仙台を出て、もうかなり以前に下車した駅へ
懐かしい~という感慨もないほど前で・・・・・
JR仙石線が松島海岸駅の次、高城町駅まで開通している。以北へは代行バスとなる。

海が見えるトンネルの向こうが仙台方面
海岸に近い駅なので、3.11の津波が押し寄せた跡もさぞかしと思ったが、
一見それほどではないようだが・・・

店番の男性がおられたので、尋ねてみた

ここまで水がきました。と柱の赤いテープを指し示す。1.5mくらい。

「前に島があるのでこれですんだよ」
当日撮影のアルバムを見せていただく。
築40年だがしっかりした造りの家屋なので、倒壊はなかったが、屋内の散乱は目を覆うばかり。
親からの言い伝え通り、津波がきたら玄関引き戸を両手いっぱいに開けてふんばり
水を入れたそうだ。
今はすっかり補修が済み、柱が生き証人。
この地区では死傷者は出なかったそうだ。廃屋や広い更地も見なかった。

海岸公園内の松や芝生は所どころ痛み、昔食事した牡蠣船はなかった。


山手へ向かい紅葉と

大きな一枚岩。
手前に、台湾の親日家で李登輝元総統の「平成19年6月 奥の細道探訪記念碑」がある。

子どもの頃耳にしたお名前だ。震災後に届いた手紙をサイトで読んだ
慌ただしい日程で、内陸部の被災現場は訪問できなかったのが、心残りの旅でした。
しかし観光バス客やリュック青年が見受けられ、
また土産店ではちょっと賑わいがあり、忘れられていない実感があった。
阿部蒲鉾店の一番オードソックスな笹かま
「千代」

震災後
塩害でやられた松や芝生も頑張って生きようとしてるんですね。
何処だったか?一本だけ残った松は復活したんでしょうかね?見に行ってみたい。
奇跡の一本松
岩手県陸前高田市の名所「高田松原」ですね。
最近また枯れ始めているとニュースで見ました。
立ち直るといいですね。
震災前に拾った松ぼっくりから取った種が、芽吹いてるそうですよ。
蘇る松
やはり現地へ出向き自分の目で見なくては解らないことも多いでしょうね。小島に点在する黒松は潮風には強いと思っていたけど。塩水に長時間浸かるのは・・・。でもこの枯れ方は、蘇る。なぜなら下から枯れているから。
Unknown
松は、下から枯れている場合は蘇ることができるのですか!
陸前高田の松はたった1本残っただけで、それも今朝のニュースで、再起は難しいと話していました。
地元にとっては、我々の想像を超えたとても大切な松なんでしょうね。
蘇れ
普通木々の自然枯損は一番高いところまで水分等を上げる力が無くなるため上から枯れる。この松は下が塩害で焼けたと思い蘇ると・・・自論です。あしからず。
Unknown
路進さん、自論は正しいですよ。
我が家の貧相な松を見上げると、下から2/3は枝が落ちて葉もありませんが、上の1/3にはふらふらと枝と葉が揺れています。
塩分を含んだ水の上がり方が気になりますが、この時期までもっているので、大丈夫なのかもしれませんね、