
7月29日
さて・・・と曇天だが腰を上げる。
本日のコースは26日の逆。三俣峠から巻道を下ります。
同年配と思しき2人の男性が同行してくださることになり、
山荘を後に三俣峠を7時に下山開始。

信大ワンゲル部出身の楽しい方々でした。
峠で「ワンゲル部の歌」を歌詞を思い出しながら元気に歌い、この景色の中では
さぞ気持ち良かろうとこちらまで楽しくなった。

私は次に踏むべき石をうまく見つけられない。
前後の指導者にふみ足の基本を教わる。
疲れない歩き方は
①小股で+段差の小さい石を踏む
②三点支持を心がける
2本の脚と2本の腕。そのうちの1本の手をフリーにして岩などの支えに利用する。
なるほど!
時間をかけてゆっくり歩くと慣れてきた。
最後の登りはきつかったが「随分上手くなった」と褒めていただき
10時双六小屋に到着。
本日お休みという三俣山荘の女性スタッフに偶然出会い
4人でラーメンやうどんでランチ。

当初の計画では雲の平山荘から双六小屋で宿泊のはずだったなと、逡巡する。
11時15分発。またまた3人で次の宿泊地、鏡池山荘へと下山開始。

エンジン快調で14時半着。
さぁビールで乾杯!(私は飲めませんが)
写真を送る、オコジョを見たから写真を送ってあげるなど
まるで子供!
腕のすぐ側まで来たとジジババで談笑。

5時半頃から夕立のような大粒の雨。
降雨の隙間をぬい


槍はいつも役者であります。
定員オーバーに小屋は大混乱。
私は8人部屋の布団1枚を確保したが、廊下や談話室に臨時布団で溢れていた。
三俣山荘で隣だった女性が、どこかの山に立ち寄りここの山荘に来たらしく、
最後の最後までふとんを敷く場所が確保できず、じっと待っておられました。
山小屋は決して宿泊拒否はしません。
受け付けた以上は、たとえ食堂にでもふとんを敷き確保してくれます。
「二人で一緒に潜りましょ」と勧めてもきっぱり「順番を待ちます」とのことでした。
私みたいな甘ちゃんではない根性。
山小屋は早い時間に着くことが大切なんだと、学びました。