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Hawaiiデビュー その1

なんだかんだと永年お世話になっているれふあさんの”ハワイの寝床”へ行ってきました
有名ホテルの部屋のオーナー制度に登録して、暮らすように滞在するハワイを実現している。
決してリッチではないらしい(本人の弁)。安曇野へ気楽に来て!と私が「信州の寝床」と呼んでいる、彼女のハワイ版である
まずは20分違いで無事に合流でき、スマートなスタートを遂げる

6泊8日のハワイデビュー総括的感想
アジア・アフリカなど比較的ダーティーな旅を好む私としては
①美しすぎる
②とにかく日本人旅行者が多すぎる。連休明けなのなぜか子ども連れが多い
③看板、ポスター パンフレットetc、日本語対応満載。心配事がなさすぎる
④至れり尽くせりのホテルが立派すぎて、貧乏性の我輩には似合わない
と贅沢な暴言を吐く・・・・

しかしホノルル空港に降り立った時の爽やかな風は、おぉとうなるほど美しく水も旨い。この水ははるかな山から50年かけて濾過されるので旨いのだそうです。リピーターが多い所以だと思う。安曇野と同じくらい好きです

■美しい編
オーシャンフロントのバルコニーからの景色は素晴らしい
写真左:地球は丸い!の実感を手すり柵のアールが示す(素晴らしい設計)
     夜明けの海岸を望む
写真右:小雨(スコール)がよくぱらつき、何度も虹を見ることが出来る

ダブルの虹を見たのだが、写真は不完全だった。れふあさんはもう20回くらいハワイに来ているのに、ダブルは初めての経験だとか。ハワイではトリプルの虹もあり、《遭遇し願い事をすると叶う》言われているそうな
写真左:夕やけの空に魚が二匹、遠赤外線で綺麗に焼けました
写真右:ヤシの木が揺れ鳥の鳴き声で目覚める

夕暮れの海岸

■おいしい編
(1)安曇野から持参のレンゲ米と野沢菜で自炊(充実のキッチンあり)
写真左:現地スーパーマーケット調達の生地とチーズで作った(塩抜き)野沢菜ピザ
写真右:日本から持参の鶏五目(乾燥具)+塩昆布+レンゲ米で炊き込みご飯のおにぎり

ほかに冷やしそうめんと味噌汁(あさげ)も用意し、れふあさん推奨の充実食生活を実現。細かくきざんだ塩昆布は役者である。きゅうりとそうめんつゆ(うっかり捨てた残りつゆ)と塩昆布で浅漬けを。フリーザーバッグも便利アイテム
生ワサビ持参は失敗の巻(言いたくない)

(2)現地のおいしい店
写真左:「yami yogurt」日本でも神戸・梅田・仙台でも食べられる(他にもあるかも?)
ロゴはDr.スランプあられちゃん(古~)を思い出させる
写真右:チャウダーハウス店にて
ブール(フランスパン?)をくりぬいた中に、シーフード&野菜こってりどろりシチューが

■おもしろい編
(1)シジュウカラとヒヨドリに似た鳥がベランダにやってくる
ガーデンテーブルにクッキーやパンくずを撒くとついばみ、可愛い。ところが最終日にご飯粒をおいてみたが、全く反応なし。お米は口に合わないらしい

(2)処変われば・・・。世界中消防車は赤色と思っていたが、ここハワイは黄色だよ。消防車の写真は撮れなかったが、消火栓は
写真左:街中のオーソドックスなもの
写真右:高級ホテル内で見かけた金色消火栓

(3)いかにもアメリカらしい
写真左:ショーケースの中のハイヒール型バッグ。左はM・モンロー、右はE・プレスリー?
写真右:タワーレコードのレジにて。tattooもTシャツも文字が流行

(4)インフォメーションカウンターにて
写真左:強い西日を避けて(日本なら我慢するか、日よけを設けるだろうな)
写真右:ぺったんこのキーボード(高さ1㌢強・親切にも販売店の道順を教えてくれた)

その2(後日)に続く

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雪の飯山から小諸へPart2 小淵沢~明科へ

2月23日午後1時30分
駅へ向かう道沿いに「シェイクスピア美術館」の看板を発見。
「ウン?」一瞬この地には似合わない気がしたが・・・

さる由緒あるお屋敷の後にマンションが建ちました
そして2年前、”町おこし”にと個人美樹館がオープン。しかも別オーナーのマンションの
1階部分にである。
見学したかったが、「本日は2時開館」の札に断念。
どんな展示館だろう、帰宅後電話で聞きました。
大変立派な作品ぞろいだそうで、30年かけて収集された銅版画100点の一部を展示している
とのことです。
私はまだ鑑賞していませんので、Webサイトを紹介。
小諸方面にお出かけの折は訪ねてみてください

ここからもと来たしなの鉄道で帰れば2時間だったのに、15年前に乗ったJR小海線に乗りたくなって、
小淵沢経由中央本線松本~明科へ4時間かけて鈍行の旅。つくづく暢気・・・
どこの駅でもJRホームには”ここは●駅 ←は▲駅 →は■駅”と白い看板がたっているが、
いくつかのホームに、もうひとつ別のご当地の風景や特色を表現したカラフル看板があるではないか

イメージを伝えたくて、トホホな写真で申し訳ないが「信濃川上」です

JR東日本長野支社企画課の話では
JR長野支社が2005年から観光客の多い駅に設置しているもので、現在進行中も含めて
3月末までに36駅名板が整備されるそうです。
わが大糸線にも8駅あるではないか。う~ん気づかなかった・・・・
関心ある方は下記駅のホームで見つけてください
松本 豊科 穂高 信濃松川 信濃大町 白馬 神城 南小谷 

ここから行ける名所 ○○ 北へ5Km の看板とどちらが嬉しいか、意見の分かれるところだ
小海線にはJR日本最高駅「野辺山」(1345メートル)がありますぞ。
小淵沢駅(コブチザワ)で中央本線に乗り換える時、トイレ拝借で通路をたどると、
12枚の大きなサイズの油絵が並んでいる壁があり、板に描いているようだ

つまり小学1年生から高校3年生までの12枚の絵である。
一片の落書きも見つけられなかった

実は田舎暮らしの土地探しの中で、小淵沢はどうかと勧められたことがあった。
雪が多いので大変だろうと採用しなかったが、なんのなんの沿線は結構新興住宅地の様相であった。
小淵沢駅ではラッキーなことに1本/日しかない「明科行き」(松本で乗り換えなし)に乗車し
17時58分無事到着した。昨日の明科駅での駐車代金は2日分で1000円
乗車券を買えば預けられる。但し空きがあればの話だが。

穂高駅にもこの「日割り駐車場」が3月1日から開設され500円/日で4台分、と地方新聞に
掲載があった。因みに穂高駅発着の往復乗車券が必要だそうです
飲んだら乗るなの「代行サービスタクシー」といい「日割り駐車場」といい面白い制度だ。
車が足代わりの、地方ならではの慣習なのだろう

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雪の飯山から小諸へ Part1

22~23日小旅行へ
飯山は静かないい町です。
しかし阿弥陀堂も正受庵も雪と改装のためタクシーでも行けませんでした。
「また来なさい」と宿題を課せられたよう。
写真左:踏み切りから見たホーム
写真右:正面入口の投句箱
     近頃、駅にはよくみかける。俳句をたしなむ人が多いのだろう

駅から徒歩2分の角に、素朴な笹ずし店の「大将陣」がある。
以前は何軒かあったようだが、この近辺ではここだけ。
雁木通りを町歩きをしながら、うなぎの「本多」
たいそう旨い県外からのお客人も多いそうです
本日は白焼き丼を頂きました。お重では分量が多すぎる

たれはさっぱりしょうゆ味。薬味はやっこねぎ、白ゴマ、おろししょうがとわさび。
うなぎは2切れあるので、わさびとしょうがに分けて2通りの味を愉しむ
いやぁ、ごちそうさまでした

ぶらぶら歩くと、本多さん御用達の田中屋酒造の前に着く。銘柄は「水尾」がメイン

無理を言ってラベルを頂きました。お酒のラベルのデザイン、文字、色使いが好きです。
今ではラベルをくれるところも少ない。

時間が余ったがJRの本数がすくないので長野まで戻り、八幡屋礒五郎で七味を買うことにする。
気のせいだと思うが、ここで買うのがいい香りがする。
長野駅前から100円バスで善光寺門前へ。時刻表はないが循環している。
写真左:バスストプ。川中島バスの女性ドライバーの接客がなかなかの高感度だった
写真右:善光寺郵便局の古いデザインと赤い車がベストマッチ

飯山が不完全燃焼だったので小諸へ出ることにした。小諸も静かな町です。
写真左:しなの鉄道の駅舎からしてモダン
写真右:懐古園側とロータリー側の連絡通路は、ガラス面を広くし風景がよく見えるように
なっている。観光スポット写真がひっそりと数点展示してあるだけで、よくあるこれでもかの
観光ポスターがないのはさらに好感度

小諸といえば懐古園が有名ですが、今回は小諸義塾記念館をたずねた。小さな建物で、
移転を繰り返してここに安住。
もともと私塾だが現在は小諸市が管理運営しているせいか受付嬢は愛想がない。
写真左:小諸義塾記念館正面
写真右:その右にある「惜別の歌」の石碑。藤村の詩に曲をつけ昭和19年から盛んに唄われた。
     (再び二木紘三さんのWebサイト歌声喫茶を拝借しました)
     スイッチひとつで石碑から歌を聴くことができます。心静かに聞きましょう

安曇野にも相馬愛蔵(穂高出身、新宿中村屋の創業者)が創立、井口喜源冶が塾頭を務める「研成義塾」があった。
国道R147YAMADA電機から少し西へはいった処

当時の建物はなくひっそりと碑が建っているのみだが、穂高駅前の「井口喜源冶記念館」で当時を偲ぶことができます。
小諸義塾にもどろう。創立者の木村熊二は剛毅な人物だったようだ。明治女学院の創立者でもあり、島崎藤村は、明治女学院で教師をしていた時代があり小諸義塾でも英語と国語の教師であった。明治女学院は相馬愛蔵氏の奥方の出身校でもあります。
明治時代の、貧しいが教育に情熱を燃やした共通の思想をみることができます。
そして藤村は「千曲川スケッチ」を著す。ここにきてやっとかねてより訪ねてみたかった旅館中棚荘が登場します。勿論当時はりんご風呂などないのですが・・・

では「中棚荘」「への道を下ります。駅から徒歩15分


ちょうど昼時なので、温泉の準備中を利用して別館「はりこし亭」へ
重厚な建物は130年前の移築建築です

さてりんご風呂(季節限定)

写真左:石を配した丘を上がる温泉への階段は60段、若者向けだわい。男性風呂までは50段
写真右:浴室と奥に露天風呂

パンフレットの写真では浴槽が大きく見えるが、奥のりんごが浮いている浴槽は
2.5×1.5メートルとやや小ぶり。オンシーズンはおそらく倍サイズでしょう
その日は大小45個のりんごが泳いでいて、一番風呂でもありいい香りがしました。
りんごは毎日入れ替えです
かりんと好きはご当地「依田」の手作りかりんとうを2袋買って駅に向かった。

駅へ向かう道沿いに「シェイクスピア美術館」の看板を発見。
「ウン?」一瞬この地には似合わない気がするが・・・(Part2へ続く)

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栂池自然園へ秋を探しに

10月13日のち
長い曇天と雨天から開放されて、今日は晴れると予報があり、
「栂池自然園」を歩く

まずゴンドラ乗り場にて
ゴンドラ15分+ロープウエイ5分+自然園入園料=3,300円/人
高いなあ、特典を探すと前の婦人がJAF会員安いよ!と教えてくれる。
結局
乗り物往復3,000円が1割引で2,700円
入園料            300円
合計            3,000円(団体割引料金になる)
となりましたが、眺めのよさ、起伏に富んだ3時間のハイキングコースを考えると
安いと思う。

平日にも関わらず大勢のハイカーやカメラマンで大賑わい。
たぶん8~9割が中高年男女(重そうなカメラ背負ってガンバル初老の女性も多い)
荷物の重量割り増し設定料金があるようだが、事業活性化ならJAF割引だけでなく
シニア割引を設定すればいいいのに。

写真左:ゴンドラ内のアナウンスによると、
先端の松ぼっくり鈴なり状態は、昨年の気候不順の影響か、
今年の天候不順の来年への事故防衛か二説あるらしいが、
とにかく10年ぶりの景色だそうです。

写真右:湿地帯の水面に映る木々と雲
そばで撮影中の男性が、きれいに撮れるレクチャーをしてくれた作品

写真左:ダケカンバのおじいさん
写真右:湿地帯にひっそりと小さい赤い実が・・・

道行く人達が、「今年は綺麗じゃない!」「紅葉が遅い」などとつぶやきます
きのうまで雨だったから、今日はまだ寝ぼけているのかもしれない。明日ならきっと!
写真右:雲が上昇してゆくと、別の雲が蟹のように移動してくる
自然園出口近くになって、やっとうっすら見えた子蓮華岳

写真下:帰りのゴンドラ乗り場で窓越し撮影
はるか遠くに、左から「白馬鑓ケ岳」「杓子岳」が見えました。
スタッフの説明では1週間ぶりだそうで、ラッキー

所要時間は標準コースで3~3時間半、標高差200メートルの行程です。
雨天の翌日などは特に、後半はかなりの泥々コースになります
しっかりしたハイキングシューズを履いてお出かけください。

好天ならロープウエイから、遥かかなたに浅間山も見えますよ
早く見つけないと、まもなく手前の山々に遮られてしまいます

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建築現場を離れて、上田市へ

5月末、現場を離れ電車でぶらぶらと上田市へ行きました。

民家のアイディアをもとめて
「北国街道」面影を残す柳町です。

写真左:まずは、瓦と木とアクリルで造った行灯。お店ごとに設置してあり、瓦が何重にも重なったものもありました。
写真右:こちらは現代風なセンスのよい照明器具。アイアンとガラスです。
どっしりとした木造建築に鉄のオブジェはよく似合います。


東京にもある有名なパン屋さん「ルヴァン」の店内
写真左:2階がカフェになっています。窓のそばでパンとほうじ茶で時間を過ごす。
低い梁に麻ひもで結んだ竹が、カーテンレールの役目をしている。薄い生地をかけておくと、さわやかな風に揺れそうです。
写真右:1階のトイレの上にダクトが見えます。後付け工事でしょう。漆喰を塗って隠すことなく
見せています。我が家のダクトにも採用をと考えましたが、もっと分量が多いので却下でした。


バスで足を伸ばして「穀蔵」へも。こちらもパン屋さん。
築200年だそうです。おおきなガラス窓が明るいカフェで焼きたてのチーズたっぷりパンを、紅茶とともにゆっくり頂きました。こちらは、パンの種類ごとに酵母を使い分けているとのことでした。
写真左:壁の一枚だけを色違いになっているのが、めずらしいと思いました。シンプルな部屋なら、応用したいところです。


写真左:チーズパン 食べたのは1個だけです
写真右:北海道産あずきをことこと煮ているアンパン

帰宅途中の小学生が「こんにちは」と元気よく挨拶をしてすれ違ってゆきます。懐かしい光景でした
赤いランドセルは、ラベルがはがれていました。「6年生?」「そうです!」最後まで活躍してほしい
右の男子は正しい田舎の小学生。照れながら撮影に応じてくれました

写真左:ひと駅先の「海野宿」へも行ってみました。平日のためか閑散としており、うだつの立派さだけが印象に残りました。


おまけ
市内を歩いていた時オレンジの物体が目をかすめ驚いていたら、消防署の職員が綱渡りの練習中でした。