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山繭でタペストリーを織る Part2

朝夕はまだ冷たいこともあるが概ね春めいてきた
学校の春休みで、近所から若い元気な声が聞こえる

さて、タペストリー制作の第2弾
つまり本番である
その後採集した小ぶりの繭3個も紡いで、車洪水の中、松本市岡田の工房「遊庵」へ。
免許取得1年半の身で、松本市内へのひとり遠出が初体験だった前回は、
往復2時間にフラフラ。
大阪でのライセンス取得しかも大阪市内なら、全国どこでも「怖いものなし免許証」らしい。
余談だが、たしかに安曇野の自動車学校の路上教習を見ていると、
この交通量で大丈夫かいな?と心配ではある

おっと蛇行運転、まっすぐ走ろう
今回はスムーズに、しかも時間短縮で到着
宿題の裂き布OK、繭糸OK、はさみOK、前回支払い忘れの暖房費OK、本日の教材費OK

宿題の裂き布は、8ミリ間隔くらいで上から下から縦に交互に裂いて紐状にして用意しておいた

さて本番
習作と同様縦糸をかけ、横糸に裂いた絹を織りこんでゆく。
黒の縦糸は未精錬糸といい、ツルッとしていないざらざら感のある糸である。
デザインは意のままに、ところどころに繭を紡いだ糸を織り込む

こうして織りあがったのがこれだよ。細かいミスも多くてトホホだが・・・

サイズ:織物部 14×32センチ 総高さ 53センチ

解説
①上の小枝は最初に繭を見つけたクヌギの枝
②上のフリンジは下とのバランスで▲に仕上げてみた
③白く見える横糸は繭から紡いだ糸。重ねてボリュームをもたせたり・・・小技
④下の茶色い物体はクヌギの小枝付ドライ葉っぱ(再度繭をみつけて付け替える予定)
⑤下のフリンジには複雑編みを採用
⑥後ろの壁はジュラクなのだが、撮影能力不足で表現できないのが残念!!!
山賀先生ありがとうございました

こうして3月3日の山繭↓ は無事タペストリー ↑ になりました。

3月24日 山繭↑を糸に紡ぐ
3月26日 山繭で習作↓木綿タペストリーを織る
Part1

3月31日「山繭物語」完

10 thoughts on “山繭でタペストリーを織る Part2

  1. Unknown

     先月より楽しく閲読させて頂いております 大阪におられた時より変わらぬ いやそれ以上にパワーアップされたようですね 今回のタペストリーへの挑戦そして完成に拍手ですわ、出来るまでの過程の様々なご苦労、思い出が織り込まれたもの 温もりあるタペストリーになりましたね おめでとうございます

  2. 応援メッセージありがとう
    それにしても、昔の人々の知恵には驚きますね。着古した着物をこうして再利用したわけです。
    大阪時代には考えもしなかった手芸です。
    こちらではバッグ、洋服、座布団、クションなどに織られ工芸品として確立されています。まさに「もったいないばあさん」の知恵ですね。

  3. 次は?を作られるのでしょうか
    へー工芸品としてですか 驚き桃の木山椒の木ですね 織り込むことで味わいあるものになるんでしょね 一度見たいものです それでは第三弾は? 完成のおりには又見せて下さいね

  4. ひつこくお邪魔します
    そしたらランチョンマットも可能ですか? もしそうであれば 作ってみたい!

  5. jetlag
    歳を感じます。
    いろいろと、興味を持ってますが、手芸はまだまだ、範疇外です。しかし、苦労はよく理解できます。
    〇 大聖堂天井高くミサ響く
    〇 リスボアで何を思いし二人旅

  6. 歳なんか感じないで!
    jetlagは体質も関係あると聞いたことがあります。
    93歳の方が車の運転を問題なくしていると知人の話。まだまだ・・・・。個人旅行が出来るあいだは、まだまだ・・・・

  7. 琵琶子さんへ
    ランチョンマット、テーブルセンター、お風呂&玄関マットも出来るそうです。
    この手芸の発祥は、寒い地方の農家の閑散期に作業したものだと思います。関西でこの手織機を採用した教室または先生がおられかどうか?我が家の近くでこの織り機を借りられれば何とかねぇ。1週間くらい滞在して織りに来ませんか?

  8. ルンルン!!!
    わおー!今からでもすぐに行きたーい でも現実は厳しく 主婦業の長期有給休暇は 今のところ取りにくい状況 でもいつか可能になった暁には よろしくお願いします(深々礼)楽しみが一つ出来て嬉しいです 

  9. 琵琶子さん! 何事もトライ
    家庭の事情を優先していると、その事情にもよりますが主婦はいつも後回しですよ。ご関係者人も巻き込んで、一緒にあそびに来てください。
    この春、友人の友人(初対面)や友人の奥様(初対面)も安曇野来訪予定です。
    「安曇野は早いもの勝ち」ですぞ

  10. 負けてられません!関西人ですよ! 
    早い者勝ち それやったら何が何でも行きます 取り敢えず、短期決戦で安曇野ゲットさせて頂きます。

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