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バウムクーヘンと近江八幡

高校の同窓会やら老母のご機嫌伺いに大阪へ。
足を伸ばし近江八幡へ立ち寄った。以前から気になっていた”たねや”と”日牟禮ビレッジ”

和菓子のたねやは創業130年、洋菓子のClub Harieは55年だそうだ。
近江商人の商い哲学を前面に・全面的に実践する企業ですが、よく知っていたのはバウムクーヘン!
天下一品のClub Harieバウムクーヘンの出来立てほやほやがカフェで頂ける。行列覚悟だというので前泊して臨んだが平日のためか問題なし。うぅ美味しかったです。しっとりまろやか
ぱくついて写真撮るのを忘れた
飾り立てないごく自然な庭園。設計家ヴォーリズゆかりの個室を時間借り(有料)できます。お見合い、内輪の誕生会、おばあさんの喜寿祝いなどなど利用法さまざま。もちろん勝負デートにも

日牟禮ビレッジの31日の玄関

バウムクーヘンを焼いている。ここで生まれたばかりをカフェで頂くのだ(はやいもの勝ち)
写真右はカッター台。この色と模様がパッケージそっくり(ここで購入は近江八幡デザイン仕様だが)

和菓子のたねやは向い側
2階で蒸せいろ(栗おこわ)を頂く。右の6鉢はどれも地元食材の珍しい品々。赤こんにゃくと麩がいい。
麩の専門店が地図にありました

街中を歩く 


新屋公民館の壁に似ている。漆喰と杉板(たぶん)
           

この家の屋根瓦重たそうでしょう。理由は後で判明します

私の近江八幡の知名度は近江商人、近江兄弟社のメンソレータム(現メンターム)バウムクーヘンの古里くらいだが、いやいや歴史と文化の詰まった町で、道路が碁盤の目のように整った小ぶりの京都市内を思わせる

欅ほかうっそうとした木々に囲まれた日牟禮神社、八幡堀(水路)沿いには江戸・明治時代の瓦製造所が建ちならんでおり、水路は運搬用だった
道理で各家が水路に続く階段をもっている
ここはTVや映画の撮影に利用されることが多く、この日も時代劇を撮影中。なんか軽っぽいなぁと橋の上で見ていたら、そばにいたスタッフの一人が「時代劇なんやからもっとしっかりせな、重みが足らん」と小さい声でぶつくさ。「ほんまや!」と相槌は打たなかったけど・・・・
来年正月の時代劇スペシャルだって。どんな仕上がりになっているのやら?

かわらミュージアムに隣接した工房では、瓦の粘土教室があり型を使ったり、オリジナルなど楽しそうだ
写真左:瓦づくしの庭      写真右:これは・・・自転車置き場

近江商人の豪華なお屋敷が残っており、散策コースになっている

ヴォーリズ設計の屋敷や公共施設など見るべきものが多い。ヴォーリズの文字にどこかで?   
軽井沢でもいくつか設計しています

古い神社の屋根瓦も鬼瓦もこれでもか!というほど立派でした
穂高のような、険しい山あり広がりのある平野ではないが、文化・歴史・景観豊かな町です
流しのタクシーは無いから、帰路に利用する場合は近所の店や白雲館観光センターで呼んでもらえます

 日牟禮神社前の白雲館
明治10年建造の学校を1階観光センター2階ギャラリーとして使っている

 ヴォーリズの設計ではないが60年前の教会も秀逸
(Hニューオウミ前)

2 thoughts on “バウムクーヘンと近江八幡

  1. 是非!
    お天気と相談ですがお出かけになってください。資料館やヴォーリズ記念館、郵便局などきっとお気に召すと思います。駅1階の観光センターに立ち寄る時は古い資料ですが、2004年2月2日発行のヴォーリズ特集の冊子(?円)も読み応えあります。

    くれぐれもご家族へのお土産バウムクーヘンもお忘れなく。行ったことがバレて手ぶらだとひどい目に遭いますぞ

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