Posted in

独鈷山(とっこさん)

さくら国際高等学校から見えた鋸のような山。

丸窓電車の見学地から近いので寄ってみた。

比較的登りやすいというので宮沢登山口へまわったが、山裾は桜祭りでえらく賑やか。
個人や団体名で桜を植樹している千本桜山のようだ。

とりあえず登り始めたが、うっそうとした森が続く
ヒノキ、カラマツ、スギの植林のようだ

所要時間は2時間くらい・・・ということは私なら3時間
結局予習をしていなし、急斜面もあるコースらしいので引き返した。

祠なのだろうか?  

いつか仕切り直しで登ってみたい

見上げる空に

植林は昭和の初め頃、盛んに行われたと聞いたことがある

間伐したり、切り出して材木として利用されている光景はあまりみられない。
こういう植林はしっかり根がつかないので、土砂崩れの原因になるのではないかな?
と心配する

立派な樹勢の木もあるので、国産材として利用できないものか。

過去アジアのジャングルを伐採したり、カナダなどから洋材を輸入して日本の森をダメにしてゆく構図を感じる。

この国はいったい何をしているんだろう。

余談
もうずいぶん前の橋本政権の時、諫早湾干拓に関してファックス抗議作戦があった。
当時は農業や漁業に理解がなかったが、大きな水門をギロチンのように落として湾内を埋め立てる・・・
という発想に、これは将来きっとよくない事になるのではと感じ、友人の名前も借りてファックス作戦に参加した。
結局はできてしまったが、やはり今問題が起きている。
当時の漁業関係者と現在の農業関係者の両方に影を落とすことになった。

経済的効率ばかりを優先させるツケが、今国民を追い回しているんだね。

2 thoughts on “独鈷山(とっこさん)

  1. Unknown
    気仙沼で息子を亡くした老人が
    「今度は山に気仙杉で家を建てよう。私が木を切り出す。津波が来たら皆で見物する」
    と話していました。

    77歳にしてこの気概、泣けます。

  2. 立派です
    報道をみていると、ご苦労しておられれば愚痴も出るはずなのに、みなさん淡々と現実を受け入れています。
    もし私なら、とてもできません。

Comments are closed.