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愉快な俳人

由緒ただしい俳人 松尾芭蕉
アウトロー的俳人 小林一茶
どちらに馴染みますか?
友人は最近芭蕉に関心をもち、俳句入門に踏み出したそうです。
私はどうも一茶のほうが性格に合っているかもしれないと考えていたら、
面白い俳人、俳諧研究家が穂高にやってくるというので、以下講演に参加した報告。

講師 マブソン青眼(男性) 本名ローラン・マブソン
フランス人で日本語で作句する博士、長野市在住。
ぶっちゃけるとめちゃ面白い講義だった。外国人だから手振り身振り豊か、引き込まれ
聞いているうちに持ち時間の1時間20分が終了した。

夢破れ田舎に戻り、笑いを含んだ小動物や子どもや自然を描く一茶を研究している人でした。
《花野ゆく 犬のしつけは フランス語》 青眼
《朧月 故郷なければ どこも旅》    一茶

注目の著書および連載の紹介
「アラビア夜話」ブルーの和紙のような表紙に和とじの本
角川書店の月刊誌『俳句』に連載中の「青眼句日記」が今後単行本に刊行予定
「詩としての俳諧、俳諧としての詩」研究書で難しそう
「一茶と句碑」楽しめそうな本
雑誌「KURA」(信州の地域情報誌)俳句講座連載中

選別俳句集・短編小説集ほか。興味のある方はどうぞ!

「青眼」さんの瞳はグリ-ン。
「白眼視」⇔ 青眼(「訪れた人を歓迎する気持ちを表す眼」が根拠の俳号)と説明があった
当日印象に残った言葉
「旅する人間は上下関係を固定したものとして考えない」 S・ドールズ

3 thoughts on “愉快な俳人

  1. 青眼流
    〇次の旅 空を見上げし 飛行雲

    〇大寒に 寒さ以上に 君思う

  2. 青眼流 2
    〇コメントが とあるトキメキ かきたてる

    〇昼下がり 我ミルクテイ 至福哉

  3. ひょっとして
    青眼俳句道場(?)をご存知ですか?
    長野門前プラザで教室を開講しているそうですが、”3句持参”にひるんでしまいました(笑)勿論交通費にも・・・・・
    ○コメントが~~~は、心情をつかまれてウウウ・・・

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