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遅ればせの日本百名山

中高年登山を支えるといってもいいくらい人気の「百名山」
石川県出身の深田久弥が、あまたの山を登り尽くした中から百座を選び著したのが「日本百名山」
1964年、新潮社発行。

図書館で借りた本は新装版 1991年発行 定価3000円 427ページ 重量680グラム

あの山行ったこの山登ったではなく、観察眼と文章表現がまことに詩情溢れる。

今さら百座を登れないが、一度目を通しておきたかった。
深田久弥の選定の条件は3点。(後記から抜粋)

品格があること。ひとにあるように、山格があること
山には歴史があり、昔から人間と深いかかわりを持っていること
個性がある。他になく、その山だけがそなえている独自の個性を持っていること。

時代が降り格段にアクセスが充実し、山小屋の増加が中高年登山に拍車をかけたと想像できる。

私の中に百名山の思い出は少ない。
大阪にいた頃、あるスポーツ店にあった特大ポスターは雨飾山。
当時山には全く馴染みはなかったが、とにかく目が釘付けになった記憶がある。

過日寄った小谷方面の産直品販売兼食堂の壁に、同じポスターが貼ってあった。
懐かしかっただけでなく、
「そこに写っている山女は私」というお店の人の話に、当然盛り上がった。

来年の目標は安曇野からも見える白馬三山と、雨飾山を登りたい・・・

余談
山梨県の茅ノ岳は深田久弥終焉の地だ。
百名山には登場しない。

機会があれば登ってみたい。

2 thoughts on “遅ればせの日本百名山

  1. 雨飾山
    雨飾山は今頃がベストシーズンです。安曇野からは日帰りコース。中腹のキャンプ場から往復6時間みれば十分。危険なところはありません。

  2. Unknown
    こんばんは。ネットで検索しましたが、私の登山歴では、6時間は無理そうです。
    きっと紅葉が綺麗なんでしょうね。
    平日でも登山客は多いようで、う~んそそられます。

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