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南イタリア 遺跡「神殿の谷」

シチリア島は地中海の要衝だったため、さまざまな文化をないまぜに林立している。

アラブ、ビザンチン、ノルマン、ギリシャ、ローマ帝国の繁栄と世界史をぐるぐる
思い出すが、あれやこれや盛りだくさん。
ガイドの女性はローマ在住の日本人。すらすら年代や遺跡群の説明をする。
仕事だから当然だけど、聞いているほうはそうそう覚えていない。

アグリジェントにある古代ギリシャの「神殿の谷」遺跡群
画像以外にもっとたくさんある。
ギリシャ人はなんでまぁこんなにたくさんの神殿を造ったのだろう?
建造にかかわる人員を想像するに、すでにかなりの人口がいたのだろう。

神殿を囲う壁の崩れた間から遠く地中海が見える

テレビなど映像で見る機会の多いコンコルディア神殿

駐車場から一番近くに見える8本の円柱。最古で紀元前520年くらい建造とされているが、
復元されたものとガイドブックには書いてある

樹齢1000年かといわれるアーモンドの樹(屋久杉に樹齢1000年があるから驚かないが)

遺跡級の巨大サボテン(赤い美はイチジクのような味がするそうです)
サボテンは今後あちらこちらで見かける

神殿の谷・・・確かに。遠くの丘上には脈々と続く人々の生活がある