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ポリープ君

いよいよS字結腸のポリープ切除日がきました。
【1】準備
15日 自宅で夜8時に下剤を飲む
【16日】 
入院1日目の朝
午前中2時間かけて飲む美味しくない液体2リットルで下剤をかけ、腸を空っぽにします。
病室は北アルプスが真前に見える角部屋ですが、曇天と電線が邪魔だ。
常念岳は大きな木の真ん中あたり。
あら?先日見学した古民家教会が目前にありました。

16日午後2時 さあ切除始まる
カッターを差し入れる場所が場所だから、へんてこな衣類、つまり先生が扱いやすい手術服に着替える。
点滴を注入している腕に麻酔薬を入れたとたんバタンキュー・・・
何にも記憶にありません。聞けば30分で終了

目が覚めたのは病室へ向う車椅子の上。即組織検査にまわされたので、ポリープ君に対面出来なかったのは残念だった。1個だったそうで、発見時から増減なし。
トイレ以外安静でベッドの上。痛いわけでも苦しいこともなし

【17日】
朝 点滴外れる
とたんにお腹が減ってかなわない。レントゲン検査と診察の結果異常なしで歩行OKとなる

昼食が待ち遠しい。やっと来たぞ

  ん?流動食
おもゆ ポカリスエット100ccとやや暖かい牛乳200ccくらい
 
夕食 

3分粥 暖かいやっこ豆腐 マッシュかぼちゃ 細かく刻んだほうれん草

21時の消灯とともにバタンキュー

【18日】 
午前3時半に目が覚めるも、なにも出来ずに又ぐっすり眠る。よく寝るなぁ
3日目の朝食は写真撮影忘れ
5分粥 小松菜の薄しょうゆ和え さわらのうす塩焼き 味噌汁 缶詰みかん5個
午前中は本読んだりMD聞いて過ごす。
話の種にシャワーを浴び、シャンプーもする。一人用個室で気持がよかった。家庭風呂のような設備もあるが見学せず。

昼食も撮影忘れ。お腹がすくので来るとすぐ箸をつけてしまう。
メニューは
7分粥 味噌汁 鶏肉と野菜の煮物 牛乳200ml きゅうりとカニかまぼこと大根の薄酢の物

午後1時にはさっさと退院。病室から見える有明山を目指し自分で運転して帰宅した。車も2泊3日である

3日目の食事は自宅でも作れるから。出血がなければ2日間で帰れると思う。
さらに安静に休養できる環境と送迎者がいれば、午前中の手術で日帰り切除は可能だと思った。
実際同室の同年代の女性が、松本市内と豊科に1日入院で施術する病院があると教えてくれました。

■先生との問答
①出来る原因は
特になし。顔や手に出来るイボが腸に出来たようなもの。
しいて言えば肉食の人。だが菜食主義者にも患者はいます・・・
②クセになるのか?
そういう体質だから出来る可能性は高い。2年に一度くらい検査したほうが良いでしょう
③胃のポリープもこの方法で手術できるのですか?
同じです。鼻か口から通すのかなぁ?
④点滴の箇所が赤くはれたのは?
私は血管が細くて、看護師さんが苦労して刺してくれたので聞くと、
たまに炎症を起こす人がいます。湿布で治ります。ペタンと貼っている
※今もやや硬く腫れて痛みがあります。血管が詰まる病気に要注意かな?
⑤癌化してないとは思うけど、検査結果は?
2週間ほどで電話でお知らせします。

こんな調子で、お産以来初めての入院体験は終了。
中国・四川大地震の直後であり、あまりお腹がすいたすいたと大きな声で言いにくい中、無事におわりました。

8 thoughts on “ポリープ君

  1. よかった
    無事に終わって何よりです。入院中も写真撮影をするとは・・・素晴らしい。その地点で病気に勝ってますね。感心感心。

  2. グー
    お休みとはこのことだったんだ。私は他の事を考えていた・・・。無事の御帰還おめでとう。

  3. 応援メールのおかげ
    路進さん、ありがとうございました。終わってみれば「な~んや、あっけな!」ですが・・・・
    この病院ではこの手の需要が多いらしくて、談話室を病室にしており、機器類はいっさいないのでケータイが使えました。
    広い部屋に2人。つまり1週間に4名づつのローテンションなんでしょうね。昔なら癌に進行してゆくゆく亡くなるのでしょうが、予防医学の成果ですね。こうして長生きして、息子や孫の世代に負担をかけてゆくのはちょっと辛いところもあります。

  4. 他の事って?
    何でしょうね。
    Takaoさんありがとうございます。60を過ぎればどっかこっか故障がでてきますよね。だから毎日を有意義に過ごさねばいけませんね。
    腹八分目の食事と適度な運動、特に歩くのは良いそうです。元気に写真撮って楽しませてくださいね。そして格安旅行に出かけてリフレッシュしましょう。

  5. Unknown
    「休み」と言うから、てっきり、また外国旅行かと思っていました。
    ポリープの切除、簡単に済んでよかった。
    毎日取材、ブログ発行の毎日で知らず知らずの間に溜まっていた疲れが取れて、かえってよかった。

  6. 医療技術の進歩
    K.Kさんありがとうございます。その後お元気でいらっしゃいますか?
    七転八倒の見苦しい結果なら黙っていようと思っていたのですが、私でも穏やかに終了できたので掲載しました。「もし発見しても怖くないで~」の感想をこめて・・・・。
    これが悪性だったらこんな暢気なことは言ってられませんでした

  7. お大事にね!
    どこかへ旅行にお出かけかと思っていたら、そういうお出かけだったのね!
    お元気そうで、まずは安心!!

    昨年、鼻からカメラを通して胃の検査を受けましたが、それだけでもハラハラドキドキ物でしたよ!
    蔵くらさんは偉い!!!

  8. 鈍感?
    rose cottageさん。
    検査の時も麻酔が効きすぎて、終了後しばらく待っていただき揺り起こされて・・・ただ鈍感なだけです。
    しかし入り口が鼻と肛門では、その緊張感はダントツ違うでしょうね。
    術後1ケ月くらいは軽い食事制限があります。幸か不幸か体重が減りました(笑)

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