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念願の雨飾山へ

大阪のあるスポーツ店のポスターを見てから数十年。
まさか長野県小谷村にあったなんて・・・・雨飾山。

2010年5月、下見がてらに登山口まで
2010年10月、一人で登山して笹平までの往復に8時間もかかった。

3度目の正直は、スイスでご一緒だったベテランTさんにお世話になり完登できた。

実は24日は有明山登山の計画があった。
しかし下見に行った有明荘で伺うと、熊出没情報があり行くのはどうかなぁとアドバイスされた。

では雨飾山に切り替えましょうとあいなり、Tさんも初めてとのことだった。

さて午前4時に穂高を出発、ようやく明るくなってきた6時から登り始めた。
予習が済んでるはずの私が、Tさんを追い掛ける格好でトホホである。

とにかく急登と木の根っこと岩だらけで、雨飾なんぞと綺麗な名前に騙された感じです。

しばらくは木道と平坦な地道。

ブナ平も平穏

途中はしごが2ケ所

日本海が見えるはずだが

頂上を眺める笹平へは9時13分に到着。
前回はここでダウン、無念の下山だった・・・懐かしい

標識には頂上までは40分と書いてあるが、頂上手前が急登らしいので1時間と見積もる。、

いざ出発!。紅葉はまだまだ

10時20分着 やはり4時間は切れませんでした。
思わず握手!

双耳峰のお地蔵様を拝見しなければ、ぎりぎり4時間だったのね、きっと
細かいことにこだわらないの!

「北アルプス側です」と数分後に到着の陽気な女性。白馬岳や杓子岳や白馬鑓、唐松岳と説明が続く。

残る念願登山は白馬鑓ケ岳だから『お~』と嬉しいため息が出る。

さらに反対側を向き、「笹平から登ってきた低樹林帯の登山道が女性の横顔に見えるでしょ」と教えていただく。

なるほど地上絵の如し

さぁ、もと来た岩だらけのあの道を下るんだ・・・・・ふぅ

午後2時半登山口に到着。
念願の雨飾山 8時間半の行程だった。Tさん一人なら7時間でこなせたと思うと申し訳なく思う。

ジムニーを走らせ途中の野天風呂「小谷温泉」を案内する。
ブナ林を眼前に、岩造りの湯船と水道ホースと簡単な脱衣棚があるだけの露天風呂です。

当日は撮影出来なかったので、2007年秋の自作ブログから転用画像

当日は定休日だったが、お気に入りの「そば・蛍」へも立ち寄り案内し

「白馬道の駅」で”チチヤス ソルティヨーグルト風味 炭酸ソーダ500ml”を一気飲み。

午後5時すぎ、無事穂高へ帰還。

達成感満載の感謝です。Tさん、ありがとうございました。

この日を忘れない!

余談
スイスでご一緒だった長野市の女性が「栂池から白馬鑓ケ岳へ登るのが長年の夢なんです」と。
折り合えば是非!と約束が出来ている。
この年になれば、お互い心配な家族を抱えているので ”折り合えばね”

約束の枕詞である。

4 thoughts on “念願の雨飾山へ

  1. 登山
    晴天の秋晴れが続きましたが、そろそろおしまい?
    雨飾山の名前はよく聞きます。
    お天気を見計らって、日帰りで行けるのはやはり地元在住の特権ですね。
    もちろん、同行者がうまく見つかるかというのがいちばんです。

  2. Unknown
    ひらりんさん、最近いくつか登山をしておられますね。

    若い頃はなんもしていなかったので技術レベルが違いすぎて、親切で気の長いベテランを見つけるのは大変です。

    北アルプスでも遭難者は断然県外の方が多いです。
    せっかく遠方から来られると・・・気持ちは分かります。

    里山でも・・・というのも、実は考えが甘いそうで、整備不完全なことが多く、要注意と言われています。

  3. Unknown
    蔵くらさん、こんばんは
    ついにやったね~ 登頂おめでとう。
    秋晴れの良い日に登頂で来て、良い思い出になったことと思います。

    白馬鑓ケ岳も挑戦してみてください。

  4. 栂池コース
    さだやんさんありがとうございます。
    白馬三山コースに劣らず、こちらも魅力的だそうですね。
    体力気力を落とさないように、日頃の訓練に励みますね。

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