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木目透かし彫り展

全国でも珍しい木目透かし彫り作品展・・・見事です。

塩尻市の塩原博文さんの作品展をアートカフェ清雅へ見学に。

まさか彫刻刀でけずっているとも思えないし・・・
数百年の自然が育む天然木の木目を生かし柔らかい部分を抜くらしい。
浮世絵もこのとおり

その製作法の想像がつかないが、簡単に言ってしまえば

サンドブラスト・・・・ダイヤモンドや鉱石の粉末を吹き付ける工法らしい。

古くから墓石や記念碑の文字入れに採用されていた工法を、より細密な粉末や道具、絵師の腕とアイディアにより芸術作品として進化したと思われる。

その他、会場の展示作品から
まずはオーソドックスに衝立

新しい分野で、ショパンの譜面。
ショパンは今年で生誕200年。楽譜がこんな形で後世に残るとは想像もつかなかったことだろう

岡山県の詩人とのコラボレーション
お子さんの誕生記念に、還暦のお祝いになど、名前の文字を入れた創作詩を塩原さんが彫る

ガラス製品もある

うまく説明できないなぁ
偶然作家さんの来展に居合わせたが、たいそう立派で穏やかな紳士と打ち合わせ中。
残念ながら詳しいお話は聞けなかった。

長時間の面談が飛躍の架け橋だといいのにね。

塩原博文さんのホームページを見ると作品の木目を綺麗に見ることが出来ます。

どうも私の大雑把な性格では見てるだけで目がまわりそう。

3月19日まで、月曜日は休館
豊科の県立こども病院北「アートカフェ清雅」で開催中
電話:0263-72-3982

北斎の浮世絵作品は小布施の北斎館にも展示されている。
2度訪ねているが、気づかなかったなぁ

余談
「3月20日からの写真展も素晴らしいよ」と、居合わせたカフェのお客さんから聞きました。

21日(日)は南風のサロンコンサート
ショパンの作品も・・・・きっとあるでしょう

4 thoughts on “木目透かし彫り展

  1. 木の作品
    木で作る作品はどれも好きですね。
    実物を見てみたいです。
    将来、焼き絵をしてみたいとバーニングペンを買ったのですが・・・持ってるだけで・・。

  2. サンドブラスト
    すごい芸術ですね、サンドブラスト技術で繊細な絵画を創り出すなんて。
    それにしても、蔵くらさん{サンドブラスト}をよっくご存知ですね。
    けいは工学関係でしたので、金属の表面処理技術としてのサンドブラストは知っていました。だけど、使うのは普通の砂だったり、金属の粉によるものでした。ダイヤモンドを使用するとは驚いた。
    絵の部分がへッコンでるんですか、それともバックが削られてるんですか。

  3. 焼き絵
    こどものころ、かまぼこ板にごくごく簡単な焼き絵をしたことがあったような記憶が・・・。
    もっと進化したものなのでしょうね。
    熊野古道シリーズっていうのはいかがでしょう?

  4. サンドブラスト
    そもそもこの展覧会のタイトルは「サンドブラスト展」でした。
    バックの横線や縦線で年輪を残し絵が浮き出ていると思います。
    見ても聞いてもその精巧さをお伝えできなのが残念です。
    次の来信の折には、作家さんの工房か小布施の北斎館に行きましょうよ。
    購入するには、私には高価すぎて・・・・

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