旧坂井村、新設合併の現筑北村へは我が家から遠くはない
標高930mの修那羅(しょなら)峠の安宮神社境内の木立の中に、八百余体の素朴でデザインばらばら、自由闊達な石仏が並んでいる。
この鳥居をくぐると

裏山に並ぶ石仏群

地元の民衆が奉納した石仏たちで思わず笑みがこぼれる。
石が柔らかいのだろう、素人や家族が彫ったと思しき仏たち
あっ知ってるおじさんの顔だ

畑で見かけるおばちゃんの顔も

コケの衣を着て

母子だろうか

変わったデザインのしなやかな石像

左:帽子を被り
右:なんか怒ってるみたい
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大きな根が石を抱き込んだ?図
その祠の中に石仏。
ボケているが上部の穴の中(黄色の文字で”←ここに”と細工したが薄くて読めない・・・トホホ)
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巨大な石の欠け落ちた隙間にも鎮座する

その他千手観音や不動明王や馬頭観音も並ぶ
阿修羅さまでなくても、十分心が躍ります
安宮神社は古くから地元村民に信仰され、神も仏もおわす山の神社である





和み
こんなほほえましい石仏は始めて見ました。きっと、優しい顔をしながら彫ったのでしょうね。
里山
村人の信仰篤い里山には、これほど多くなくてもほほえましい石仏に会うことが多いです。
ちょっと趣は違いますが京都では、あだし野念仏寺に見られますね。