岩魚留小屋から徳本峠小屋まで4.4キロ
小屋の標高は1260m。
徳本峠小屋は2140m。
標高差900mを歩くんだ。
資料では岩場道ではないが丸太橋や板橋を渡る場面が多いとある。
必至で歩いていたので、とにかく写真が少ない
栃の実

くねくねとS字カーブをひたすらあるく。同じような景色の連続だった。
ひと休みの回数が多くなる。
途中の木橋は、ずいぶん補修・架け替えされているのがわかりました。

峠まであと1.8キロ

青空が大きくなってきた。頂上は近いぞ!

翌朝の写真だが昨日、中央に見える道を上がってきてここ頂上に到着。

結局島々登山口から8時間歩いて来たことになる。
夕食前のベンチで、岩魚留小屋であったご夫婦と再会。
彼らはテント泊なので、この後夕食の準備が始まる。
その隙間に、なんと濃厚な会話がはずんだことか!。
忘れられない思い出になりました。
彼はロッククライミングもされるほどのクライマー。
海外登山の話しから、私が「インド・ラダックでハイキング並みだけど歩きました」。
彼らも登山ではないが新婚旅行にラダックへ行きました、という。
レー在住の旅行社でお世話になったHidden Himalaya上甲さんの話に及び、
もう懐かしくて泣けそうでした。
こんなのどかな山小屋の庭先で『ラダック!』
大盛り上がり。
まもなくそれぞれの支度へ離れました。
寂しかったのは、今回も是非お会いしたかった高山さんが徳本峠小屋では会えなかったこと。
上高地の明神「嘉門次小屋」へ非常勤でお仕事をされているとのことでした。
1組のふとんにゆったり、気持ちよい眠りにつきました。