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死に時


雪が積もり、寒さが増し、晴天が続いた夜・・・・

そして翌朝、車のライトを接写。
雪の結晶がガラスにはりついていた

良寛さんは『死ぬ時節には死ぬがよく候』という

老人医療の充実ぶりは確かに歓迎できることである

一昔前ならもう人生を終えているであろう年齢層が非常に元気だ。元気すぎる
先進医療技術は目覚ましい、と最近よく耳にするようになった

好きなだけお酒を飲みごちそうを食べて59歳で亡くなった父
長生きし過ぎたねぇ・・・といいながら気ままな一人暮らしの母は、まもなく米寿
死期を選べないとはいえ、私ならどちらが幸せなんだろう?

私が移住を決めた時82歳だった母は「そう、よかったね」というだけで、
「私はどうなるの?」なんぞ非難めいたことは言わず「一緒に信州へは行かないよ」と強気の姿勢。

もともと一人遊びが出来、構われることが好きでない性格のおかげか、娘孝行ではある。
一人で居るのに飽きたとでもいい始めたら、考えることにしよう

我が家へは1度来たきり。その後誘っても来ようとしない。
理由を聞くと、以前来た時車窓から『熊出没注意!』の張り紙を見たこと、冬の天気予報に長野=大雪マークをテレビや新聞で見る度に、クワバラクワバラと思うらしい。
『熊出没注意!』は「見かけた」と通報すると張り紙がでるらしい。一度貼るとずっと掲げたままである。
もちろん冬でも

彼女の意志を尊重し、そっとこのままにしておこう

私自身は、75歳でご機嫌なうちに逝きたいとおもっている
少子傾向と高齢社会(いまでは高齢化社会とは言わない)がこのまま進めば、国は壊れるのではないか?
老人による殺人事件は哀しい
生活破綻からくるイライラのはけ口の幼児虐待はもっとも哀しい

高額な先進医療技術は、若い人々にこそ活かされたい

10 thoughts on “死に時

  1. 考えは同じ!
    けいも最近、蔵くらさんと同じようなことを考えます。けいの場合は70才までで、良いと思っていましたが、なんと、数えで、もう来てしまいました。
    人が100億人おれば、100億人とも、おぎゃーと生まれた日から、1日づつ死に近づいています。だけど、その日がいつかは、人により、、誰にもわかりません。
    その日その日を大切に生きて行きたいものです。
    その為には、何より、健康であることが大切だと、つくずく思います。
    中途半端に充実した老人医療、不備な医療施設にお世話にならずに済めば良いのですが。こればかりは。

  2. 健康寿命
    長生きしても寝たきりでは意味がないですね。
    寝たきり老人を除いた健康寿命の平均は70歳台とか・・。
    最近、血圧を下げる薬を飲み始めて、このまま毎日飲まなければならないのかと思うと・・。
    味噌汁やラーメンを食べなくなったり、ナンダカンダいっても早く死にたくない自分がいます。

  3. 同感です!
    うんうんと頷きながら読んでいました。
    私は72、還暦になったときもう一回りと考えました。思うようにはいかないけれど・・・それまでは力を抜かず精一杯楽しみたいものです。家事も67で引退!と勝手に決め、その後は不良ばばを貫くつもり。
    まあそのためにも元気でいたいものです。

  4. Unknown
    けいさん
    「おぎゃーと生まれた日から、1日づつ死に近づいています」
    大正解ですね。このあとは天命でしょう。
    あっぱれなお父上の人生でしたね。

  5. Unknown
    はぐれ雲さん、「健康寿命の平均は70歳台とか・・」
    びっくりですね。最近は延命装置についてはずいぶん意識改革されてきたように聞いています。
    一方で、頑張る姿から、周囲が元気を頂くという説があるそうですが、現実にはそうかなぁ?と思っています。
    家族には私の意志を伝えてありますが、実際その場になると彼らはどうするでしょうね。

  6. へこみました
    zarloさん
    ご同輩とお見かけしておりましたのでびっくりです。
    人はその人が生きてきたように、死のありようを迎えると聞いたことがあります。
    ここ数日実家に滞在しておりましたが、88歳の母のほうが私より記憶力が達者で、生活の知恵を十分発揮して生きておりました。
    しっかりしなさいよ!バイバイと言いながらこの世を終えそうです(笑)

  7. 多分ご同輩!
    どう見えました??
    現在62歳、団塊世代の元働き者です。
    後10年後の72を死に時と勝手に決めています。そして完全にグレルまであと5年。
    50になった時遺言状と倒れた時の覚書を書きました。ちまちまこまめな戦後ネズミのA型です。
    まあ思いどうりにはいかないでしょうけれど・・・

  8. ご同輩!
    もろ直近!
    これで「おさらば」と思う出来事がありました。

    人の最後なんて、こんなものかもしれへん?

    けど、このまま「おさらば」は、なんか悔しい!

    そう思う毎日です。

  9. 老母の心配は正しい!
    zarloさん
    大変失礼いたしました。勘違いしていますね。

    私は3月で66歳です。35歳の時、私の人生70年と決め折返しました。
    65歳になった時「ありゃ後5年かぁ」そこで惜しくなって5年下駄をはかせ75歳まで、と延長しました。
    どうも信念に節操がないようで・・・

  10. Unknown
    rose.cottageさん
    辛いですね。
    人生設計を準備している人ほど長生きするのよね~とため息ついた人がいました。
    あんなに元気だった人が突然に・・・寂しい話ですね。

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