのお宅では、ロクジュウカラなんて呼ばれています
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乾燥の心配は解決の方向へ

いやはや参りました
加湿器の活躍と深夜室内での物干し、風呂の水を張った状態でドアを開放する・・・などの対策で、
何とか湿度40~50%を維持できるようになった。梁は呼吸困難を克服して湿気を吸収するだろう。
写真解説:カーン、ピリッと快音を鳴らしていた梁だが乾燥が過ぎた。
呼吸しているので問題ないと思っていたが、ちょっと不安だったので対策を講じたというわけです。

ご近所のログハウスもやはり乾燥しすぎるらしい。
湿気の心配で家をダメにするケースもあるのだから、まずまずといったところか。

ところが今度は気温上昇で本日の外気温6℃、屋根の雪と氷が解けてきた。
危ないから2階屋根の氷まじりの雪を長い竹棹でつついたら、ドスンと落ちてきた。

自然と闘っていますが、豪雪被害地の雪崩の心配を思えば・・・・

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乾燥の心配 湿度の悩み

空気が澄んだ朝の散歩道(穂高と松川村の境近辺)
田んぼの雪がタイルを敷いたように残っている

快適に過ごしている我が古民家の湿度にちょっと悩んでいる
昨年末からの寒波以降、床暖房(灯油)と薪ストーブを時間帯で併用しているのだが、
最近リビングルームとキッチンの湿度(室内温度は16~18℃)20~30%にはちょっと
不安であるが、体調はすこぶる良い(お肌ツルツル)ので加湿器は用意していなかった。

ネットで調べると40%~60%がよい、とある。しかし情報不足
赤松の梁の割れ目がやや大きくなってきて、これはいかん!
棟梁と薪ストーブメーカーのアドバイスにより、迷っていた加湿器を購入することに。

量販店でSHARPのハイブリッド式を勧められる。単純明快なボネコ製が欲しかったが、通販では
時間がかかりすぎて背に腹は代えられずでついに決断。うぅ高い!
電気代をおさえられる、水補給がカンタンだし無くなるとランプで教えてくれると
親切だが、
なかなか湿度を上げるのは難しい。イオンは出なくていいからもうすこし早く湿度を上げて・・・
気長に湿らそう・・・。ストーブを休憩させて今夜やっと40%に達する。
木の家と薪ストーブと湿度のことをご存知の方、アドバイスくださ~い。
明日はもっと蒸気を出してみよう。しかし結露は大敵だし・・・・

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風呂が沸かない!さあ大変

寒い日が続くある日、いつもの手順で風呂の用意をするがエラー表示になった。
エコキュート採用の給湯式である。勿論エラー日前日までご機嫌、キッチン・洗面のお湯は今日も快調である。
使用説明書を読むと
「気温3℃になったら浴槽から湯を抜かず、次回沸かす直前に脱水すること」とある。つまり給湯パイプが凍結したのだ
3℃といえば11月中旬くらいの気温。では今までよく頑張ったなぁ(12月の初寒波到来も乗り切ったではないか!)ということになる。
が、逆にもっと早くSOSサインをだしてくれれば良かったのにと、ぼやく。
早速設備業者に電話するも、8日まで正月休み。年末年始の客人には影響がなくてホッ。
結局数日を近くの温泉へ行った。車で10分も走れば温泉があるので助かるが

写真左:掃除機みたいな修理道具
写真右:蒸気を送りこんで、浴槽への給湯パイプを暖めて無事開通

やれやれ30分でメンテナンス完了。パイプに厚手のバスタオルをかけて再発を予防する。
しかし不思議である。寒冷地対応になっているはずだし、一般給湯は問題ないのに・・・・

○とりあえず浴槽の湯をぬかず、次回沸かす直前に水を抜き清掃して沸かすこと
◎少しでも凍結予防のために板囲いを考える
課題が残った

新しい設備や道具の使い始めは、しっかり使用説明書を読むことを学んだ

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あたらしい知人の輪

「畏友と呼びうる友をもつことは、人生の至楽の一つといってよいだろう」と書いた紙が
ずっと文具箱の中にある。
いつどこで入手したか記憶にないが、なぜか捨てずに置いていることや物はありませんか?
ついにネットで調べてみた。続きがあって、
「つまり、畏友とは自分が常に『及びがたし』との考えを抱いている親友のことだ。」森 信三氏の言葉とありました。

友ではないが、安曇野に来て以来すごいな!と思える人々はたくさんいます。大工さんたちは勿論、地元の生活者の人の中にも・・・・・
その中で最近出逢った

その1
不思議な縁があるものだ。
隣村松川に昨年米作りをはじめた、神奈川県出身のIターン脱サラ農家の若夫婦が
住んでいる。
妻のshiさんは、私の大阪の勤務先で同僚だったM嬢と、数年前に松本市入山辺の山荘ピリカにて、
同宿の縁で飲み明かしたことがあると後で知った。

昨秋その友人M嬢が、偶然ふらりと山荘に来たのがわかり、2泊目を自宅へ招待して、
その不思議が溶けていったのである。
M嬢は細い体でキリマンジャロを走破し、おの体験記を小冊子にして配っていた。その新鮮さが現在私のHP旅紀行や建築日記を書くきっかけとなった。
縁は人を元気にする

米作り1年生の浦部さんのこと
写真左:有明山のふもとで米作り  
写真右・田んぼのアイドルアイン君はスタンバイOK!

「生産者として消費者の安心の為に農薬は極力使用しないほうがよい」
「松川村では慣行栽培で使用する農薬の基準を厳しく制限されており、減農薬米のレベルで生産している」
「肥料は有機肥と化成肥を組み合わせて使用する」
を実践して、100%コシヒカリを全て自家精米しておられます。
注文の際は、予約しておくとよりいっそう精米直後のおいしいお米を得られます。
電話:0261-62-1241 e-mail:azumino^rindou@r8.dion.ne.jp

その2
安曇野には都会からやってきた芸術家やクリエイター、生産者、レストラン・こだわりのショップなど、
聞くところでは100人はいるそうです

最近お世話になった、ちょっと風変わりな家具職人井上さん
広島からのIターンで、安曇野に少しくたびれた工房を構えて7年だそうで、手作りの棚や
工具掛けなどが処狭しと並んでいる。
風変わりな印象は、たぶんの~んびりした話し方とその人柄による人脈からきているのかもしれない。

昨年末、25年愛用のテーブルがいよいよガタがきた。トラブルの原因は引越し時にさかのぼる。
強力接着剤でだましだまし足を補強していたが、もう限界。棟梁の人脈に頼って、彼がやってきた。
年内納入の家具制作で忙しい!と言いながら12月24日午前中に仕上げてくれました。
工房を見学したいので、車で受取に行った次第。我が棟梁の技術の高さを褒められいい気分。
しかし仕上がりを見ると、美しすぎる修理の出来栄えに彼の技術力にも感服

写真左:さかさまのテーブル。修理箇所がわからないくらい美しい仕上がり
写真右:X-TRAILは薪だけでなく150×90センチのテーブルを運ぶスグレ車。右が井上さん

山の中腹の古ぼけた工房でほんわかした1時間でした。「端材がいっぱいあるよ。何か作りにおいで!」と
本気にさせる一言も。「いいのかい?」
とりあえずテーブルは大切に長く使います