メイン通りのあちらこちらではためく幟

まつもと市民芸術館の館長は串田和美(くしだかずよし)氏。芸術監督も兼ねる
父は哲学者で詩人の故串田孫一氏。
映画演劇の世界で俳優・演出家として活躍している人。
2000年に東京・浅草で初演された「平成中村座」の設立メンバーです。
今年は区切りの2010年公演が「佐倉義民傳」。6月に渋谷文化村・シアターコクーンにて。
そして7月2日~8日「信州・まつもと大歌舞伎 佐倉義民傳」となる。
「平成中村座」は江戸時代の芝居小屋である中村座の流れを汲む雰囲気を模した劇場空間であると紹介されている。
引き幕の色は白・柿色・黒」の幕が使われるという。

『(十八代目中村勘三郎の襲名披露公演では白、柿、黒三色の定式幕が使われていました。
この配色は、江戸時代の中村座で使われていたものだそうです。
白布は「幕府から初代勘三郎が賜った生地を使った」という由来があり、
他座ではこの由来に遠慮して白色の生地を使わなかったということです』
これも見どころのひとつだろう
歌舞伎座、 国立劇場などの歌舞伎公演で通常使用される幕の色は「黒・柿色・萌葱色」

うちにある古い市松人形の着物の柄は・・・

松本パルコ6階エレベーター横に置いてある、信州大学学生広報発行の9ページの冊子(フリーペーパーです)

そして「佐倉義民傳」鑑賞の日は7月7日
歌舞伎は元来大衆演劇だったはず。大鹿歌舞伎を鑑賞した時もつくづくそう思った。
今回はちと高くついたが、久しぶりのナマモノ新鮮イベントにいそいそと出かけるつもり。
余談
面白そうない本がありますが、今手元にありません。その一端をうかがい知る参考サイト
大向こうの堀越さん「ほぼ日刊イトイ新聞」から
一番余計な余談
串田孫一と和美氏の信州つながり・・・こうだったのではないかと私感
父の孫一は登山も趣味として持ち、信州の山もいくつか登山している。
長野市の故清水栄一著『信州百名山』のー序によせてーを執筆している。
こんなことから察するに、和美氏も幼いころから信州に親近感があったのではないかな?