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木工造作  2階の巻

5月23日
日を追って木工工事が進みます
2階ではまず蔵の間にあっと驚く仕掛けが・・・・。窓の下に赤松の板壁を貼っています。

写真下左:当時の板の裏面  右:オイル塗装して磨いた表面


この板は厚さ4センチもあり、当時(明治35年の蔵で)使用していた古材である。
大きさもそのままはめ込んでいる。
下から積み上げて最後の一枚をはめ込む瞬間が、息をのむ手際です。
写真下左:大工の原口さんは最後の微調整。東と北の窓の下に設置されました。お見事!
30才若ければきっと大工志願したくなるだろう

夫のデスクを作り付ける

当初の図面では、現在使用中のデスク(次男の勉強机)を置く予定でした。
古材ボードの写真をメールで送ったところ、あまりのミラクルな趣に机を置かないことに決定。
ごみを出さない約束で移住の準備をすすめているというのに・・・。嬉しいとほほほ
小林棟梁の細工は流々、原口さんの作業は完璧。


柱にかませたボードの角はアールをつけ、下部には同じ材(杉の無垢)で支えを、そして
デスク左奥にはパソコン、プリンタ、電気スタンドなどのコードを差し込む穴を空けています。
目を離したスキに穴の形がひょうたんになっていました。
原口さんも私と一緒に遊んでいます。 写真下右:足元には小さな棚があり、後日支え材がつきます

来客用洗面トイレ
鏡に向かって左手にボックスが出来ました。棚が可動式になっています。面白い鏡を見つけてありますので、
お楽しみに!
写真右:小ぶりのカウンターです。ここのスペースは比較的広いので、いま流行のパウダールーム的に使えると
期待しているところです。
椅子なんか置いちゃったりして・・・・

2階納戸は蔵の間に続いている。
現在使用中の衣装ケースもタンスも押入れタンス(一時期流行したあれです)も有効活用し、なおかつ来客用寝具をシンプルに収める。留守を守る大阪の夫が精密な図面を送ってきたおかげで、無駄のない納戸となった。


6月22日 2階の木工工事が終わりました